ゲーム概要
ロックスター・ゲームスより2013年10月10日にプレイステーション3用ソフトとして発売されたオープンワールドゲーム。新たな挑戦が多数盛り込まれ、シリーズはさらなる高みへと昇華。大都市ロサントスと郊外のブレイン郡という景観や雰囲気が異なる2つのエリアが舞台。シリーズ史上最大規模の世界、豊富なコンテンツ、3人の主人公、新形式のミッション、オンラインプレイという5つのポイントを軸にした作品となる。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2025年1月2日
グランド・セフト・オート5
『グランド・セフト・オート5』は、オープンワールドゲームの新たな高みに達した作品です。本作では、大都市ロサントスと郊外のブレイン郡という異なる景観や雰囲気を持つ2つのエリアが舞台となっています。それぞれのエリアにはリアルで美しい街並みや個性的な集落があり、プレイヤーはその広大な世界で自由に冒険を楽しむことができます。グラフィックの進化も目覚ましく、景観の作り込みや世界観の表現が非常に高く評価されている作品です。
このゲームの中心には3人の主人公が登場し、それぞれの物語が交錯することでプレイヤーに多層的なストーリー体験を提供してくれます。ミッションの形式も新しく刷新されており、従来の繰り返し感を払拭する工夫がなされています。さらに、オープンワールドならではの自由なプレイスタイルを楽しむことができ、ユニークなキャラクターやエピソードが豊富に用意されている点も好評です。
また、オンラインプレイの要素も充実しており、他プレイヤーとの協力や対戦、カスタマイズ可能なキャラクターなど、無限の可能性が広がっています。オンラインの箱庭のような広大な世界で、自分だけの体験を作り上げることができるため、非常に高い自由度が魅力的です。
このゲームは、広大で美しい世界観、個性的なキャラクターたち、多様なゲームプレイ要素を兼ね備えた究極のオープンワールドゲームです。自由なプレイスタイルや没入感のあるストーリーを楽しみたい方には、ぜひおすすめしたい一作です。この壮大な冒険の世界で、自分だけの物語を紡いでみてください。 -
ジーティン
★★★★★ 5.0
投稿日:2025年1月2日
新たな挑戦が多数盛り込まれ、シリーズはさらなる高みへと昇華
本作は、オープンワールドゲームの金字塔ともいえるシリーズがさらなる高みに到達した作品である。本作は、ロサントスという大都市と、郊外のブレイン郡という対照的な2つのエリアを舞台にしており、異なる景観や雰囲気がプレイヤーを多彩な冒険へと誘う。これまでのシリーズの要素を大幅に拡張し、史上最大規模の広大な世界を実現している。
ゲームの中心となるのは3人の主人公である。この新しい視点の導入により、プレイヤーはそれぞれのキャラクターの背景や性格を深く理解しながら、異なるストーリーを織り交ぜて楽しむことができる。また、ミッションの形式も刷新されており、従来の単調な構造を打破する多様なタスクが用意されている。これにより、ストーリーミッションだけでなく、サイドアクティビティや自由探索も魅力的な体験となる。
さらに、本作のオンラインプレイは単なる付加機能にとどまらず、独立した魅力を持つ。オンラインでの協力プレイや競争、さらにはカスタマイズ可能なキャラクターや拠点など、多彩な要素が盛り込まれており、無限に近い可能性が広がっている。このオンラインモードは、プレイヤー同士が互いに影響を与えながら成長し、新しい楽しみ方を模索できる場となっている。
本作は、シリーズの魅力を大幅に進化させた究極のオープンワールドゲームである。広大でリアルな世界、3人の主人公が織り成す多層的な物語、新形式のミッション、充実したオンライン要素といったすべてが高い完成度で融合している。この作品は、オープンワールドゲームが好きな人や、自由度の高いゲームプレイを求める人にぜひおすすめしたい一作である。この壮大な世界で、自由な冒険に出かけてみてはいかがだろうか。 -
★★★★★ 5.0
ペイパーゲーマーの皆様
私は 年に1、2本しかゲームをしない ペイパーゲーマーです、
このGTA5は 様々なメディアで素晴らしいと言う事で購入に踏みきりました、
なるほど 広大な箱庭には随所にこだわりが感じられ
こんな所行かないだろ って所までキッチリ作り込んであり
グラフィックもそら素晴らしいものです。
今回はペイパーゲーマーの視点からのレビューをさせて頂きます、
レビューはシングルプレイのみです オンラインは他の方を参照して下さい。
・この素晴らしいエンタメは「慣れがすべて」
・まずはグラフィック、
これだけでも買う価値がある程です 素晴らしいの一言!
