ゲーム概要
ナムコより1987年12月22日にファミコン用ソフトとして発売された野球ゲーム。選手別に設定された能力、自分で操作する守備など画期的なゲームシステムが搭載され好評を博した『プロ野球 ファミリースタジアム』の続編がデータを一新。遊びやすいゲームシステムはそのままに、メジャーリーガーズ、ブラボーズの2チームが新たに加入し、全12チームで優勝するのが目的となる。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるナムコ様が権利を所有しています。
© 1987 ナムコ All Rights Reserved.
ピコピコ大百科 公式YouTubeチャンネル [PR]
ピコピコ大百科の公式YouTubeチャンネルでは画像からゲームのタイトルを当てるクイズのショート動画やゲームシリーズの紹介動画を中心に配信してます。面白そうなゲームを探す時にも気軽に視聴できるので、もしよろしければ観てみてください!
※気が向いたらチャンネル登録もよろしくお願いします...!
レビュー
-
★★★★★ 5.0
名作。史上最高の野球ゲーム。
野球ゲームと言えば、これ。これしかない。トータルバランスでこれを超えるものは見たことない。
このゲームを作った人は天才ではないかと思いましたね。友人との対戦で特に熱くなりましたね。
青春時代の懐かしい思い出です。ゲームのテンポが非常によく、一試合測ったように15分前後で終了するのが、いまだに不思議です。選手キャラもうまくディフォルメしており、リアルさとはまた違った可愛らしさがあります。
このゲームが他の野球ゲームに与えた影響は大きく、選手の能力パラメーターが固定されており、欠点はあっても個性的な選手、個性的なチームを上手く使って勝利を目指すスタイルが確立されました。
「ばあす」とか、「おちあい」など信じられないくらいピンポン球のように飛ばすやつもおれば、足が異常に速いスーパーカートリオとか、とても打ちにくいアンダースローの「やまだ」とか、ボールがグニャグニャまがる「きたべっぷ」とか、代打に「おう」がいるとか、個性的ですよね。
ダブルプレーだの、盗塁だの、ランダウンプレー、トリックプレーだのいろいろできる自由度に本当に驚いたものです。大画面から小画面の画面も切り替えも速く、実にスムーズ。いかにも野球やっているなという気がします。ナムコット新聞の存在もよし。
チームも個性的で、確かに強いチームと弱いチームが存在します。関西鉄道集団会社(レイルウェィズ)や関東食品集団会社(フーズフー)の混合チームがあるかと思えば、草野球チーム「ナムコスターズ」もあります。だからこそ、相手にハンデを与えることができるのです。将棋で言えば、相手との実力差がある場合、飛車、角抜きでプレイするでしょう、それと同じ。上級者ともなれば、弱いチームでプレイして相手を打ち負かすのが、生きがいになります。
ゲームを盛り上げてくれるノリのいい音楽も最高、歓声もあって、忘れられない名作です。星印5つ。 -
★★★★★ 5.0
時代を先取り?
ファミコン初の、プロ野球をモチーフにした野球ゲーム。
といっても、これ以前には任天堂ベースボールしかなく、それには選手個人のパラメータも無ければ継投も代打も無く、左右はランダムというものでした。
普通の野球としても、スピード感があって、いくつもの攻略法があり、やりこめばそれだけ面白くなるゲームでした。
慣れてコンピュータには100%負けなくなっても、対戦で人間同士の駆け引きを楽しめました。
この面白さは、他社の野球ゲームにも長期間無かったのです。
後に出たファミコンの野球ゲームで、ファミスタと同等の面白さを持っていたのは「ベースボールスター」だけでしょう。
さすがに今では古さを感じますが、これだけ長く遊べたゲームは今でもそれほど存在していません。
個人的には、今でもパワプロよりは面白いと思います。
ところでこのゲーム、プロ野球をモチーフにしながら、容量の関係で10球団しかありません(しかも1チームはオリジナルの「ナムコスターズ」)。
当然、どこかで端折らなければ収まりません。
そこで用いられたのは、一部の球団を合併させるという手段。
鉄道会社が母体の「レイルウェイズ」と、食品会社が母体の「フーズフーズ」。
これは、今思えば「大予言」ですね。 -
★★★★★ 5.0
野球ゲームは静から動へ
このゲームが出る前は、任天堂のベースボールしか野球ゲームは無かった。守備もオートで自分で動かせる範囲も狭かった。
ところが、このファミスタは野球ゲームのフォーマットを一変させた。
1.自分で動かせる守備
2.投げ分けられる球種
3.進塁状況によって変わるBGM
4.ホームランの派手なファンファーレ
5.リリーフピッチャーの登場
など、プレイヤーのゲーム介入率が格段に上がった。
対戦も熱く、プレイするたびに喧嘩の毎日だったのを覚えている。
このあとデータ改変版が毎年出され、ハードもファミコンから時代に応じて進化していくが、土台はこの「ファミスタ」なのである。 -
★★★★★ 5.0
野球革命
パワプロが今までの野球を変えたように、ファミスタも野球ゲームを変えた。
実名で無いにせよ、その遊び心のあるネーミングは、ファンの心をくすぐりました。
全球団登場しないので、パ・リーグに連合軍が登場。
今の巨人のようなとんでもない面子が揃っています。
アウトになってベンチに帰るスピードが速いなど、ツッコミ所満載でまさにゲームとして確立していました。
リアルさだけが、ゲームの面白さでは無い。
このゲームは、それを物語っています。 -
★★★ ★★ 3.0
これ、はじめ
これがファミスタの元祖だったなんて知りませんでした、今まで。とりあえず家にあったんだんでやってた程度でした。
まあ、はじめだけあって、しょぼい感じがしますが今でもあまりやり方変わってないような。画期的な作品だったんですね、これ(感心)。
86年ですから、もう知らない人いっぱいいますよね。それにこれ、セパ両リーグありますけど、みんなうそっぽく名前がついてます。(例・ジャイアンツはガイアンツ…)どういう選手いたかな、ブーマーの時代かな、古いなあ。
このころはまだ、アウトもセーフも声でません。ビーって警告音みたいです。新鮮。
確か箱にシールが入ってました。さすがナムコ。
※本ページに記載されているコンテンツの内容は当サイト利用規約を元に表記されています。
他のファミコン(FC)ソフトを探す
ファミコン(FC)売上ランキング +
最終更新日:2022年1月15日 PR