ゲーム概要
ソニーより1996年11月1日にプレイステーション用ソフトとして発売されたシミュレーションRPG。光と音のRPG『アークザラッド』に続編が登場。仲間モンスターやアイテム装備など新システムが満載。前作のクリアデータがあれば、レベルやアイテムの引継ぎが可能。前作より1年後、指名手配犯となった前作主人公アークを追う少年エルクが、ある組織から追われるリーザを助けた時、世界が大きく動き出す。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★★ 5.0
大ボリュームになったSRPGの続編
まず、本作はコンバートシステムによりレベルの引継ぎや1部イベントの追加等があります。
ストーリー上の繋がりもありますので、前作からプレイすることを推奨します。
さて、前作は先が気になったものの、
中途半端かつ短いストーリーを不満に思ったユーザーも多かったはずです。
その反省からか、ボリュームややりこみ要素をてんこ盛りにしたように思います。
100時間近く遊ぶことができるゲームは当時ではトップクラスでした。
また、ストーリーも秀逸でした。
特に続編ならではの前作の主人公が颯爽と登場して本作の主人公と邂逅するシーンは
非常に印象に残っています。
ただ、全体的な雰囲気はちょっと暗めなので
そういうのが気になる方は控えた方がいいかもしれません。
全体的には本筋だけでもあまりにも長すぎたことと
戦術面ではやや単調だった等の難点もありますが、
本作は長所が短所を遥かに上回る力作であり、プレイする価値のある傑作と言えます。 -
★★★★★ 5.0
シリーズ最高峰にしてPS・RPGの代表作
学生時代によくやったゲームです。
多くの人が言っているように、とにかくボリュームがあります。
やってると50時間以上は普通にかかりますが、それでも飽きることがないのは重厚かつハードボイルドな世界観につい引き込まれるからでしょう。
仲間になるキャラクター全てに悲哀にみちた物語が用意されています。
特に主人公エルクの生い立ちと幼馴染の哀しい物語を経験したなら、悪の組織を壊滅させるまで歩みを止めることはできなくなります。
また戦闘が戦略的で面白く、かつ手ごたえに爽快感があるので何回やっても作業感を感じない。
そのなかでも個人的に戦闘で最も面白く感じたのは、本作のヒロインで魔獣使いでもあるリーザが武器のムチを使って敵モンスターを戦闘中に捕獲する技「ラヴィッシュ」です。
失敗するとムチはモンスターの体からはじかれるだけなのだが、成功するとムチがモンスターの体にクルクルと巻きつき、まるで釣りのように釣り上げられて捕獲できます。この巻きついた瞬間が実に楽しい。
先に述べたように、このゲームは戦闘に感覚的な手ごたえを感じるので飽きません。武器が相手に当たっているという手ごたえがあり、また武器には属性があるのですが、光の属性だと武器が当たった瞬間火花のように輝いたりするので実に作りこみが細かい。
この爽快な手ごたえをアークザラッド・シリーズの売りとして確立して欲しかったのですが、残念ながら次の「3」においてはこの手ごたえが全くなくなってしまいました。「2」をやった後だとかなり拍子抜けします。最も魅力的な「ラビッシュ」も「3」にはありません。つまりこの「2」を素晴らしいものにしている要素がこれ以降引き継がれることはなく、この作品だけのものになってしまったわけです。
そのせいなのかどうかは知りませんが、このシリーズがPS2で2作品出たのちパッタリ途絶えてしまうことになったのは残念ですね。
捕獲したモンスターはLvが10上がるごとに進化させることができます。進化させると色と名前が変わり、新しい技も覚えることができます。最後にスライムが黄金色に変化したときは単純ながら嬉しいものです。
ただいちいちLvを上げて進化させるより、話が進むにつれてモンスターも進化したタイプが出てくるので、最後まで進化させたいモンスターはむしろそれをリーザの手で捕獲したほうが早いでしょう。最終進化の1つ手前くらいのモンスターなら捕獲することも可能です。ただ成功率は低くなりますが。