その場の空気感まで伝わってきます、
それにマップは有り余るほど広大で すべてを回り尽くすには
余程の時間と労力が必要です、
しかも 敵が頻繁に出現するわけでもありませんので
序盤からこの美しく広大な世界を自由に堪能出来ます。
・次に難易度 ペイパーゲーマーにとって重要な要素ですが、
イージーやハードと言った難易度設定は存在していません
皆 同じ難易度でスタートする事になります。
全体的に難易度はやや高いと言った所ですかね。
敵が強いと言うよりも クルマやキャラをスムーズに
動かせるか…その部分の難易度だと思います。
クルマはスティックの入力に対して神経質に反応します、
ヘリの神経質さは もはや“悪意”のレベルです。
しかし 慣れれば解決出来る、そう言う作りになっている訳です。
私の場合 ヘリはどうしてもダメでしたが
・ハッキリ言ってこのゲームの主人公は紙です。
何も考えず敵と撃ちあうと あっという間に昇天しますので
ライフゲージには注意です、
しかし、弾は容易に確保出来ますし
自動照準で敵も固くないので 慣れれば何とかなる仕様です。
・このゲームでの自由度とは 真面目に過ごしたうえでのことです。
真面目に街を散策し、ドライブを楽しむ、
決して通行人に殴られても 殴り返してはいけません
正当防衛であってもこちらに指名手配がつく事があります
街中での銃の乱射などもってのほかです、
指名手配が付くと警察が来る訳ですが、これがウザいことウザいこと
隠れたつもりでもしつこく追って来ます、勿論戦いを挑んでも無駄です
あっという間に昇天です、
もっとも 警察を撒くのもこのゲームの醍醐味なんでしょうが、
ペイパーゲーマーには注意です。
・クルマ好きにはクルマのカスタマイズは熱くなれます 車種も豊富、
すべてのクルマをカスタマイズ出来る訳ではありませんが、
とにかく仕上がりがカッケーの一言、文句なしです
これで好きなだけ収納出来るガレージがあれば最高だったんですが…残念。
銃もカスタマイズ出来ますが…これはどうでもいいです
(拡張マガジン以外 意味を感じない)。
その他 長所と短所を私なりにまとめます。
長所
・いつでもセーブが出来る(ミッション中は不可)。
・ミニゲームが揃っている。
・ミッションでは3回ゲームオーバーになるとパス出来る。
・とにかく何処へでも行ける、山でも海中でも。
・タクシーでファストトラベル、タクシー来るのが遅いですが…。
・ゲーム内で写真が撮れる、画質はイマイチですが記念にはなります。
短所
・豊富にある服をキメても勝手にリセットしてしまう
・猛獣に襲われると一撃死 (山岳地帯にけっこう出現)
・交通量が多すぎ、他車ジャマ
・トレバーの様なクズでもマイキャラとして扱うこと。
・街の一角がコリアタウンになっていること。
しかし、ゲーム中いたる所から「ファッキン」て聞こえますが
アメリカ人の口癖なんですかね(笑)
・ともあれ このゲームは素晴らしいエンタメであることは
間違いありません、ぜひプレイしてみて下さい、
お金を出す価値のあるゲームです。
余談ですがPS3で このクオリティーです、PS4だと…
どうなるんでしょうね、楽しみです。 -
★★★★★ 5.0
これは
「すごい!」 スタートしたときに思った言葉です。
4をやって感動したのですが 5をプレイしたときも同じ感動や驚きを感じました。
●まず、みなさんが言うグラフィック。
これは正直慣れるまでは微妙と思う方もいるかもしれないです。
最初からすごい綺麗と思う方もいると思います
私は慣れるまで「たしかに綺麗だけど、うーん。。。」でした。(HDMIでしてます)
近くの景色は実写レベルなんですが、動くときに 少し離れた細い木や柱がギザギザになるっていうのかな、そう見えるんです。
でも、2日間ずっとしてますがなれました。というか、それが「綺麗」に見えてきます。(実際綺麗なので)
4と比べて見て思ったこと
圧倒的に5が上です これは間違いなしです。
水、道路、建物、空、服、顔、木、光、影の表現どれも向上、進化してます。
まず、水の表現ですが4はただ表面がテカって波が漂ってただけ
