ゲーム概要
コナミより1998年10月1日にプレイステーション用ソフトとして発売されたリズムアクションゲーム。アーケードで人気のDJシミュレーション『ビートマニア』の移植版。画面上部から落ちてくる「ノート」が画面下部の赤いラインに重なった時に対応したボタンを操作し、そのタイミングの正確さに応じて得点が加算されていく。アーケードの『2ndMIX』から19曲、オリジナル8曲を収録。DJ気分を体感することができる。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるコナミ様が権利を所有しています。
© 1998 コナミ All Rights Reserved.
ピコピコ大百科 公式YouTubeチャンネル [PR]
ピコピコ大百科の公式YouTubeチャンネルでは画像からゲームのタイトルを当てるクイズのショート動画やゲームシリーズの紹介動画を中心に配信してます。面白そうなゲームを探す時にも気軽に視聴できるので、もしよろしければ観てみてください!
※気が向いたらチャンネル登録もよろしくお願いします...!
レビュー
-
★★★★★ 5.0
「音ゲー」のジャンルの代表的作品とともに、狭義のゲーム性も兼ね備えた歴史的作品
『ビートマニア』は鍵盤とスクラッチを使い課題の曲をリズムに合わせて演奏をする音楽ゲームになります。
マイナーチェンジを施しつつも今なおゲームシーンで生き続けるジャンルの先駆的作品ですね。
補足としては本作のゲーム性に類似する『パラッパラッパー』が実質的な現在の音ゲーの元祖の作品でありつつも、本作はそのジャンルを確固たるものにし、一大ムーブメントを築いたという点で史学的にも価値ある位置づけになっています。
尚、初出はAC版になります。
さて、そんな本作ですが、現在の音ゲーのコンセプトとは多少異なり、初代ビートマニアは「クラブを再現する」というものがありました。
その証拠にDJバトルなんかもありましたし、ハウスやテクノなどの既存のゲーム音楽ではほとんど使われないジャンルも収録されていました。
本作は同時に専用コントローラーも発売されましたが、まだACに比べてちょっと使いづらかったですね。
なので移植の再現性は高かったもののオリジナルよりも2枚から3枚くらい劣っていたと思います。
とはいえ本作の最も大きな魅力はリズムに合わせて打鍵とスクラッチをするという、狭義のゲーム性がシンプルで面白かったことにあるのでしょう。
それならば、家庭用でちょっと全体的な再現が不完全であっても十分に楽しめたプレイヤーも多かったのだと思います。
収録曲は20曲前後でちょっと物足りないかもしれませんね。
この弱点は後にアペンドディスクで量を増やしていく形になりました。
総括すると、AC版には大きく劣るもののPSにおいてその性能を発揮した作品であり、初代でありながら狭義のゲーム性にも優れていたことから星5つの評価となります。
私は今現在は音ゲーをプレイしませんが、操作性やボリューム、利便性は格段に向上しているのでしょう。
それでも、本作のような概念のゲームが登場した時のインパクトは一回性のものであり、似たコンセプトであり続ける限りはこれ以上に評価の高い後継作は出ないでしょうね。 -
★★★★★ 5.0
空前絶後のムーブメントを形成した本作に、最敬礼。
ボタンを押すことで音が出る。
組み合わせると、メロディラインになる。
この、人間の本能に電撃的に訴えるコンセプトである本作は「音ゲー」と呼ばれる爆発的なムーブメントを形成しました。
ボタン数も鍵盤に見える最低限度である5つのみとし、スクラッチも搭載するという発想がまさにエポックメイキングでありました。
数年後にビートマニアは鍵盤数が7つに増え、ひとつの曲で1,000以上の打鍵をする曲が大半を占め、結果として利用者の減少を招くことになります。
余りにも斬新過ぎた作品の宿命とも言えるでしょうか。
そして数多くの粗悪な亜流作品の発生。訴訟問題。
その一連の流れはかのルービックキューブを連想させます。
またPS版に限って言えば後継作の多くがアペンドディスクという形態をとっており、価格が安価というメリットを持ちつつ本作などのキーディスクを所有していないと
起動ができないという点が諸刃の剣であったことは否めないでしょう。
事実、5鍵盤6thは単体起動が可能になっていることがそれを裏付けています。
音ゲーはいまや完全に定着し、このジャンルは市場から消えることはないでしょう。
このことは5鍵ブーム再燃の可能性の低さ、すなわち本作の再評価の可能性が限りなく低いことと表裏一体でもあります。
音ゲーというジャンルを文字通り確立した”孤高の逸品”に改めて敬意を表したい思いからこうした拙文を綴ることにしました。
☆5つ。 -
★★★★ ★ 4.0
このゲームからコナミの音楽ゲームに魅入られました!
5つの鍵盤とスクラッチに対応したボタンを指示どうりに打っていくことで用意された音楽を奏でることができるゲーム。
あとに出たポップンミュージックと比べるとこちらの方が使用するボタンが少ないので遊びやすいかと思います。
ディスク2枚組みになってて結構いろんなジャンルの曲が収録されていますが、個人的には2枚目の方に良い曲が多いかな・・・猫踏んじゃったのアレンジやMGSのアレンジ曲などテンポのわかりやすい曲が収録されていて1枚目は比較的簡単な難易度の曲が多いけどクールな曲ばかりでタイミングがつかみづらいです。 -
★★★★ ★ 4.0
音楽ゲームとしてはあまりに有名。
ゲームセンターで一時期めちゃくちゃ流行ったらしい(俺はやったことない)音楽ゲームの移植作。プレステ用のオリジナル曲も収録されている。
ボタンをタイミングよく押すタイプのゲームなので、ジャンルとしては"アクション"と言ってもいいんじゃなかろうか。
難易度の高い曲はなかなかクリアできない。それが痛い! -
★★★★★ 5.0
猫踏んじゃったが弾けなくても
音楽ゲームの先駈けで登場したビートマニア。リズム感の無い私にはームセンターではクリアできないのに200円の出費とギャラリーの目に耐えられず、プレイステーションでの発売をどれほど心待ちにしたことか。猫踏んじゃったが出来なくても、全然クリアできなくても大丈夫。練習モードもあるし、曲数も多くかなり楽しめます!
※本ページに記載されているコンテンツの内容は当サイト利用規約を元に表記されています。
他のプレイステーション(PS1)ソフトを探す
プレイステーション(PS1)売上ランキング +
最終更新日:2022年5月31日 PR