ゲーム概要

タイトーより1991年5月24日にファミコン用ソフトとして発売された後方視点型の3Dシューティングゲーム。地球、月、宇宙とさまざまな場所を舞台に繰り広げられる。ある一定地点を通るときの残機数や行動により、それ以降のボスまでの道のりが変わり、ステージの合間には、将軍や仲間との会話シーンが挿入される。突如攻撃してきた帝国軍から地球を守るため、帝国軍基地を壊滅するのが目的となる。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるタイトー様が権利を所有しています。
© 1991 タイトー All Rights Reserved.

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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    ファミコン3DSTGの傑作

    まさにドラマティックシューティング、と言っていい程の傑作だと私は思っています。

    難易度はとても低めです。撃って、避ける。ごく普通の3DSTGです。スペースハリアーやアタックアニマル学園をご存知の方なら想像に容易いゲームだと思います。その二つよりは確実に簡単です。

    一応このゲームは通常ショットの他に特殊兵装が4つ程あります。対地兵器だったり、ホーミング弾や、チャージショットまでバラエティに富んでいます。しかしながら、このゲームはホーミング弾が優秀すぎるために対地兵器などいらないでしょう。
    ホーミング弾は地面にいる敵にも飛んでいくし、何より対地攻撃を当てるよりも通常ショットで破壊する方が直感的に簡単なのです。しかし特殊兵装には弾数制限がありますので、使いまくれるわけではありません。

    BGMは、オーケストラなんかでよく耳にする名曲が使われています。ファミコン音源でコピーされたクラシックの曲というのもなかなか良いものです。
    プレイした当時は、私はまだ幼かったため、クラシックの曲だとは知っておらず、本物を聴いたときに『テトラスターの曲だ!』と感じたのを覚えています。恥ずかしい限りですね。

    3Dなので見づらかったり、敵や弾の許容量の限界か、画面がちらついてしまうのはファミコンゲームにはお約束ですね。

    だがしかし、それを補って余りあるほどのストーリー性。このゲームはそこがキモなのです。

    ゲームをつけて、タイトルロゴが出て少し待つと、ゲームのバックストーリーのデモが始まります。もちろん、ほかのゲームにも簡単なデモくらい当たり前についています。が、このテトラスターは一味違います。
    デモ時間は2分近く、かつ、『ストーリーが分かりやすい』のです。

    説明書を読まなくても、プレイ開始前にストーリーが把握できるのです。これほど親切なゲームはなかなかありません。
    そして、プレイ中もステージを攻略していく途中にデモが流れていきます。これも綺麗で丁寧なデモなのです。
    ファミコンでここまでデモを入れてくるのはこのテトラスターくらいじゃないでしょうか。

    言うなれば、3DSTGアドベンチャーと銘打っても過言ではないくらいのゲームです。

    アニメチックなアドベンチャーはもちろん他にもあります。推理ゲームなんかは力を入れていますし、知っている人なら分かるかと思いますが『AKIRA』なんかも色々やりたいことが伝わってくるゲームです。

    まあファミコンの知識はそれほど深くないので存じ上げませんが、少なくとも、私はこのゲームがファミコン史上もっとも優れたムービーゲームだと思っております。テンポもいいし、なおかつ分かり易い。これは非常に大切な事です。

    因みに、随所に入るデモは飛ばせなかったと記憶しています。初見プレイならいいですが、何度もプレイするようになるとちょっと煩わしいかと思いますが、そこは寛容な御心で、飲み物を用意したり、飲んだりする時間と割り切りましょう。

    一応、このゲームにはちょっとだけエンディングが変わったりする要素があります。これもまたSTGでは珍しいですね。

    プレイ中には、戦闘中でもセリフが流れます。スーパーファミコンのスターフォックスを知っている方なら、なんとなく伝わってくれますかね。これもファミコンでは類を見ない要素です。パートナーとの共闘感を得られますね。

    長くなりましたが、このテトラスターは私にとって愛すべきゲームの一つであり、思い出深いゲームです。

    皆さんも、もしもこのテトラスターをプレイする機会がありましたら、是非とも一度体験していただきたいですね。次世代ゲームに慣れてしまった方も、ファミコンの底力みたいなものを感じさせてくれるゲームだと思っております。

    この素晴らしいゲームを作ってくれたメーカーさんにも、感謝を。

  • ★★★★★ 5.0

    最高に楽しいです

    とても難易度が高い為、慣れるまでは苦労します。

    ストーリーもしっかりしていて、音楽がクラシックという事もあり、クラシック好きな私としては最高でした。
    ファミコンのゲームでは1番好きなゲームです。

    エンディングも多数あり、とてもやり甲斐があります。 今となっても、たまにプレイしたくなるようなゲームです。

    ※クリア出来ない方はつまらないと思います。

  • ★★ ★★★ 2.0

    純粋にゲームとして、

    数あるファミコンの3Dシューティングのまさに集大成的な作品。なのか!?

    一部で、「ファミコン末期の作品だけに、技術的に見るべき部分が多く云々」といった高評価がみられますが、 ゲームとして、遊んで面白いかと言うと、全然面白く無い。
    確かに、滑らかかつ高速にスクロールする床に、初めは おお! ってなるんだけど、そこまでなんだよね。

    同じスペハリ系で言えば、アタックアニマル学園やコズミックイプシロンの方が、それぞれ連射が出来ない、スピード感が無い、という欠点があるものの、ゲームとして普通以上には面白い。
    しっかりスペハリの匂いがある。
    こっちは、なんだか攻撃が当たったのか当たって無いのかよくわからないし、自機や敵に何の魅力も無いし、色々演出頑張ってるのに何故かプレイ感覚は退屈という不思議な作品。
    まぁ、オリジナリティーがあると言えばそうだけど。

    あれか、センスが足りなかったか…

  • ★★★★★ 5.0

    タイトーの隠れた傑作ゲーム。

    TAITOの、隠れた傑作のSFの世界観の3Dのシューティングゲームです。
    デモシーンも美しくて、マルチエンディング制です。

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最終更新日:2021年11月22日 PR