ゲーム概要

カプコンより1996年3月22日にプレイステーション用ソフトとして発売されたサバイバルホラーアクションゲーム。まるで生きているかのように迫るグロテスクな敵を倒しながら洋館からの脱出を目指す。猟奇殺人事件が多発するラクーンシティを調査していた特殊部隊「S.T.A.R.S.」が、迷い込んだ洋館で恐怖と謎に満ちたサバイバルを繰り広げる。ゾンビたちの襲撃をかわし、無事生還できるのだろうか?

プレイ画面

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© 1996 カプコン All Rights Reserved.

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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    やっぱりこれをやらなくては!

    発売当時これを友人宅でやって,面白すぎて友人宅に通ってました。
    今やっても面白い!!
    このシリーズはちょっとキャラの操作方法が独特なので初めての人は「EASY」モードで慣れましょう。
    勿論今出てる新作ではもっと多機能で面白い要素も多いと思いますが純粋にストーリー&ホラーを楽しむならこちらで。
    BGMもこのシリーズが一番怖いと個人的には思います。
    2,3より難易度は高めです。
    このゲームのクリアが簡単になられた方は,同作品のディレクターカット(難しい)バージョンをやられてもいいと思います。
    しかし,なぜかディレクターカットではBGMが変わっています。
    私はこっちのBGMはあまり怖くないと思います。
    その代わり,敵が強いわ,多いわ,視点が変わっているやらで元のバイオをやっていた人ほど怖い仕組みになってます。
    是非是非最近のバイオしかやられていない方はやってみてください!

  • ★★★★★ 5.0

    一時代の基礎を作った金字塔

    まだポリゴンゲームに親しみが湧かない時代に制作された革新的作品。

    高い難易度はともかく、迫り来る恐怖の演出は、GCリメイク版よりも上である。

    今では何とも思わないゾンビも、当時はどこから現れるのかと心臓ドキドキで進めていた記憶がある。

    クリスとジルの二人を主人公に、初期はナイフとベレッタを中心に弾切れに注意して戦い、段々火力が増すにつれて敵を吹き飛ばしていく爽快感が増す仕様となっており、バイオハザードの題名が納得出来るストーリー展開を見せる。

    この革新的作品の後に出た様々な類似した作品も、結局本作を越える事は無く現在に到っていると言える。

    ストーリーは短いが、それは後継の作品にも言える事なので、特に物足りなさは無い。

    人間とクリーチャーの凄惨な戦いと、謎が解き明かされるにつれてスピード感が増す点はさすがカプコン。

  • ★★★★★ 5.0

    これほど恐怖を感じたゲームはないほど。シリーズ中でも恐怖感は初作に及ばない。

    「サバイバル・ホラー」というジャンルでは最大のヒット作となった。
    アメリカ郊外のラクーンシティで原因不明の猟奇事件・行方不明事件が多発。
    事態を重くみた警察は特殊部隊チームを派遣する。
    が、百戦錬磨の特殊部隊が正体不明の敵の襲撃を受け四散。
    チームの生き残りの数名は敵の襲撃をかわして洋館へと逃げ込んだ。
    その洋館で彼らが体験することがかつてない恐怖の幕開けとなるとは知る由もなかった・・。

    扉を開けるとその先に何があるのか、どんな怪物が待ち受けているのかが分からない。
    そんな恐怖を煽る演出が映画的でとてもゲームとは思えない。
    ゾンビが多数登場するが、こいつ等は所謂死から蘇ったところのものとは違い、「T-ウイルス」により汚染された水や食べ物を摂取したことにより、脳を冒され、異形の怪物と化したアンブレラ社の研究員たちである。

    巨大企業が「生体兵器(アニマル・ウエポン)」を開発していた。
    が、事故によりウイルスが蔓延。ウイルスは二次感染・三次感染を引き起こして、街中に広がっていき、人々は理性を失って彷徨うゾンビの群れと化した。

    敵はゾンビだけではない。T-ウイルスには昆虫や微生物やその他の生き物さえも巨大化させ、凶暴化させる作用があった。
    ドーベルマンはゾンビ犬となり、蜘蛛は大蜘蛛に。
    カラスは集団で人を襲い、蜂は人を刺しまくる・・・・。

    近代兵器・重火器を以ってしても連中を退け、無疵の帰還を得るのは容易ではない。
    あなたは生き残れるか?
    巨大企業の陰謀と暴走が地上に地獄絵図を作り出し、
    人類を滅亡の危機に追いやることにも繋がった。

    アンブレラ&ウェスカー許すまじ!!!

