ゲーム概要

データイーストより1990年9月28日にファミコン用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム。クールでダンディ、加えてヘビースモーカーの探偵・神宮寺三郎が主人公の人気アドベンチャーシリーズ第4弾。公園で一匹の犬を見かけた神宮寺が、1年前の事件を思い出し、その事件を回想しながら謎を解いていく。神宮寺と熊野警部、御苑洋子の思い出語りで進む、現在と過去を行き来する物語が始まる…。

プレイ画面

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© 1990 データイースト All Rights Reserved.

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レビュー

  • ★★★★ 4.0

    ファミコン最終作

    神宮寺作品で、唯一、人が死なないシナリオです。
    神宮寺が熊野に逮捕されたり?
    洋子が爆発したり、シリーズファンにも見所も満載。

  • ★★★★ 4.0

    推理ゲームの代表格のひとつです!

    1990年発売、ファミコン版謎解きミステリーゲーム、サスペンスの女王こと「山村美紗シリーズ」同様にシリーズ化をされている推理モノシリーズの代表格!、主人公の神宮寺は2枚目なオールバック探偵、タバコを吸うというコマンドもあるのも味ですよね、ファミコンゲームとあなどるなかれ、味のある建物、陰影のある登場人物絵、そして音楽も耳に心地よい!、難易度もちょうど良い感じで興味深くプレイをする事が出来ました。

  • ★★★★★ 5.0

    不朽の名作

    自分が初めて神宮寺シリーズを体験した1本で、これをプレイして神宮寺ファンになりました。

    神宮寺のキャラもさることながら、とにかくストーリーがあまりにも秀逸で、当時は星の数ほどアドベンチャーゲームはありましたが、自分的にはこれがNO.1です。ものすごく洗練されたストーリーで、このままテレビドラマ化しても通用するような内容でした。

    とあるお金持ちの家から一枚の絵画が盗まれ、それに端を発し様々な人間ドラマが展開していく・・・神宮寺作品はクリアした後に喜びと同時に人間社会のもの悲しさを強く感じるものが多く、これもその路線ですが、これに関してはほっとする喜び・温かさを非常に強く感じる1本で、ある意味シリーズ中では異色作と呼べるかもしれません。

    まだ未プレイの方には強くオススメします。 ただ、昔々のゲームなので、グラフィックはもちろん、ゲーム攻略はかなりシビアで、所々で行き詰まると思いますが・・・。

  • ★★★★★ 5.0

    危険な二人とコレ!

    完成度高いよね!

    しっかり立った魅力的なキャラたち、セリフのセンス、惹き込まれるシナリオ、美しいグラフィックにサウンド、GOODです^^
    危険な二人もオリジナルをROM化して欲しかったな?
    (DS版あるけど、コレじゃねー感があるね)

    PSのアーリーコレクションもあるけど、このタイトルは完成度高いのでROMで味わうことをオススメします!
    殺人はないけど、この世界観に心奪われます。良作とはまさにコレ!

  • ★★★★ 4.0

    ファミコン神宮寺三郎シリーズ…いや、ファミコンAVGの中でも指折りの名作です。

    良い所

    ・シナリオ
    当時は地味な作品だと思っていたので印象は薄かったですが、20年以上ぶりに改めてプレイするととても良かったです。探偵AVGではかなり珍しく殺人事件や傷害事件や誘拐事件を解決するわけではありません。極悪非道な人物もいません。神宮寺は盗まれた絵を追い、助手の洋子は迷子の母親探しです。凶悪事件じゃないだけに良い意味で冷静なプレイができ、細かなセリフや人間模様などもしっかり作られていることが良くわかります。しかもメインは回想シーンで進むのも当時にしてはなんともハイセンス。前作以上に神宮寺と洋子でザッピングになっているのも◎。登場人物が少なめなのでそれぞれの人をしっかり理解できるのもとても良い。前作とは大違いですね(笑)

    ・章仕立て
    選択肢が増えたので難易度は前作よりやや高め。意地悪な箇所もいくつかあります。しかしある程度進めると回想シーンから現代に戻り、次の回想シーンから再スタートという形になります。その「ある程度」がかなり短めで細かく分ければ全部で20個ぐらいに分かれており、ちゃんとフラグが立てていることも認識できるので詰まってる感をあまり感じず、良い意味でサクサク進めます。「進んだぁ」と一息つけるのも良かったですね。

    悪い所

    ・レスポンス
    ファミコン神宮寺シリーズを4作連続でプレイしましたが、この4作目にしてわずかながらコマンド受付の反応が遅いです。少しづつ慣れてきますが、こーゆー細かいことにも気を配って製作して欲しかったところですね。

    ・再スタート位置
    パスワードが当時でも前代未聞の数字4文字なのはとても評価できます。パスワードを入力して開始した場合は少し前の場面からスタートすることもあるが、そこは文字数の短さの利点を考えたら納得の範疇だと思っていました。しかしその少し前の場面がだいぶ前に戻されることがあるのがダメ。せっかく上記の章仕立てで区切られているのに、章毎に記録されるわけではないのは厳しい。場合によっては数で言えば3?4回分も戻されます。パスワード表示時に次回は○○辺りから再スタートと言われますが「そんなに戻るのか…」と思い、やめたくてもやめられなかったのはつらかったですね。

    ・ハッピーエンド
    登場人物の誰も不幸になりません。超ハッピーエンドです。これはこれで悪いわけではないが、もしかしてスタッフは違う終わり方も考えてたのかなぁと。一番最初と、ラストの振りを見たらそう考えるのがベターでしょう。もしその終わり方をしていたらハッピーエンドじゃなくても感動的な評価になっていたのかもしれませんね。まぁファミコンソフトなのでハッピーエンドの方がいいのでしょうが(笑)

    総評

    ファミコン神宮寺シリーズの中でも印象が薄く、殺人事件ではないことは覚えていたので一番期待してなかったが、圧倒的に良かったです。特に直前にプレイした3作目の「危険な二人」は個人的にファミコンAVGの中でも相当駄作だと思ったので更に良さも際立ちました。とても同じ人が作ったシナリオとは思えませんね(笑)当たり前ですがAVGはシナリオが良いことが一番だと改めて思いましたね。
    上記の通り悪い所は大したことはないことばかりです。もし神宮寺シリーズファンの方で未プレイな方は絶対にプレイするべきでしょう。神宮寺シリーズは数多く出過ぎてちょっと…という方はこのゲームから始めたらファンになるかもしれせん。決して過去3作から始めない方が良いことだけは断言します(笑)まぁ私もファミコンシリーズしかやってないので他の作品も気になってきてます。それぐらい良いゲームでした。

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最終更新日:2024年9月26日 PR