ゲーム概要
任天堂より1990年4月20日にファミコン用ソフトとして発売されたシュミレーションRPG。重厚なファンタジーの世界観が魅力。ユニットの種類は個性豊かで多数存在し、地形や敵との相性を考えながら出撃させることで戦いを有利に進められるなど、高い戦略性を楽しむことができ、一度死ぬと二度とそのキャラは復活しないシビアなシステムが、キャラ一人一人の個性をより際立たせている。
プレイ画面
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2024年4月20日
ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣
任天堂が1990年にファミコン用ソフトとして発売した『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』は、シュミレーションRPGのジャンルにおいて重厚なファンタジーの世界観を提供してくれます。このゲームでは、個性豊かで多様なユニットが登場し、プレイヤーは地形や敵との相性を考慮しながら戦略的にユニットを出撃させる必要があります。特に注目すべきは、一度戦いで死亡したキャラクターが二度と復活しないというシビアなシステムで、これにより各キャラクターへの愛着やその戦略的な重要性が増します。プレイヤーはそれぞれのキャラクターの生存を重視し、その一手一手が重大な影響を与えることから、非常に高い戦略性と緊張感を楽しむことができます。このようなゲームデザインは、本作をただのゲームではなく、一つ一つの決断が重要な意味を持つ冒険へと昇華させています。このゲームの深い戦略性と豊かなストーリーは、今もなお多くのファンに愛され続ける理由です。
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★★★★★ 5.0
原点!!
言わずと知れたシュミレーションRPGの金字塔です。
そして、今なお続くエムブレムシリーズの始祖ですね。当方シリーズ全作クリアし攻略本、ムック本漫画本など関連書籍(100以上)やサントラも多数所持している昔風に言うとエムブレム教信者です。
ここ何作かは携帯機でカジュアルモードやら課金やら萌キャラ増加など昔を知る者としては、ちょっと寂しい現状ですが、そんな最近のFEしか知らない人もぜび遊んで欲しいゲームです。
何と言ってもキャラに命があり味があります。
昔のグラなんで顔絵も使い回しが多かったり、ダサかったり出っ歯だったり味方の主要ユニットでさえそんな扱いです。
主要ユニット以外は仲間になる時と死んだ時くらいしか会話もありませんが、それでもキャラが立っているのは驚きです。(ここで分かる人間関係が多数あります。)
オグマ、ナバール、アベル、カイン、ドーガなど誰でも知ってるFEキャラでさえそうです。
でも、戦闘のドット絵は勇者、パラディンなどメッチャカッコイイです。
また、こいつ使えるな?と思い育てていくとどんなキャラでも愛着が湧きます。レベルアップの度に祈るようにテレビを凝視してました。
結果上手く成長せず弱くても、愛着が湧くとドーピングでもして使っちゃうんですよね…。
それにストーリーは、わかり易いけど、中ダレせず面白いです。主人公の成長や世界情勢なども感じられる良作だと思います。
難易度は昔の語りぐさになったように、高めだとは思います。けど、当時小学生だった自分がクリア出来たので大抵の人はクリア可能と思います。まぁ、リセットのお世話には何度もなると思いますが、このゲームは戦略を練る事で同じ戦力でもクリア出来ますので、自分の成長も実感できますよ。とめどなく出現する増援や不意に喰らう必殺に怯えながらプレイしてみてください。
基本的なシステムは今も昔も同じ所は多くありますが、敵の移動範囲を自分で数えないと分からない攻撃力も自分で計算する必要がある、闘技場は棄権できない、槍剣斧の3すくみは無い魔防は基本上がらないなど、当時は良くても今では取っ付きにくい所も確かに多々あります。
今作は初代FEという事もあって2度リメイクされてます。しかし、DSのリメイクは出撃ユニットが減少したり職種が変更される事によりキャラの個性が低下しています。
もしファミコンじゃなぁと思うならSFCの紋章の謎をお勧めします。
こちらも絶対面白いですよ!(マップは減ってるけど。)
何はともあれ、ゲーム自体はエムブレム以前から遊んでいましたが、自分の中でFEは超重要なソフトなので自身の100番目のレビューに挙げさせて貰いました。 -
★★★★★ 5.0
圧巻の一言。この時点で完成されていたシリーズ作。
正直驚きました。
細かい所を言えばUIの面で親切さに欠ける所はありますが、ゲーム的には今と何も変わりません。
如何に完成されたゲームだったのかが改めてわかります。
ゲームはグラフィックじゃない!と言われるタイプのゲームの典型例ではないでしょうか。
オープニングのキャラクター紹介画面と音楽で一気にテンションが上がりました。
シナリオのテキスト量やキャラクターのやりとりはむしろこのくらいのバランスがベストであって最新作より上だと思います。
死んだら終わりでザオラルもレイズもありません。
だからそ1手1手に重みがあり、勝利した時の喜びは他のゲームの数倍です。
今回は駿河屋の福袋(10本で1000円)の中に予期せず入っていたので偶然遊びましたが、これを期に再びシリーズ作を遊んでみようと思いました。 -
★★★★★ 5.0
さすがです。本当に面白い!
