ゲーム概要

スクウェアより2000年7月7日にプレイステーション用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。名作RPG『ファイナルファンタジー』シリーズ第9作目。主人公とは別の場所で行動するキャラを操作し、物語の裏側や各キャラのエピソードなどのイベントをプレイするという「アクティブ・タイム・イベント」を導入。好評のミニゲームも多数収録。霧が覆い尽くす世界を舞台に、ジタンたちの壮大な冒険が幕を開ける。

プレイ画面

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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    ストーリーと音楽だけなら個人的には日本RPG史上最高傑作

    本当に秀逸な作品で、ムービーもPS3には及びませんがかなりきれいだと思います。

    ストーリー的にはそれぞれのキャラクターが自分なりの「迷い」を持ちながら仲間と支えあうことで答えを見出したり、影響を受けていくといった感じです。フライヤに関してはもう少しなにかあってもよさそうだと思いましたが、その他のキャラは個性がよくでていて、感情移入したりしてしまうことしきりでした。
    それはゲームの中だけでなく、現実を生きてる人でも感じる迷いであったり、悩みが投影されているからでしょうね。本当にこのゲームは人間味があって感動します。

    テーマは「回顧」と「探求」といった感じでしょうか。
    音楽や町も(特にダリ)ほのぼのとした気持ちにさせてくれるものや、落ち着いたものが多いです。主人公のジタンがトレジャーハンターなので色々なアイテムをさがして世界を探し回るサブイベントや、なにもないようなところでも○ボタンを押すとアイテムがみつかることも・・・。ジタン自身が探究心が強いのも影響しているかと思います。

    このゲームは音楽も歴代のFFのなかでもトップクラスの良さで、サントラも買ってしまいました。

    ジタンとガーネットの恋愛もFF10のユウナとティーダのような結構ベタベタの恋愛ではなく、適度にストーリーに絡んで、アッサリなところがいいですね。10は少し恋愛要素が強いので'9はちょうどいい基準ですね。

    唯一の不満点はボスが弱いこと。
    特に後半に行けばいくほどどんどん弱くなっていきます。
    ただしラスト前のボスはつよかったですが・・。
    ラスボスが強いといわれる方もいるようですが、個人的には弱すぎてなんなの?って感じでした。それにラスボス自体がまったくストーリーに絡んでないのも残念でした。

    一番強いのは、序盤で出てくるギザマルークの洞窟のギザマルーク様です。笑
    もしくはDISC1のベアトリクスでしょうか。

    もしボスがもっと手ごたえあるやつだったら、このゲームはもう神ゲーの域を超えたゲームになってたでしょうね。

    ただ、あるサブイベントをこなしたときでてくる裏ボスは脅威のつよさで、LV92まであげて倒しました。開始早々メテオ降ってきて一撃で全滅した時はもう笑うしかありませんでした。今は攻略サイトが充実しているのでそんなにLVあげなくても勝ててしまうと思いますが、こいつに勝てた時は感動ものでした。

    1週クリアしたら、アルティマニアを手に2週目を始めましょう。きっとなにか新しい発見があるはずですよ。

    サブイベントも充実、ストーリーも充実、音楽も裏ボスも充実。

    こんな名作をやらないなんてホントにもったいないです。
    1番オススメしたいゲームです!!

  • ★★★★★ 5.0

    個人的にはFFシリーズ最高の作品。

    世間では一般的にFFシリーズの名作はFF7、FF10と言われていますが、個人的には両作よりもこのFF9が名作だと思います。
    FF7もFF10もキャラクターの個性やストーリーがちゃんと作りこまれていて素晴らしい作品ですが、FF9は両作よりもあらゆる感動が心に響きます。
    各キャラクターの生き様、埋もれていた真実、各フィールドの景色から音楽までどの点をとっても温かみがあり、心に響きます。
    最後まで終えたゲームなのに何度同じシーンを見ても何度同じ音楽を聴いても鳥肌が立ちます。
    FF12をプレイ中にFF9を見て振り返ると12のストーリーは心に来るものが極めて少ないということに気づいたのが切なかったです。

