ゲーム概要

スクウェアより1997年6月20日にプレイステーション用ソフトとして発売されたシミュレーションRPG。国民的RPG『ファイナルファンタジー』シリーズの世界観を引き継いだシミューレーションRPG!高さの概念など本格的なシステムに、ジョブチェンジシステムやアビリティなどおなじみのシステムが融合!獅子戦争により過酷な運命にさらされる主人公ラムザと親友ディリータ。2人の生き様と熾烈な戦いの真実とは?

プレイ画面

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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    最高

    今までやってきたゲームの中で、今現在も現役で楽しめるものの一つです。

    ランダムエンカウントでの戦闘は終盤でもきついです。
    つまり、終盤でも戦闘に飽きることがありません。
    レベルをMAXまで上げても、すべてのジョブレベルはMAXまで上がらないし、当然アビリティもすべて覚えられません。

    やりこみ要素もあります。
    ディープダンジョンというところがあり、どんどん地下にもぐって戦闘します。
    ここでしか手に入らないアビリティもあります。
    またFF7のキャラクターも仲間にすることができ、ファンには嬉しい要素になっています。

    モンスターが仲間にでき、ペットとして戦闘に参加させられます。
    たまごを産んで、モンスターが量産されていきます。
    戦闘に参加したモンスターのなかには乗ることができるものもいます。

    新しい仲間として、兵士を雇うこともできます。

    酒場からの情報で仕事をすることで、財宝集めができます。
    成果に応じてジョブポイントがもらえます。
    書籍の財宝は読むことができ、アドベンチャー形式で選択肢により話が進んでいきます。

    モンスターを狩ることで、材料を手に入れ、それと引き換えに強力なアイテムと交換することができます。
    あの源氏シリーズもあります。

    ラムザ(見習い戦士)に、白刃取り、二刀流、move+3を付けておけば基本的に大丈夫です。
    ちなみに、チョコボの不思議なダンジョンのdisc2に強力なセーブデータが入っています。

  • ★★★★★ 5.0

    隠された真実を解き明かせ

    FFシリーズの世界観を継承したシミュレーションRPGで、イベントと戦闘がくり返されてストーリーが進んでいくというもの。
    FFが熱血青春ドラマだとしたら、この作品はシリアスなドラマといったところでしょうか。

    ゲームの基本的な流れというのは、イベント(戦いのきっかけ)にはじまって、ショップなどで装備を強化し、アタックチームを編成、そしてバトルに突入するという仕組みです。又バトルシステムは、チャージタイムというのが存在していて、チャージタイムが速くたまれば、速く攻撃や魔法が使えるというものです。

    さらにAT(アクティブターン)という1回のアクティブターンで移動と行動の2種類が1回ずつ選択可能というシステムが備わっています。その他各ユニットにはジョブ(職業)があり、それぞれに使える能力が違ってきます。
    あと戦闘中に死んでしまったキャラは、一定時間後にクリスタルに変化して、それを拾うとアビリティを吸収できます。

    とにかく難易度的にはかなり親切設計(やさしいという意味ではない)で、豊富なジョブとアビリティ、秒間60フレーム(全部ではありませんが)、仲間に出来るモンスター、そして映画的な見せ方や美麗なコンピューターグラフィックなど、その練り込まれたシステムは圧巻です。正に万人が待ち望んだ作品ではないでしょうか。

  • ★★★★★ 5.0

    物語は硬派。しかしFFシステム基盤で間口は広いです。

    「ファイナル・ファンタジー」のジョブシステム・能力を反映したタクティクスバトルシュミレーションRPG。
    中世を模した「獅子戦争」を題材に語られる英雄譚である。

    携帯版のようなムービーなくとも傑作に間違いない。
    戦闘が5人+ゲストキャラ1人もしくは2人で、メンバーの数は増やせるのに使えるキャラは限られる。何か勿体ないですね。
    一応、2軍メンバーは財宝探しなどの「酒場の儲け話」に常時参加させておくためにいると見たほうがいい。
    アビリティは有効なものを優先的に覚えさせるため、序盤から「我慢が必要」。
    覚えられるからといって、有用でないアビリティにポイント振り分けないこと。

    序盤はお金も少ないですが、第2章からは無駄遣いを多少しても余るほどに余裕が出ます。
    回復も「ポーション」より「ハイポーション」が主流になります。
    白・黒魔法は敵・味方の区別なく効いてしまうので上手く計算しないと「巻き込み」がしょっちゅう起こります。
    ジョブは「忍者」の二刀流が使えるようになると飛躍的に攻撃力が向上するのでそこがひとつの山です。