約四半世紀前のソフトですが、初めてプレイしました。
シリーズは、SFC紋章、GBA3作、蒼炎、暁、新暗黒竜をプレイ済み。
オリジナルをやってみたいと思い、購入しました。
結果、不親切な要素も多々あったけれど、今でも十分面白いゲームです。何しろファミコンの音源が良いです。
幸い、バッテリーもまだ生きていたので、セーブデータが消えることはありませんでした。
ネットで攻略情報をすべて見てしまうと、面白さが10分の1ぐらいになってしまいますのでおすすめしません。
ただ、武器の攻撃力や重さ、追撃の発生条件などは最低でも調べておかないと、全員生存クリアは難しいと思われます。
いつ来るか分からない増援にヒヤヒヤさせられて下さい。それがこのゲームの醍醐味ですw
バーチャルコンソールでも500円くらいで購入できますので、気になった方は是非プレイしてみてください。
個人的には、リセットスイッチをおしながら電源を切りたい派wなので実機がいいですけどね。
近いうちに、自分でバッテリーを交換して、長く大切にプレイしたいと思っています。 -
★★★★★ 5.0
危なくなったらスタコラ逃げろ
当時「ファミコンウォーズ」の続編だと思って買ったら、まったく異種なゲームで驚いたものです 有る意味、「ウィザードリィ」などの名作に匹敵するゲームではないかと・・・! とにかく、リセットしまくりましたけど、最終的には「悲しいけど、これ戦争なのよね」 ・・・な感じで、悟りの境地に達してからは、無駄な経験値稼ぎを一切せず、本当に何度も繰り返しプレイしました 最終面で他のキャラをかばってバタバタと倒れる辺りは、良質のドラマや映画を見ているようです 「・・・本当はあなたの事を・・・うっ・・・バタッ」な感じです その時その時でドラマが産まれるし、キャラにも個性が有るので、その方が何度もプレイできると思います ・・・かと言って、薬物投与をしない方が良いかと言うと、そんな事はありません エレファントの連続攻撃などは、ハッキリ言って病み付きですが(笑
薬物は秘密の店で買えます。闘技場に強力な武器(グラディウス+オーブ等)を持ち込んで荒稼ぎしましょう。
因みにマムクート(チキとバヌトゥ)に有るアイテムを使うと守備力の限界を越えるバグがあります。
あと最終ボスは直接攻撃なら、デビル系・神器系武器でどのキャラでも倒せます。チキでも倒せます。レッツトライ! -
★★★★★ 5.0
命の尊さと、戦争の悲しさを教えてくれたゲーム
小学生の頃、やたら壮大なTVCMに惹かれて、購入しました。
発売日、手探りの、本当に自分の脳味噌だけが頼りの進軍は、困難を極めました。
ジェイガン無双した挙句6章くらいで詰んだり、バーツ無双した挙句武器無くなって詰んだり(10章〜20章まで斧系は武器屋に置いてない)、いきなり増援部隊が出てきて半ベソになったり・・・。
攻略本無し(そういうものがあること自体知らなかった)、ネット情報無し(パソコン一台100万以上の時代。ネット環境自体が世の中に無かった)、友達情報無し(自分しか購入していなかった・・・)。
初めて、マルス達がメディウスを倒したときの感動と興奮。そして終わってしまう寂しさの入り混じったなんとも言えない感情は、子供時代の最高の思い出の一つです。
不自由で、情報量も少なくて、今よりずっと単純なゲーム。でも、だからこそ、想像力が働いて、仲間のキャラや物語に深く感情移入できたのかもしれません。
自分の中の何かが変わったゲームは、今のところ『ICO』と、初代『ファイアーエムブレム』の、2つしかありません。
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最終更新日:2024年4月20日 PR