それに比べ5は動きがある。あと、波のときの白い泡?が本当に細かい。
海の中にも潜れる けど正直海の中もう少し鮮やかで良かったんじゃないかと感じました。綺麗というより暗いって印象です。
それに動物だけじゃなく魚も小さいものだけじゃなくクジラやカジキといった大物を増やしハントできればさらに良かったと思います
「海の中潜る意味がほとんどないです。」
サメだけでは寂しいですね。
●ストーリー
少し前にミッション終了しました
最初の印象
フランクリン 悪いことしてそうな少年
マイケル 大金持ちの悪者
トレバー 不潔ハゲおじさん
です。
ですが終えたあとの印象
フランクリン ↓2人の中立にいる 仲間思いのいい少年
マイケル 本当は家族思いの 仕事のできるいい親父 「個人的に一番好きです。」
トレバー 怖いものなし(母ちゃん以外)のとても頼れるおじさん
トレバーに感じては印象ガラリって感じです
中盤以降ミッションにでてくるたび かっこいいなぁとおもいながらプレイしてました。
ストーリーの話に感しては「面白かった」です
あまり言うとネタバレになりそうなのでやめときます。
★買うか迷ってる方に助言
YESかNOで自己回答
・点と点を直線に引く以外の遊ぶ方法が自分で見つけられますか?
・失敗を糧として続けられますか?
まぁこれクリアすればほぼあなたに合ってるゲームだとおもいますよ。
興味があるなら買うべし! -
★★★★★ 5.0
日本語版として
ゲームの面白さはシリーズとして
十分最高なゲームだと思います。
GTAシリーズではVCが好きですが、5は凄いですね。
グラフィック、演出、ストーリー、システム
どれをとっても国産では中々遊べない内容です。
海外の銃社会や犯罪事情が体験できます。
今回主人公をチェンジできる多方面からのストーリーのアクセスが非常に面白く、
主人公でカラーが全く違うのが素晴らしい。
GTAは1人の主人公が当たり前でしたが、
複数いることによって、人物の裏の顔や
ストーリーに深みがまし、
なによりプレイを継続する意欲が続き飽きにくくなってます。
ミッションも失敗しても完全に初めからではなく、
一定まで進むと途中からリトライできるなど、
かなりの配慮がされています。
ロードもゲームの開始が長いだけで、プレイ中は殆ど気になりません。
過去作はミッションを受けるために時間を合わせる必要がありました、
時間帯によってはミッションを受けれず、
寝たり時間を潰したりと面倒な部分もありましたが、
今回はミッションを受けに行くと、
いつでも受け付けてくれ、ミッションにあう時間帯に勝手に時間が進みます。
凄く便利です。
自転車やバイク、車や航空機が本当に豊富で、
徘徊すると様々な事件が勝手に起きるなど
レッドデッドのような楽しさがあります。
マップも街、田舎、山、森など様々なロケーションで楽しめます。
高さ、広さ共にとても素敵なマップです。
気になった部分
・ローカライズ
細かい不満も多少あるけど、
一番の要望は吹き替えが欲しいという事。
マップの情報量も多い上に、
会話も多いゲーム。
ドライブ中にとにかく喋る。
アクションや銃撃戦も多いゲームなだけに
字幕を読む余裕がない。
警察を振り切る、救出中、ミッション移動、運転中の発砲
などとにかく視界を注視しなきゃいけない展開で
字幕を追うのが大変!
これは吹き替えがとにかく欲しい。
スカイリムなどのように、一部同じ声優さんでもいいので是非お願いしたい。
贅沢をいうなら字幕と吹き替えの切り替えと両方を搭載して欲しい。
私が英語が堪能で、海外版を買えるのであれば
問題ないのですが、
ローカライズの部分だけが非常に残念です。
あと、海外のゲームを規制無く日本で発売できるようなゲーム環境、
構築を日本のゲーム産業は頑張って働きかけて欲しいです。
5はPS3で最高のGTAだと思います。 -
★★★★★ 5.0
ヘタしたら死ぬまで遊べるかも
プレステ4の発売が刻一刻と近づくなか、プレステ3最後の超大作として発売前から大きな期待をかけられていた本作。
自信を持って言えます。ロックスターゲームスは、その期待に十二分に答えてくれました! 面白すぎます、グラセフ5!
