ゲーム概要

NECより2001年3月29日にプレイステーション用ソフトとして発売された恋愛シミュレーションゲーム。12の都市を巡って幼なじみの女の子と再会を果たすゲームとなっている。高校生活最後の1年を前に、主人公のもとに届けられた「もう一度、あなたに会いたい…」という一通の手紙。少年時代に出会った12人の少女たちの中から、手紙の主を見つけることができるだろうか?再会から始まる切ない恋の物語が幕を開ける。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2022年11月13日

    センチメンタルグラフティ

    『センチメンタルグラフティ』は、セガサターンで発売された、12の都市を巡って幼なじみの女の子と再会を果たす恋愛シミュレーション『センチメンタルグラフティ』のプレイステーション移植作となります。
    セガサターン版よりグラフィックが美しくなり、システムも大幅にリニューアルされています。

    【ストーリー】
    「もう一度、あなたに逢いたい・・・」―高校生活最後の1年間を前に、主人公の元に届けられた一通の手紙にはそう書かれていた。
    差出人の無い、けれど切ない気持ちの込められたメッセージから思い出されるのは、転校を繰り返していた少年時代に出会った12人の少女たち。
    少年は思い出を訪ね歩く旅に発つことにした。
    漠然と広がる未来への答えを見つけるために・・・。

  • ★★★★ 4.0

    センチの真髄

    素直な気持ちでプレイすればそこまでそこまで悪いものではないのではないか。
    なかなか会えなかったり、スケジュール管理が面倒だったりするのは遠距離恋愛のもどかしさを出してるんだろう。
    あと、まんべんなく付き合わなきゃいけないってのは、このゲームが特定のヒロインとのベタベタな関係を描いた話の作品ではなく、今まで出会ってきた女の子との思い出を振り返ることで、そこに何かを感じ取ってもらおうってゲームだからではないか。
    まあ、合わない人も大勢いるだろうってことは否定しないが。
    サターン版の方がロードが短く音質が良い気がするのでオススメ。

  • ★★★★ 4.0

    せつなさ炸裂!全国行脚・・・

    オリジナル発売の当時、PCEの時からコナミが出した「ときめきメモリアル」の影響で『卒業 グラデゥエーション』や『誕生 デビュ』などギャルゲーで押してきた「NECインターチャンネル」というソフトハウスがありました。
    そこが当初、セガサターンで発売し、プレステに移植発売したゲームです。

    内容は転校し続けた東京在住の主人公に届いた「貴方に逢いたい・・・」という一通の手紙。心当たりがあるという全国12都市にいるヒロインに逢いに行きつつ誰からなのかを判別するというゲーム。
    その12都市にあるスポットがリアルそのまま(例・・「大阪」なら「心斎橋」「難波」「アメリカ村」など)登場したりします。
    ただ、長期間逢いに行かなかったらせつなさからなのか【無言電話】という暗黙の要求が出たりと大忙しになったりします。
    「ときめきメモリアル」は『自分を磨きつつ、校内での純愛を楽しむ』ですが、「センチメンタルグラフティ-」は『全国を飛び回るナンパゲーム』と見れるかもしれません。
    しかし、わたしはサターン版をやり、たまにはこんなのもいいかな?とアーカイブスで買いましたが、(アーカイブス版は「ガンホーオンラインエンターテインメント」)今考えると現実離れしすぎてると思ったりします。

  • ★★★★ 4.0

    発想で失敗してしまったギャルゲー

    全国各地のヒロインの所へ電車、飛行機などで毎週土日にデートするというコンセプトが失敗だと感じました。
    週末にヒロインによって北海道から長崎まで二日間でデートして東京へ帰ってくるという主人公のむちゃくちゃな生活が1年ゲーム内で続きます。移動費のためになぜか主人公は初期に30万円理由も無く所持している所も良くわかりません。
    しかし、ヒロイン攻略のために限られた資金と日数を考えて攻略していく過程を作成するのがとても面白かったです。
    計画通りに狙った子を攻略できた時の達成感は一塩でそこが楽しめる人なら中々楽しめる部分だと思います。
    なのでギャルゲーで出したというのがコンセプトに合っていなかったのではないかと思います。
    後は攻略したくない女の子に合って振るという過程も大事なので、そういうのが苦手な人にはお勧めできません。ですのでキャラがかわいいと思った人か、全国を旅しつつデートしたい人ならば何とか楽しめるのではないでしょうか。
    私は楽しめたと思っております。