  • ★★★★★ 5.0

    バイオハザード

    当時、私はこれを発売日当日に買いました。
    PSがまだSS陣営と苦戦してました。
    このゲームは当時の雑誌の新作紹介のページで初めて知りました。
    幽霊や格闘ものは当時も多々あったのですが、紹介ページで載っていた「巨大蛇」や、「巨大植物」、「巨大蜘蛛」とかが人間と戦っているのがとても印象的で、発売をひそかに待っていたのを覚えています。発売も延期が出てたりしたと思う。製作が難航していたのでしょう。
    発売直前の雑誌レビューでは、あまり得点も良くなかった…。

    ところがそれからジワリジワリ、クチコミで拡がった。
    正にクチコミが凄かった。
    ゲーム新参者の私も妙に面白くプレイ出来ていたのを覚えています。

    エンディングの「夢で終わらせない」は散々の悪評判だった。
    それで、これ以降のディレクターズ・カット等では省かれました。
    しかし私には解らなかった。あのエンディング曲は大好きである。
    いい歌です。

    発売当時「無名」だったゲームがクチコミにより拡がった事がこのゲームの本当の実力。
    しかし…当時カプコンは社運をかけていたと聞く。確かあの当時、製作中止の噂も聞いた…。
    今に続くシリーズの「サバイバル・ホラー」という新ジャンルを築き上げた草々のスタッフの苦労・アイデアに拍手をおしみません。

  • ★★★★★ 5.0

    難易度の高さゆえの恐怖

    バイオハザードはこの1が一番怖かったですね。
    2以降のシリーズの舞台は街や警察署、村中という洋館と比べて開放的な場所であるからでしょうか。

    ビギナーモードもありますが、この作品は結構難易度が高いですね。
    弾数も少ないですし、クリスはゾンビに数回噛まれるだけでDangerになっちゃいますし。

    ・良いところ
    96年に出たということを考えると、動画の出来がすごく良いところ。
    オープニングのムービーや最初のゾンビが出てくるときの動画は本当に素晴らしい。

    ドアを開ける画面でロードを行うというのは、よく考え出されたアイデアだと思います。
    恐怖感を煽ると共にロード中のイライラも忘れさせるという、まさに一石二鳥ですね。

    最後まで何があるかわからないというストーリーがいいですね。
    特にジル編で、バリーへの信頼がだんだん削られていくという描写が見事です。

    ・悪いところ
    当時の技術では仕方ないことかもしれませんが、やはりグラフィックの粗さが気になりました。
    特にクリスの動きは機械的すぎると思います。

    アイテムボックスから弾を出すとき、既に持っている同じ弾と一まとめにできないところ。
    ボックスのアイテムを整理したいときに、いちいち出してまとめないといけないのが面倒くさいです。
    特にアイテムを6つしか持てないクリス編。

    インクリボンの場所がいまいちわかりにくいところ。
    これがないとセーブできないという重要アイテムなんですから、もう少し大きなグラフィックにするか目立たせるために光らせるかなりしてほしかったところです。

    クリス編でバリーが、ジル編でレベッカが一切出てこないところ。
    後の記録では4人で脱出したと書いてあるだけに、せめてエンディングのムービーで登場させてほしかったですね。

  • ★★★★★ 5.0

    これをPLAYせずに他のバイオシリーズを語れない!

    シリーズ原点で至高の出来!
    自分は2からこのシリーズをやり始めたのですがやはりこの1が一番シナリオ、ゲームバランス、演出(恐怖感)が優れていると思います。
    そしてこれをPLAYしなければ他のシリーズの面白さは伝わりません。
    そのため、何年かに一度は引っ張り出して遊んでしまいます。

    ※コロナウイルスで外出の自主規制中なので思わずpLAYしてレビューしました…やっぱり最高の出来!
    クリス、ジル、レベッカ、バリー、ウェスカー…どいつも個性派ぞろい、で自分自身でPLAYしなければ
    先を観れない「映画」のようなゲームです!
    1の登場人物の関係を理解していないとその後(特にコードベロニカや4)をPLAYしても
    「どういうこと???」となりますので…

    ※他のゲーム機でもリニューアルされて発売されていますが、操作性(ダッシュやクイックターン等々)が上がった分、難易度が上ってムシられるようにやられてしまうシーンが多いですね…そういう意味で移植されたバージョンは理不尽さを感じます。なのでバイオシリーズの「原点」としてこのPS1初期版をお勧めします。
    (今となっては画像そのものは荒いですが、逆に「恐怖」を感じさせられます)

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最終更新日:2022年8月11日 PR