なお最初に断っておきますけど、「面白すぎます!」とは言いましたが、本作は結局「人を選ぶゲーム」です。これはGTAという作品を少しでも知っている方にすれば当然至極の常識だとは思いますが、いままでGTAの世界に触れた事がなく、本作から始めてみようかな〜と思っている方のために、ちょっとだけ注意書きしておきます。
では早速ですが、このゲーム、はっきり言って下品です。なにが下品かというと、何もかもが。主人公三人の言葉遣い、考え方、生き方、町の人々の言動、テレビやwebサイトの内容、なにもかもがすご〜くお下劣。間違ってもこのゲームに友情だとか、愛だとか、希望だとか、そーいう儚くて美しいモノを求めてはいけません。いかに患者から金をむしりとるかだけを考えるセラピスト。上から下まで腐りきった警察。道端の若い女の子は数十ドルで喜んで股を開くし、町を歩いているだけで窃盗強盗殺人なんてザラ。おまけに今作の三人の主人公、なんと三人全員が薄汚く凶悪な犯罪者なのです。
そうです……。このゲームを遊ぶとなると、大なり小なり、ゲーム内で嫌でも犯罪行為に手を染めなければいけません。主な収入源は銀行強盗、車は基本現地調達。ストーリーを一通りクリアするころには、あなたは歴史に名を刻む超A級殺人鬼となっていることでしょう。
これを聞いて、ちょっとでも引いてしまったあなた。あなたは買わないほうが身のためです。箱ゲーは基本、雰囲気を楽しむもの。このある意味「狂った」世界観を許容できる、もしくは楽しめる方でなければ、このゲームを心から楽しむことはできないでしょう。
あと、街並みや大自然等のグラフィックは超圧巻なのですが、人間の顔グラに過度の期待を寄せるのもNGです。まぁ過去作よりかはだいぶマシにはなりましたが……。主人公三人の顔も、パッケージを見ればお分かりですけど、どんなに贔屓目に見ても日本人好みのイケメンなんかじゃありません。小汚い中年×2と不良青年。こんなのが主人公なんて、日本のゲームじゃまず有り得ませんよね。シングルではキャラメイクもできません。この三人の主人公に慣れそうでない方も、ちょっと購入を考えるべきかもしれませんね。
さて、冒頭からネガティブなことをグダグダと書いたのですが、それでも本作をプレイしてみたい、もしくはより一層プレイしてみたくなった、という方。もう深いことは考えずに買っちゃいましょう。
一応今から僕なりのレビューを色々書いてはみますが、結局プレイしてみないことにはなんもかんも分かりません。そしてプレステ3を持っているのにこのゲームをプレイしないというのは、ものっすっっご〜〜く損な事だと僕は思うのです。
○圧倒的に広大で、圧倒的に作りこまれたフィールド
広い、ただとにかく広い! 移動には何かしらのアシが不可欠です。車、バイク、自転車、ヘリコプター……。心配せずともその辺に転がっています。テヘペロしながら頂いちゃいましょう。
本作のすごいところは、これがただ広いだけのフィールドではないというところです。利用できるお店、購入できる不動産、入れる建物は山ほどあるし、テニスやゴルフ、ヨガなどちょっとしたミニゲーム(けっこう楽しい!)を遊べるポイントも各地に点在しています。建物のグラフィックもすご〜く作りこんであって、手抜きが一切感じられません。
でもでも、マップの半分くらいが自然だよ? 山だよ? 手抜きじゃん。と思う方。つべこべ言わずにさっさとオフロードバイクを調達してきてください。そして登りなさい。山は登るものですよ! めんどうならヘリでもかまいません。
