ゲーム概要

ナムコより1986年7月18日にファミコン用ソフトとして発売されたアクションパズルゲーム。冒険者インディとなり、空中庭園を目指してバベルの塔を登る。L字形のブロックを複雑に組み合わせて階段を作り敵を回避しながら、水晶玉を全て取って扉に辿り着くとクリアとなる。ブロックはパワーを消費して動かすため、回数制限を考えて使用しなければならないなど戦略性の高いパズルを楽しむことができる。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるナムコ様が権利を所有しています。
© 1986 ナムコ All Rights Reserved.

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2024年7月18日

    バベルの塔

    『バベルの塔』は、ナムコから1986年に発売されたファミコン用アクションパズルゲームです。このゲームは、冒険者インディとなり、空中庭園を目指してバベルの塔を登るというシンプルながらも奥深い設定が魅力です。

    プレイヤーは、L字形のブロックを巧みに組み合わせて階段を作り、敵を回避しながら進んでいきます。各ステージでは、水晶玉をすべて取り、扉に辿り着くとクリアとなりますが、ブロックを動かす際にはパワーを消費するため、回数制限を考慮しながら戦略的にプレイする必要があります。この制限がゲームに高度な戦略性をもたらし、プレイヤーは慎重な計画と瞬時の判断が求められます。

    グラフィックはファミコンらしいシンプルなものですが、ステージごとに異なるレイアウトや敵キャラクターのデザインが、プレイヤーを飽きさせません。また、BGMも耳に残るメロディーが多く、ゲームの世界観を引き立てています。操作性もシンプルで直感的なため、初心者でもすぐに楽しむことができるが、後半のステージはかなりの難易度となり、パズル好きにはたまらない挑戦となっています。

    このゲームの最大の魅力は、その絶妙な難易度調整と緻密に作り込まれたステージ構成にあります。シンプルな操作でありながら、各ステージで異なるパズル要素がプレイヤーを待ち受け、達成感を感じることができます。パズルゲームの醍醐味を存分に味わえるこの作品は、アクションとパズルの両方を楽しみたい方に特におすすめです。このゲームをプレイして、その奥深いパズルの世界に挑戦してみてください。

  • ★★★★★ 5.0

    伝説の空中庭園は存在するのか?

    全64面。L字のブロックを規定の回数以内で出口に向かって積み上げる。
    敵も出てくる。それらもかわしつつ最上階を目指す。
    途中8フロアごとに「地上絵の間」が出てくる。
    このフロアでは、隠された空中庭園への鍵(絵)を見つけ出さなくてはならない。
    非常に計算された1面1面の構成はため息が出る程。
    ある程度進むと(16面だったかな)パスワードが表示されるので、続きを楽に始められる。
    64の強敵を打ち倒して進んだ先には、伝説の楽園は存在するのだろうか…。
    (表面の他に、難易度が数段上の「裏面(64面」もご用意しております)

  • ★★★★ 4.0

    25年振りに再会(再開)!

    25年?前に友人から面白いゲームソフトが有るよのお誘いで【バベルの塔】をファミコン本体と共に1週間お借りしてゲームを始めたら、面白い面白い 夜更かしをして睡眠不足で会社に行きました。アマゾンの中古ゲームサイトを検索していたら懐かしい【バベルの塔】を発見、即買い物カゴへ・・・・・。
    ゲームが到着し、始めようと思ったら家に有るのはスーファミでした。ガク!
    ファミコンを処分したのを忘れていました。
    アマゾンでファミコン本体を探していると、FC Twin'Uなる互換機を発見。即買い物カゴへ・・・・・。
    またまた睡眠不足になりそうです!

  • ★★★★★ 5.0

    不遇の名作

    発売は1986年。
    ファミコン向けの完全オリジナル作品ですが、パックマンやゼビウスで一世を風靡したナムコの勢いが、まだ残っていた頃の作品です。

    ジャンルとしてはアクションパズル。
    L字型の石を積み重ねて、出口への鍵を手に入れ扉までの道を開く、というのが基本的な流れです。
    ステージは全64面で、1ステージは縦スクロールの2画面分。
    広さを感じさせる空間の中、時にビックリするくらい面白い動きを見せるL字型の石を操り、敵をやっつけ、頭をひねって出口までの道をつけてゆく。
    この作業はとても楽しいものでした。
    8面ごとに訪れる壁画の間のシーンでは、特定の操作コマンドを入力することで、隠された絵を発見します。
    その8枚の壁画を順番通りに並べると空中庭園への道が開かれ、めでたくそこに至ってゲームクリアー、というのが基本的な流れ。
    かの名作「ドルアーガの塔」に一脈通じるものがありますね。

    当時の大ヒット映画、インディ・ジョーンズをモチーフにした雰囲気作りも高いレベルで成功しており、古代の謎めいた雰囲気と、コミカルな楽しさが同居しています。
    ステップを踏むような軽快なBGMは必聴のデキです。

    そのデキのよさと裏腹に、リアルタイムでの評価はあまり高いものではありませんした。
    ほぼ同時期にドラクエが登場し、ゲームの世界はRPG全盛の時代を迎えようとしていた頃。
    パッと見に新味を感じさせないこの作品は、当時大して話題にもならず、埋もれてしまった感があります。
    しかし今も根強いファンを持っているのは、そのオリジナリティに溢れ、かつ丁寧な作りがきちんと再評価された証でしょう。

    この後、ゲームの世界は大容量化とRPG全盛の時代を迎えます。
    コンパクトな中に発想をギッシリ詰め込んだアクションゲームを得意としていたナムコにとってはいい時代とは言えず、この後は黄金期の輝きを徐々に失ってゆきます。

    この「バベルの塔」は、初期のナムコらしいセンス溢れた最後の一本だと思います。
    いつまでも手元においておきたい作品。

  • ★★★★★ 5.0

    至高の名作であり、Wiiでの復活を願う

    このゲームは、パズルゲームの草分け的存在だと思います。
    私がこのゲームをやったのは、ちょうど20年前になりますが、当時は毎晩、大学の後輩たちと「こう置いた方がいい」「こっち側から取ってみれば」などと議論しながらやってました。
    パズルゲームの面白さは、ルールがシンプルで奥行きがあること、そして見ている人も楽しめることだと思いますので、たぶん今やっても面白さは全く変わらないでしょう。
    はやく、Wiiでダウンロードできる日が来るといいですね。
    私が再びやり込みたいソフトランキングでは、ぶっちぎりのナンバー1です。

  • ★★★★ 4.0

    頭脳パズルゲーム「バベルの塔」

    頭脳ゲームで似た作品といえば名作「ソロモンの鍵」を思い出すが、難易度はそれ以上!、階段ブロックを足場に足したり、お邪魔キャラを撃退したりと頭脳ゲームだけでない大変さは健在!、全64ステージ?、何か半端ですよねぇ、好きな面からプレイ出来る?と思ったらやっぱり完全パスワード形式でした(汗)、後はボーナスステージで方向キー右とかで巨大な絵のパスワードが出現をしますので頑張って集めましょう!

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最終更新日:2024年7月18日 PR