  • ★★★ ★★ 3.0

    良い作品なんですが・・・

    古いゲームのPS版です。
    登場する日本各地のヒロインの個性が際立っていて、きっと好きな女の子が見つかると思います。
    が、一番の欠点で残念なのはゲームのシステム。
    一人クリアした時点で他のヒロインのイベントがあらかた見られてしまうので、二週目以降が本命以外の女の子との絡みが作業と化してしまうため、根気がないと続けられません。
    個人的には四人(真奈美、若菜、ほのか、妙子)をクリアした時点でリタイア・・・
    魅力的なキャラクター、日本各地を周るという斬新な設定が良かっただけに、ゲームシステムだけを星をマイナス2です。
    個人的には好きですが、手放しでオススメはできません。

  • ★★ ★★★ 2.0

    発売前の熱狂は何だったのだろう。

    「キャラ人気におんぶにだっこ」してて、ゲームとしては破綻しています。

    主人公は何者だ?
    幼年時期から十回を超える転校・・・って普通の人間はしようとしたってそんなに転校なんて出来ない(笑)。
    父親の職業が不明。転勤に次ぐ転勤って・・・。
    さらに高校三年生になった主人公は自分の進路で忙しいはずの時期に恋にうつつを抜かしており、毎週のように全国を放浪します(笑)
    たとえ恋人は出来たとしても、主人公はただ「高校を卒業しただけ」でプータロー生活に突入。
    しかも十二股を最大でかけられるため、修羅場は避けようもない・・・。
    デートの予約なしで現地を訪ねても、偶然に(笑)お目当ての彼女と出会えて好感度アップって・・一体・・。

    キーワードは「切なさ」らしいのだが・・・、
    留守中に無言電話を掛けてくるのを「切なさ」と呼んでいいのか?

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関連ゲーム

センチメンタルグラフティ ファーストウィンドウ

NECインターチャネルより1997年4月11日にセガサターン用ソフトとして発売された。本作は恋愛シミュレーションゲーム『センチメンタルグラフティ』のプレディスクとして制作され、本編に登場するヒロインのイラストや設定画像、声優オーディション風景などが収録されている。当時は3万枚限定で出荷されたが、予約が殺到したため入手困難となり、最大で1万5千円前後ものプレミアム価格で取引されるほどだった。

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センチメンタルグラフティ

1998年1月22日にNECインターチャネルより発売されたセガサターン向けの恋愛シミュレーションゲーム。高校3年になる春休み、かつて中学卒業まで幾度となく転校を繰り返した主人公の元に、「あなたに会いたい」と書かれた差出人不明の手紙が届く。手紙の送り主を探すために主人公は全国各地を回り、思い出に残る12人の少女と再会する。ヒロインと各地方都市の名所を訪れる擬似観光体験が楽しめる。

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センチメンタルジャーニー

バンプレストより1998年9月23日にプレイステーション用ソフトとして発売された最大4人プレイで楽しめるボードゲーム。人気恋愛シミュレーション『センチメンタルグラフティ』に登場する12人のヒロインから1人を選び、2人で全国各地を旅するゲームとなる。ヒロインのいるマスに止まり旅行プランカードを提示して、OKされれば旅がスタートする。お気に入りのヒロインと一緒に日本各地を回り、楽しい思い出を作ろう。

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セガサターンでNECより発売された「センチメンタルグラフティ」の続編。の主人公がトラックの横転事故に巻き込まれて死亡したという設定。全国各地を旅しながら12人を相手に恋愛をするという異様な設定が笑いのネタとなった前作と違い、東京を舞台に心に傷を負ったヒロインと交流、恋愛するという、正統派の恋愛アドベンチャーに回帰した。初回版には甲斐智久のデジタル画集『サードウィンドウ』が付属する。

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センチメンタルグラフティのメディアミックスの一環として制作された電撃G'sマガジン連載小説を元にした小説単行本上巻のタイトルでそれを題材にしたノベルゲーム。センチメンタルグラフティの主人公と12少女との思い出とその別れを描いたものである。小説版の下巻を元にしたノベルゲームの発売も予定されたが、発売中止となっている。

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センチメンタルプレリュード

インターチャネルより2004年10月28日にプレイステーション2用ソフトとして発売された恋愛アドベンチャーゲーム。幼なじみや同級生たちとの友情と恋愛の物語が描かれた作品。ストーリーを読み解いていくシンプルなシステムで選択肢やパラメータの変化によってストーリーが変化。前作『センチメンタルグラフィティ』のキャラと交わるシーンも収録。幼少期に転校した初恋の相手との再会で主人公の心が動き出す。

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最終更新日:2024年6月15日 PR