デコボコ道に苦心しつつ、ちょいちょい動物とかも撥ね飛ばしつつ、やっとこさっとこ山頂についたら、この世界を見渡してみてください。まさに絶景!! ですよ。果てしなく遠い場所にあるものでさえ、処理落ちせずにハッキリと見ることができます。「しゅごぉぉ〜い……」となること間違いなしです。そもそもの話、マップの大部分が都市である必要などまったく無いわけですし、そっちのほうが逆にリアリティが無いでしょう。この自然と都市の割合はかなりバランスが取れていると思いますよ。
この広い世界を、自分好みに改造した車でテレテレ走っているだけで、もうたまんないくらい楽しい、と僕は思います。攻略サイトを見なければ気づかないような小ネタが世界中に潜んでいるのも、このゲームの特徴。マップの端から端まで探索しようと思ったら莫大な時間を要するでしょうね。
○武器の改造、車の改造、服の着せ替え等が超充実
過去のグラセフはこういったカスタマイズ要素があまり無かったのですが(セインツロウシリーズとの差別化にはなっていた?)、今作ではかなり幅広いカスタマイズが可能です。これがすごく楽しい! タトゥーや髪型、小さなところでは携帯の着信音やテーマまで。トレバーはどの美容室に行ってもハ○のままなのがちょっと悲しいですが……。
車の改造や服の種類もかなり豊富で、組み合わせは無限! ……とまではいかないですけど、そう言っても差し支えないくらい、バリエーションに富んでいます。特に車はナンバーの色だったり車体の高さだったり、かなり細かいところまで設定できます。タイヤだけで何種類あるのか。
改造したマイカーをガレージに並べて、ウットリ。う〜ん、アメリカンドリィムですね。ストーリーを進めれば金に困ることもほぼなくなります。国民の血税で豪遊しちゃいましょう。
○クセの強すぎるキャラクター、ストーリー(だがそれがイイッ!)
雑誌とかで主人公たちの紹介文を読んでみれば分かりますが、なんてゆーかもう、キャラが濃すぎ! トレバーなんてほとんどサイコパスです。
ストーリーもドロドログチャグチャしていて、爽快感なんてほとんどありません。おそらく三人に感情移入するのも、普通の人ならば無理でしょう。人を選ぶシナリオであることは間違いない。
でもまぁ、こーいうのが大好きっていう人も、実際にはいるわけで……。ちなみに僕もそのひとりでーす^^ 個人的にはかなり楽しめました。ここはまぁ賛否両論かもしれませんけど、僕は大好きです。
ほかにもこの作品の良いところをあげようと思えばいくらでもあげられるのですが、あまりレビューが長くなってしまうのもアレなので、このへんで。良いところについては他の方のレビューも参考にしてください。
褒めてばっかりではなく、個人的に気になった点も書いておきます。というかこっちがメインかもしれません。本作のいいところは皆さん重々承知かと思うので……。3つほど書きます。
●敵、強すぎませんか?
どれくらい強いかというと、そのへんの一般人との小さないざこざでも、10秒何もせず突っ立ってれば死にます、ってくらいです。タクシーの運ちゃんに殴り殺されたときは悔しくて仕方がありませんでした。
一番弱いハンドガンでも、一発当たるだけでライフをゴッソリもっていかれるんです。防弾チョッキもあるにはあるのですが、銃撃戦ではしっかり物陰に隠れないとすぐにオジャン。高級スーツが見る見る自分の血で染まっていきましゅ……。いたい!!