    ゲストキャラはどれも主力になるメンバーですので、やはり参加限度人数少ないか?
    そして「雷帝・オルランドゥ」最強説に偽りないです。それは間違いない。

  • ★★★★★ 5.0

    FFのシステムの1つの完成形

    16ビット時代に花開いたRPGの2つのジャンル、それがファイナルファンタジー型の「多彩な成長システムを有するRPG」と、「ユニットに成長要素を施したシミュレーションRPG」でした。その2つが融合し、SRPG史上でも最高の売り上げを達成したのが本作でした。

    もともとドラクエ3にみられるような個別の転職型のRPGはオーソドックスなRPGとの非常に相性がいいと思います。これがFF5にみられるジョブ+アビリティシステムになるとキャラクターのカスタマイズがより多彩になる分、通常戦闘がルーチンワークになりがちです。低レベルクリアなどの縛りを入れないと、なかなかジョブとアビリティの組み合わせを本格的に楽しむのに限りが出てくるのですが、このFFTはSRPGにしたことで敵の思考ルーチンも複雑化してきます。敵も多彩なアビリティを駆使してくる訳で…

    1つ1つの戦闘が常に手応えのある感じ。その分敷居は高いですが、キャラクターのカスタマイズを楽しみながら、同時に手応えも感じられる、堅実な作りになっています。

    さらにムーブアビリティやアクションアビリティなどアビリティの概念がより細かく設定されました。これは後々のFFTシリーズなどにも引き継がれています。

    そこに、タクティクスオウガから引き継いだ高低差のあるマップの戦略性もそのまま引き継がれています。タクティクスオウガに比べてマップは狭くなり、参戦できるユニットの数も減りましたが、個人的にはこれくらいのマップの広さが視認もしやすく、1体のユニットのカスタマイズも複雑になっている分。これくらいの人数(1ユニットが2人・3人の役割を兼ねる)や広さが調度良いのかなとも思っています。

    ただタクティクスオウガに比べて、ロウルートやニュートラルルートなど選択肢によるシナリオ変化がなくなり、階級闘争というテーマも後半ぼやけてしまったのが残念。

    2人いる主人公を別々に描くなど、何か進行にも一工夫欲しかったな、と。またファイナルファンタジーの世界観を借りている割に、雰囲気はオウガ風…そこにFFの名を関するのなら、もっと冒険色を全面に出したものか
    死生観を漂わせたり、帝国vs反乱軍的なストーリーなどでもよかったかもしれません。

    その他、後半にバランスブレイカーが出てきたりジョブ間の有利不利はあったりしますが、そのへんは個々人の縛りや好みで遊べばよい範囲。とにかくシステムの完成度や雰囲気が大好きなので、いまだにたまに遊びたくなります。

  • ★★★★★ 5.0

    ファイナルファンタジータクティクス レビュー

    タイトルそのものは当時耳にした事があり、FF12と同じイヴァリースの世界観が舞台だと聞いたので試しに中古で買いました。
    クリアしたのでレビューさせて頂きます。ゲームジャンルはシュミレーションRPGになりますので、プレイした感想としては知恵と戦略が物凄く問われるゲームになります。またジョブチェンジ、アビリティー習得&装備、ジョブポイントやジョブレベルアップ等物凄くはまりました!私はシュミレーションRPGは初めてのプレイになりますので、慣れるまでが苦労しましたが、慣れてくるとジョブチェンジや習得したアビリティー活用も含め、物凄く楽しいです。
    本編のシナリオも各国において、身分や種族・貧富の差から生じる人々の考え方や思想を描いた歴史的な物語になりますので、物凄く良かったです。特にシナリオが進んでいくにつれ、ラムザやディリータの生き様には物凄くこちらも感動しました。逆に攻略時に注意して欲しいのは、連戦に突入したりする場面がたまにありますので連戦最中に進めなくなったという事がないように、やり直しが効くようセーブデータをきちんと複数に分けておく事をお勧めします。プレイ時期は物凄く遅かったですけれど、改めてプレイ出来て良かったと思える作品です。

    こちらは通常版になります。もう1枚のディスクに関してはサガフロンティア1の体験版がプレイ出来ます。発売版で既にプレイされている方もいるかと思いますが、もしプレイされる方は参考になればなと思います。☆=5です。

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最終更新日:2022年8月11日 PR