  • ★★★★★ 5.0

    胸の奥が熱くなるゲーム

    初めてPSゲームに手を出した時、1作目にFINAL FANTASY 9を買いました。
    当時マリオ以外のゲームはやったことがなかったので;;
    FFシリーズは8の時からなんとなくテレビCMを見て"ゲームにしては綺麗だなー"…こんな印象しかありませんでした。
    でも当時FF最新作の9を買ってOPを見たときの感動といったら涙が出るほど…すごかったです。
    8頭身じゃないとかそんなことはこの世界には関係ないと思います。
    アレクサンドリアの町並み…赤い屋根の家に大きな城に…建造物一つ一つが愛おしくてたまりません。
    グラフィックも綺麗だしキャラクターも魅力的で大好きです。何より私はストーリーが本当に大好き。
    キャラクター達が成長して自分を見つけていく様子が感動的でした。
    ゲーム中、ヒロインが歌う記憶の歌もすごく綺麗で優しくてずっと聞いていたくなります。
    このゲームの面白いところは沢山あるけど、その中でも何より目を引いたのが主人公とヒロインの関係でした。
    二人が引き離されたり、どちらかが危険な状況に陥ったりすると手に汗握って再会するまで何度もハラハラさせられたものです。
    9をプレイしてからFFシリーズの素晴らしさを知り、それから10・10-2・8も遊びつくしました。
    このゲームをやってなかったらRPGなんてプレイするどころか知らなかったと思います。
    FFシリーズの中で9をまだプレイした事が無い人は是非この胸の奥の温かさを体感してほしいです。

  • ★★★★★ 5.0

    プレイしてよかった!!

    2004年11月4日。忘れもしません、私がFF9を初プレイした日。
    電源を入れるとスクウェアのロゴと共に情緒漂う音楽流れたときは鳥肌が立ちました!
    ストーリーは壮大で感動的。キャラ一人一人の台詞には考えさせられるものがありました。もうなんと言うか、人生の教訓になりました!エンディングでは勿論号泣…
    キャラクターは個性的で皆大好きです!中世のような世界観も凄く良かったです。
    また、音楽がストーリーやキャラをより引き立てていたと思います。このFF9をきっかけに植松さんの大ファンになりました。
    賛否両論あるデフォルメキャラですが、私はこの作品の優しい雰囲気にあっていて大好きですよ。
    ここまで書いてきて、やっぱり自分FF9が大好きなんだなあと思いました。この作品に出会えて良かった、と心から思います。
    初心者でもやり易いゲームなので、未プレイのひとは是非やってみてはどうでしょうか。

  • ★★★★★ 5.0

    良い作品です。

    最近、仕事も上手くいかず私生活もだらしない自分。
    このままではいけないと思い自分の部屋を片付けていた矢先、埃を被ったPSを見つけ、久し振りに昔のソフトをやってみたくなったので部屋を片付けた後プレイしてみましたがこんなに良い作品だったとは思いませんでした。
    最近のFF13(‐2)の様なクサイ台詞ばかり言わせるような演出にはガッカリしています。勿論、良いところもあるのですが及第点を間違ってると思います。FF9にも確かにスピード感に欠けたり、映像が粗いとか悪い点があるのですがそんなものをものともしません。
    別のレビューにも書かれてますがまず音楽が良いです。それとキャラクター全員に愛嬌が持てますし、それぞれの生き方に考えさせられます。特にビビには考えさせられました。人間としても成長していくキャラクター達の生き方には殆どの人が共感出来ると思います。
    最後のエンディングでは泣いちゃいました。
    話が変わりましたが、自分も生き方について考えさせられましたし少なくとも自分にはもう一度、人生しっかり生きていこうと思えました。
    長々と失礼しました。

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最終更新日:2022年5月28日 PR