なんらかの罪を犯して警察を敵に回してしまうと、もうほんとに死闘です。それなりの装備と人海戦術でドンドン攻めてくるので、慣れないと一瞬で蜂の巣にされてしまいます(慣れてても米軍基地とかでは一瞬で蜂の巣……)。このへん、まぁある意味リアルっちゃあリアルなんですけど、アクションゲーム苦手な人にはけっこう難しいかも、って感じです。個人的には今回の警察は過去最強でした。
●カスタマイズ性がすごく高いだけに、あと一歩欲しい
できるならば、警察の車両やバギーなんかも改造できるようにして欲しかった……! 修理すらできないとは。魔改造白バイで街を走り回れたらどんなに良かったか……。車は全種類改造可能にして欲しかったです。武器もせっかくスコープをつけられるのだから、スコープを覗ける仕様にして欲しかった。
あと、せっかく改造した車を、保存しておく手段が乏しい……。これがかなり痛いです。一応自宅のガレージとは別に各キャラごとに専用のガレージを購入できるのですが、それでも数台しか保存できません。
そしてガレージに保存したとしても、乗り回して外に放置したらいずれ消滅してしまうという悲しいシステム。保存できるのはガレージ内の車だけなんです。マイカー設定みたいな感じで、自宅に半永久的に保存できる機能が欲しかったなぁ(よくばりすぎですかね)。
●金稼ぎが難しい、そして、簡単
ネタバレになっちゃうので詳しくは書きませんが、本作は効率的に金を稼ぐ方法が、ありそうで意外にありません。メインストーリーを進めていけば莫大な額のマネ〜が手に入るのですが、それ以外で金を稼ぐとなると、自らタクシーの運ちゃんをやったり、コンビニ強盗を決行したり、引ったくり犯を捕まえてサイフを持ち逃げしたりして、地味に(?)コツコツ貯めるしかありません。これらの方法で、一番高い不動産を買うための予算を用意するには、莫大な時間と手間がかかってしまいます。
一方、暗殺ミッションと株を利用した超効率的な稼ぎ方(攻略サイトを見なければ思いつきもしないでしょう)もあったりして、これを利用すればすべての不動産を余裕で購入することができます。なんだか金稼ぎのバランス調整がずいぶん大雑把な気がしました。せめてメインストーリー以外でも強盗ミッションをできるようにしてほしかった(コンビニ強盗は数百ドルしかもらえない)。強盗ミッション自体もすごく楽しいだけに残念。
以上。僕が気になった点は、これだけです。逆に言えば、これ以外の点は、僕としては完璧。パ〜〜〜フェクト!! ちなみに規制については、僕はあんまり気になりませんでした。規制があっても十分楽しめます。
まぁこーいうのはイヤフォン・スピーカーなんかと同じで、質がよければよいほどさらに高品質のものを求めてしまいます。人間の欲求には天井なんてありませんからね。さらなる画質や細かな不満等は次回作(プレステ4かな?)に期待しましょう。
現時点、つまり、プレステ3というハードが実現可能なパフォーマンスという範囲のなかでは、この作品は「完璧」にかなり近いと思います。間違いなくプレステ3最高傑作の筆頭だと思います(もちろん好みの差はあるでしょうけど)。
自由度の高いゲームが苦手という人や、洋ゲーのキャラデザが苦手、こういう世界観が苦手、という方には、まさに見えてる地雷です。しかぁし!! それらとはまったく逆の性質であるゲーマー諸兄にとっては、”現時点で”最高の作品になること間違いナシです。
このゲームは、進化を続ける「テレビゲーム」というコンテンツそのものを表していると思います。ロス・サントスの砂浜から眺める海の向こうには、まだ見ぬ景色が限りなく広がっているはずです。今は行き過ぎるとサメに食われてしまいますが……。遠出はほどほどにしておきましょう。
Grand Theft Auto Vは、その名前をテレビゲームの進化の歴史に、そしてギネスブックの売り上げ関連のページにも大きく刻みました。最初に冷やかすようなことを色々書きましたけど、7千円払ってプレイする価値は大いにあります。購入をためらっている皆さんも、その年季の入ったプレステ3に、最後の大仕事をさせてみませんか。
言うまでも無く、超お勧めです。 -
★★★★★ 5.0
PS3での最高傑作
英語が得意なわけではありませんが、北米版は購入しています。
今回はストーリーを楽しみたいので日本語版も予約購入しました。
規制については…仕方ないと割り切るしかありませんね。
エロ要素が少しカットされたようです。
かなり詳しく述べているつもりなので、かなり長くなります。
PS3はついに、このGTA5で「完成」したように感じられます。
今からおおよそ19年前、
当時小学生、飽きもせずファミコンに熱中していた私は
プレイステーションに出会うことになりました。
まだPSについてほとんど知らない私が、友人宅に遊びに行った時です。
やらせてもらったのは、「リッジレーサー」でした。
あの時の感動は忘れていません。
