プロ野球ファミリースタジアム'87

Pro Yakyuu Family Stadium '87
★★★★4.6(5件)
機種
ファミコン (FC)
ジャンル
スポーツ (SPT)
発売日
1987年12月22日
メーカー
ナムコ
定価
3,900

ゲーム概要

ナムコより1987年12月22日にファミコン用ソフトとして発売された野球ゲーム。選手別に設定された能力、自分で操作する守備など画期的なゲームシステムが搭載され好評を博した『プロ野球 ファミリースタジアム』の続編がデータを一新。遊びやすいゲームシステムはそのままに、メジャーリーガーズ、ブラボーズの2チームが新たに加入し、全12チームで優勝するのが目的となる。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるナムコ様が権利を所有しています。
© 1987 ナムコ All Rights Reserved.

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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    名作。史上最高の野球ゲーム。

    野球ゲームと言えば、これ。これしかない。トータルバランスでこれを超えるものは見たことない。

    このゲームを作った人は天才ではないかと思いましたね。友人との対戦で特に熱くなりましたね。
    青春時代の懐かしい思い出です。ゲームのテンポが非常によく、一試合測ったように15分前後で終了するのが、いまだに不思議です。選手キャラもうまくディフォルメしており、リアルさとはまた違った可愛らしさがあります。
     
    このゲームが他の野球ゲームに与えた影響は大きく、選手の能力パラメーターが固定されており、欠点はあっても個性的な選手、個性的なチームを上手く使って勝利を目指すスタイルが確立されました。

    「ばあす」とか、「おちあい」など信じられないくらいピンポン球のように飛ばすやつもおれば、足が異常に速いスーパーカートリオとか、とても打ちにくいアンダースローの「やまだ」とか、ボールがグニャグニャまがる「きたべっぷ」とか、代打に「おう」がいるとか、個性的ですよね。
    ダブルプレーだの、盗塁だの、ランダウンプレー、トリックプレーだのいろいろできる自由度に本当に驚いたものです。大画面から小画面の画面も切り替えも速く、実にスムーズ。いかにも野球やっているなという気がします。ナムコット新聞の存在もよし。

    チームも個性的で、確かに強いチームと弱いチームが存在します。関西鉄道集団会社(レイルウェィズ)や関東食品集団会社(フーズフー)の混合チームがあるかと思えば、草野球チーム「ナムコスターズ」もあります。だからこそ、相手にハンデを与えることができるのです。将棋で言えば、相手との実力差がある場合、飛車、角抜きでプレイするでしょう、それと同じ。上級者ともなれば、弱いチームでプレイして相手を打ち負かすのが、生きがいになります。

    ゲームを盛り上げてくれるノリのいい音楽も最高、歓声もあって、忘れられない名作です。星印5つ。

  • ★★★★★ 5.0

    時代を先取り?

    ファミコン初の、プロ野球をモチーフにした野球ゲーム。
    といっても、これ以前には任天堂ベースボールしかなく、それには選手個人のパラメータも無ければ継投も代打も無く、左右はランダムというものでした。
    普通の野球としても、スピード感があって、いくつもの攻略法があり、やりこめばそれだけ面白くなるゲームでした。
    慣れてコンピュータには100%負けなくなっても、対戦で人間同士の駆け引きを楽しめました。
    この面白さは、他社の野球ゲームにも長期間無かったのです。
    後に出たファミコンの野球ゲームで、ファミスタと同等の面白さを持っていたのは「ベースボールスター」だけでしょう。
    さすがに今では古さを感じますが、これだけ長く遊べたゲームは今でもそれほど存在していません。
    個人的には、今でもパワプロよりは面白いと思います。
    ところでこのゲーム、プロ野球をモチーフにしながら、容量の関係で10球団しかありません(しかも1チームはオリジナルの「ナムコスターズ」)。
    当然、どこかで端折らなければ収まりません。
    そこで用いられたのは、一部の球団を合併させるという手段。
    鉄道会社が母体の「レイルウェイズ」と、食品会社が母体の「フーズフーズ」。
    これは、今思えば「大予言」ですね。

  • ★★★★★ 5.0

    野球ゲームは静から動へ

    このゲームが出る前は、任天堂のベースボールしか野球ゲームは無かった。守備もオートで自分で動かせる範囲も狭かった。
    ところが、このファミスタは野球ゲームのフォーマットを一変させた。

    1.自分で動かせる守備
    2.投げ分けられる球種
    3.進塁状況によって変わるBGM
    4.ホームランの派手なファンファーレ
    5.リリーフピッチャーの登場

    など、プレイヤーのゲーム介入率が格段に上がった。
    対戦も熱く、プレイするたびに喧嘩の毎日だったのを覚えている。
    このあとデータ改変版が毎年出され、ハードもファミコンから時代に応じて進化していくが、土台はこの「ファミスタ」なのである。

  • ★★★★★ 5.0

    野球革命

    パワプロが今までの野球を変えたように、ファミスタも野球ゲームを変えた。
    実名で無いにせよ、その遊び心のあるネーミングは、ファンの心をくすぐりました。
    全球団登場しないので、パ・リーグに連合軍が登場。
    今の巨人のようなとんでもない面子が揃っています。
    アウトになってベンチに帰るスピードが速いなど、ツッコミ所満載でまさにゲームとして確立していました。
    リアルさだけが、ゲームの面白さでは無い。
    このゲームは、それを物語っています。

  • ★★★ ★★ 3.0

    これ、はじめ

    これがファミスタの元祖だったなんて知りませんでした、今まで。とりあえず家にあったんだんでやってた程度でした。
    まあ、はじめだけあって、しょぼい感じがしますが今でもあまりやり方変わってないような。画期的な作品だったんですね、これ(感心)。
    86年ですから、もう知らない人いっぱいいますよね。それにこれ、セパ両リーグありますけど、みんなうそっぽく名前がついてます。(例・ジャイアンツはガイアンツ…)どういう選手いたかな、ブーマーの時代かな、古いなあ。
    このころはまだ、アウトもセーフも声でません。ビーって警告音みたいです。新鮮。
    確か箱にシールが入ってました。さすがナムコ。

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最終更新日:2022年1月15日 PR