ゲーム概要
サンソフトより1985年11月28日にファミコン用ソフトとして発売された痛快時代劇アクションゲーム。2人の農民「権べ」と「田吾」が村を救うため、悪代官に立ち向かう。代官の手下である忍者たちを避けたり、鎌や竹やりで倒したりしながら、ステージに落ちている小判8枚を全て集めるか代官を倒せばステージクリアとなる。2人プレイも可能で、手役割分担して敵を倒すなど協力プレイも楽しむことができる。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるサンソフト様が権利を所有しています。
© 1985 サンソフト All Rights Reserved.
ピコピコ大百科 公式YouTubeチャンネル [PR]
ピコピコ大百科の公式YouTubeチャンネルでは画像からゲームのタイトルを当てるクイズのショート動画やゲームシリーズの紹介動画を中心に配信してます。面白そうなゲームを探す時にも気軽に視聴できるので、もしよろしければ観てみてください!
※気が向いたらチャンネル登録もよろしくお願いします...!
レビュー
-
★★★ ★★ 3.0
一周回って斬新
当時はクソゲ箱に入っていました。
カセットの重さで面白さを計っていたのでこんなに軽いのかとあせりました。
(○ト○ン○ス○謎も)
お地蔵さんが幽霊を祓ってくれたりパワーダウンの武器、腰元、ゲームオーバー時の「ベーン」、クリア時の笑顔等、実に盛りだくさんでした。
当時はホントにクソゲでしたが、今やってみると斬新な箇所がたくさんあります。
なんでもできた黎明期だからこそ産まれた作品ですな。
面白くは無いが、「その発想はなかったわ」の宝石箱です。 -
★★★★★ 5.0
非凡すぎるセンスの塊
「百姓一揆」を題材にしたはずなのに、最大二人同時にしかプレイできないという!!だから、タイトルが平仮名表記で「いっき」なのか?箱やカセットのラベルに描かれている主人公の農民は、子供心に充分インパクトはあったのは少なくとも間違いない。
タイトル画面の山里ののどかさとは裏腹に、ゲームの方はまさにカオス!!一人または二人だけで一揆というのもすごいが、敵が何故か無数に湧いてくる忍者なのはどうして?ホーミング鎌は便利な反面、敵に囲まれるとその機能がかえって邪魔に。便利なアイテムであるはずの竹槍がマイナスの効果なのは、誰かの陰謀か?
小判8枚取るか、たまに出現する殿様に触ると面クリアになるのは、何かを感じられずにはいられない。「いっき」だから仕方ないのかもしれないが。ヘンな煙を取ると、面クリア後にボーナス面に。そのボーナス面もなんだか間抜け。
今現在なら、なんとか無双みたいなシステムで百姓一揆をゲームで再現できそうだが、30年以上前に百姓一揆のゲーム化を企画したセンスがすごい!!しかも、史実の百姓一揆と明らかにかけ離れた形でゲーム化。ゲームデザイン、キャラデザイン、グラフィック、音楽のすべてが非凡すぎるセンスに溢れていて、今やっても充分ウケる!!今でも日本の何処かのTVで、いっきが起こっているんだろうな。オレたちのいっきは終わらない!! -
★★ ★★★ 2.0
ソフト自体を「いっき」に叩きつけたくなるのかも。
サン電子改めサンソフトの名を世に知らしめたファミコン時代のバカゲー。
一揆を何故か「ひとりでやる」という有り得ない設定でのアクションゲーム。
プレイヤーキャラのごんべの武器は鎌ですが、これは投げれば自動的に近くの敵に当たる追尾機能付き。
敵は「忍者」だったり「幽霊」だったり「腰元」だったりします。あちこちに落ちている小判を集めればステージクリア。
全部で4面しかないので飽きるのは早い。2面には何故か「鉄砲隊」が配置されていたりする。
基本は無限ループなので、全4面はキツイ。めでたく「バカゲー認定」されています。 -
★★★★★ 5.0
斬新すぎる
主人公は農民です。(名前はごんべだったかな?)
その農民が単騎で(2Pにもできますが)百姓一揆を起こします。
アクションゲームを作る上で、様々な選択肢があったと思います。
同じような世界観にするにしても、忍者、侍、盗賊……などを主人公にすることも出来た筈です。
それなのに、農民をチョイスした事には、凄く奇抜なアイディアだな、と感心せざるを得ません。
攻撃手段は鎌です。しかし、鎌を振るのではなく、投げます。
投擲物です。使い捨てです。
時たま落ちている竹やりは、拾わずが吉です。
ステージのクリア条件は小判を回収することです。
百姓一揆はどうしたんだ、と突っ込みを入れるのは無粋でしょうか。
このゲームはステージ数が少ないため、プレイ回数を重ねて、各ステージの構造を把握していけば、すぐに全面クリアできることでしょう。
しかし、全面クリアしても、また最初の面に戻ってしまいます。
スタッフロールもありません。
このゲームをクソゲーと呼ぶ人がいます。
しかし、私はクソゲーではなくバカゲーだと思います。
おかしな世界観に、ヘンテコな音楽。
それらに笑ってしまった人は、このゲームを大いに楽しんだと言えます。
でも、当時定価で買ってしまった人は、お気の毒です。(約5000円)
このゲームが発売されて15年が経過して、「いっきおんらいん」なる物が登場したのも、「いっき」が、一部の人々に愛されている証拠ではないでしょうか。 -
★★★★★ 5.0
クソゲーの名を冠した、傑作アクションゲーム。
みうらじゅん氏が、「一人でも一揆! (二人でも一揆! )」という奇抜な内容に、コンピューターゲーム史上始めて【クソゲー】の称号を与えたのであり、決してゲームのシステム、内容、面白さに、クソゲーの名を付けたのではないというのは有名な話。
使えるのか使えないのかよくわからない、ホーミング鎌での攻撃。
取ると、攻撃範囲が狭まってしまうアイテム、竹槍。
小判を集めるとステージクリアという、結局はお金の問題。
獲得すると何故だか主人公の足が速くなる、大根。
主人公を執拗に追い回してくる痴女でストーカーの、腰元。(ブサイク)
捕まえると、これも何故だかステージをワープできる、お殿様。
敵キャラは、お侍さんでも足軽でもなく、みんな忍者。
唯一マシなのは、幽霊に憑りつかれたら、お地蔵さんで成仏できるシステム。
これだけでも如何に、このゲームのユニークさが伝わるかと思います。
二人協力プレイもできるのも秀逸です。
兄弟がいたので当時、二人同時プレイができるゲームはとても楽しかったです。
マリオブラザーズ……
アイスクライマー……
バルーンファイト……
バトルシティー……
……などなど。
アトランチスの謎でも重要な役割を果たす、主人公・ごんべ
※本ページに記載されているコンテンツの内容は当サイト利用規約を元に表記されています。
他のファミコン(FC)ソフトを探す
ファミコン(FC)売上ランキング +
最終更新日:2024年11月17日 PR