そもそもポリゴンが動く時点で私にとっては衝撃だったのです。
あまりの感動に、誕生日プレゼントはスーファミからPSにチェンジ。
バカみたいに毎日やり続けました。
それから月日も経ち、PS2、PS3と世代交代してきました。
止まることのない進化に、私は常に驚き、感動したものです。
ですが、ここ1、2年で
「もう限界なのだろうか…」と思うようになりました。
グラフィックもPS3での最高点まで達してしまったのではないか、と。
そしてPS4の発表。
「ああ、ついに世代交代なのか…」と寂しいような、ワクワクするような。
そこで決めました。
このGTA5を、PS3最後の一本にしよう。
そしてGTA5をプレイした私は、あのリッジレーサーをやった時のように
感動しています。
前置きが長くなりましたが、このゲームは本当に面白い。
前作のGTA4も十分面白かったのですが、今思うと
動きはもっさり、グラフィックもどこか暗く、モヤモヤしていました。
何かと他のゲームと比べやすいレビューになりますが、ご勘弁を。
○ストーリー
ご存知の通り、今作は主人公が3人。
ストーリーについてはまだ終盤まででクリアには至っていませんが、
まずは3人それぞれのストーリーを進めて、中盤あたりから3人で協力する機会が
多くなる、といった流れです。
では主人公について軽く触れておきます
・マイケル
この人は富豪です。過去には犯罪歴があるようですが、
とにかく富豪です。
初めて彼を操作する時にほとんどのプレイヤーがやることは、恐らく
自宅の探索でしょう。
そんな彼ですが、妻とは喧嘩が絶えず、娘には嫌われている、などと
あまり冴えないおっさんです。
・トレバー
犯罪者でヤク中の危ないおじさん。ハゲ散らかしてます。
GTAシリーズの中でも一番インパクトのある人物だと思います…。
そもそも初登場シーンからヤバいことをやっていますから。
行動は予測不可能という設定なのですが、
本当に予測不可能で、後述する「キャラクタースイッチ」でも
ほとんどの場合変質者じみたことをやっているなど、かなり危ない。
でも何となく憎めないキャラで、私はついついこの人を操作しがちになってしまいます。
ちなみに海外のフレンドも大多数がトレバーファンでした(笑)
・フランクリン
立場としては、GTASAの主人公、CJに似た所があります。
一応チンピラのような顔をして、仕事もヤクザじみたことをやっていても、
もっとビッグになりたいという野望があり、
どうしてもチンピラ仲間にとけ込めない、そんな感じ。
後述しますが、今作は動物が登場します。
主人公フランクリンはごつい犬を飼っています。名前はチョップ君。
フランクリン操作中はなんと、チョップ君と散歩したり、車にのせたり、
ボールで遊んだりできるのです。
チョッパー君かわいい。
○システム
今回の目玉は「キャラクタースイッチ」なるシステムです。
これは好きなタイミングで操作する主人公を入れ替えることが
できるというもの。
これを駆使して進めるミッションもあります。
ですが、最も力が入っているのが自由行動中。
この時他の主人公にスイッチすると、短い演出が挟まってから
操作可能になるのですが、そのバリエーションがとにかく多い。
というか無限です。
例えばサイクリングの途中だったり、ジュースを買っていたり、
家でテレビを観ていたり…
面白いのは、キャラクターごとに生活スタイルが現れているのです。
中でもトレバーは何回も述べますが「予測不可能」で、
いきなり手配度5で始まったり、いきなりマッチョと殴り合っていたりと、
何が起こるか分かりません。
このシステムこそ、主人公が3人という新設定を
かなり立ててる要素だと思います。
また、お金の使い道がかなり増えました。
車も色々カスタマイズできますし、土地も買えちゃったりします。
他のシステムとしては、
ディスプレイや地図が、どこかGTASAを思い起こさせるデザインに
なっています。
携帯電話で入力して使っていたチートも、
GTASAと同じコントローラー入力になりました。
今回も携帯電話(スマホ)で写真が撮れるのですが、
個人的にはかなり嬉しい要素です。
良い景色を探すのが好きなもので、写真は撮りまくりたいのですが、
前作は携帯の画面が小さいのに加えて、撮った写真も観れませんでした
(特に面白い景色もなかったので気になりませんでしたが…)
今回はちゃんと全画面で、しかも自撮りができてしまいます!
何かと写真を撮りたくなる要素満載なので、重宝します。
○アクション
超もっさりの前作から大分改善され、「レッドデッドリデンプション」に
近い、少し軽い操作感になりました。
車の操作も軽くなったのですが、これについては賛否両論でしょうね…
射撃のアクションはシンプルで、若干スタイリッシュになりました。
「マックスペイン3」にかなり近い感じです。
慣れればかなりやりやすいと思います。
○マップについて
マップの広さは前作の4倍らしいですね…とにかく広い!
他に、例えばSKYRIMと比べると約3倍。
今作は都市部と自然で2つに分かれているのですが、
この都市部だけで前作のマップと同じぐらいの広さ。
ですからその3倍もの広さの大自然が広がっているのです。
○都市部について
前作はほとんどが高層ビルと工業地帯でしたが、GTA5は
住宅街が多くなっています。
グラフィックは明るく、建物はとてもリアル。
プレイした方にしか分からないとは思いますが、
「LAノワール」に良く似た雰囲気が漂っています。時代は違いますが。
おそらく同じようなグラフィックの作り方なんでしょうね。
ここで、私が今作でもっとも素晴らしいと思ったのが、「生活感」です。
前作のようなある種のむなしさは皆無。
全てのNPCが「生活」しているような雰囲気が漂っているのです。
それは例えば家の前でタバコを吸っていたり、スマートフォンをいじっていたり、
庭の手入れをしていたり…などの、NPCの小さな行動が作り上げている雰囲気なのです。
このおかげで、ただ街をぶらつくだけでも飽きずに楽しむことができます。
毎回新しい発見があるぐらいです。
パントマイムを披露している人なんかも存在します。
○大自然
南にある都市部以外の大部分は自然が広がっているのですが、
いくつかのエリアに分かれています。
・ごく普通の自然地帯
ほとんどはこの地形です
緑が生い茂り、川が流れる美しい地形です。
GTA5はマップに沿って一周電車が走っているのですが、
この辺ではかなりの絶景が拝めます。
また、川に沿って釣りに来ている団体や、テントを張って
キャンプをしているカップルがいたりと、ここでも生活感が出ています。
・乾燥地帯
でかい湖付近にちょっとだけある地形です。
「レッドデッドリデンプション」で荒野の表現に大成功したので、
今作にも受け継がれ、良く作り込まれています。
この地形でも住宅があったり、小さい町があったりします。
都市部とはかなり違った雰囲気が漂っています。
・チリアド山
GTASAにもあった、高い山です。
今作のメインスポットのひとつ。
登山客に混じって、ふもとから徒歩で登ったりするのも
一つの楽しみ方です。
前述した通り、今作では多くの動物が存在します。
それぞれの地形で異なった動物種が見られるので、ハンティング、
ウォッチングも楽しめます。
○ GTAオンライン
今月からスタートしたオンラインモード(北米)ですが、かなり進化しています。
前作は人数制限がある部屋で、マップの一部のエリアで遊ぶというものでしたが、
GTAオンラインではマップ全体で自由に遊ぶことができます。
人数制限はありますが。
デスマッチなども、マップ上でシームレスで行われます。
フレンドでも、そうでなくてもグループを作ったりできますし、
どこで何をするのかは自由で、相当遊びやすく、面白くなっています。
※日本語版について
サーバーが隔離されて日本人しかいないのは残念ですね。
私は初日の7日にちょっとやってみましたが、みんな
「何すればいいの?」って感じで盛り上がりには欠けました。
慣れてくれば活気づいてくるかな?
○まとめ
何度も名前を出したように、GTA5は同じロックスター社の
「GTA4」「レッドデッドリデンプション」「LAノワール」「マックスペイン3」
のいいとこ取りをしたような作品なので、そりゃ面白いわな。
制作費も歴代最高で、ハリウッド映画よりも高いとか。
ここ最近では、日本のゲーム会社の衰退が目立ってきています。
DLC商法など、金儲けしか考えない企業もあるのが現実です。
ですが、そんな目先の利益よりも、GTA5のようにお金をかけて、しっかり
ゲームを作れば、その分利益が出るものなのです。
実際に、発売して速攻で黒字になったらしいですし。
もちろん、これほどの制作費をかけろとは言いませんが。
来年にはPS4が出ます。
新たなプラットフォームで、ぜひ日本の底力を出してもらいたいと思います。
また、ロックスターさんのPS4でのソフト制作にも期待しています。
長くなりましたが、GTA5はPS3を持っているなら必ず買っていただきたい
ゲームです。
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最終更新日:2025年1月2日 PR