ほかにアイテムの合成などもあり、やりこみ要素がたくさんつまっていてかつストーリーが魅力的なRPGのお手本のような作品といえます。
PSを立ち上げたソニーがPSのビッグタイトルにしようと気合を入れて作ったPS・RPGの、まさに代表作といっても良いのではないでしょうか。
(補足)
ラストのボスが強いというコメントが多いですが、謎の女の子「ちょこ」を仲間にして育てれば大丈夫だとおもいます。ちょこは実はメチャクチャ強い。
途中参加でLv.1からですが、経験値が増える紋章と、Lvアップ時にHP(生命力)の上昇量を増加させる紋章を身に付けさせれば、あっという間に成長して強くなり、HPも一気に増え技も強力で確実という、最強の戦士となります。ラストのボスもちょこが側にいれば恐れる必要はありません。回復魔法を持ってるキャラを待機させれば、もしかするとちょこだけでもボスを退治してしまうかも。
まあもちろん最初からそうするとやり甲斐もないかもしれないので、戦闘でさんざん苦労した人がちょこ様を育ててみることをお勧めします。
ただちょこを仲間にするには、1のデータが必要なんでしたっけ。1はレトロゲームのなかでも容易かつ安価に手に入るソフトであり、すぐクリアできるゲームでもあるので一応やっておきましょう。 -
★★★★★ 5.0
時間が掛かるゲーム
このゲーム、ストーリーが非常に長いです。本筋だけをスムーズに追っても30〜40時間ほどは掛かります。更に主人公の職業上サブイベントがとても多いので、全てやろうと思うとかなりの時間が掛かります。他にモンスターを仲間にしたり封印の遺跡を回るなど、やり込み要素もてんこ盛りのため、長い間遊べます。
次に上に挙げた以外のゲームの特徴について簡単に挙げていきます。
良い点
・キャラクターが魅力的
味方だけではなく、敵も良いキャラしてます。
・操作が簡単・明快
武器攻撃は○ボタンを押すだけですし、特殊能力も範囲がちゃんと表示されるのでわかりやすいです。
・コンバート
前作のクリアデータを本作にコンバートでき、それにより様々な特典があります。
・良い音楽
バリエーションに富んでおり素晴らしい音楽ばかりです。
悪い点
・バグが多い
様々なバグが存在します。とある場所はバグが発生する可能性が高いため、気をつける必要があります。
・バランスが悪い
ストーリーの途中から急に敵が強くなったり、ゲームバランスを簡単に壊すアイテムや技があります。
悪い点もあるものの、それらを補って余りある面白さを持っていると思います。エンディングに関しては賛否両論ありますが、私個人としてはプレイステーション屈指の傑作RPGだと考えているので、未プレイの方にはやってみることをお勧めします。 -
★★★★★ 5.0
続編で化けた珍しいゲーム
私は前作のゲーム、アークザラッドは正直面白くないと感じていました。ところがその続編であるアークザラッド2には驚きました。
とてつもなく面白いのです。続編が面白いとは珍しいゲームだと思います。
ストーリーは当時らしいものですが普通に面白いです。
そしてあのディスク一枚にどうやっておさめたのか気になるぐらい長いです(笑)
戦闘は1ターンごとにキャラクターが歩ける範囲が決まっていて、範囲内であればどこでも行けるというものです。
敵の正面から攻撃すると反撃を食らう確率が高いので、後ろから攻撃するのが基本というアーク特有のなかなか面白いシステムです。武器によっては一度に広範囲に攻撃したりもできます。
またやりこみ要素がかなり高いゲームなので、イベントもかなり多いです。
主人公の職業がハンターというもので、依頼された仕事をこなす職業なので様々な仕事が作中に用意されています。仕事をするかは殆どプレイヤーの自由なので強制的なものではありません。
このハンターのお仕事にはかなり楽しませて頂きました。中には笑ってしまうようなものもあったり…。
そしてキャラクターが当時では新鮮だったボイスつき。
グラフィックもすごく表情豊かですが、声優さんの名演技によってキャラクターがかなり濃いものになります。キャラクター一人一人の話も細かく描いていたりするのでキャラクターに愛着が湧きました。
現代にはない、なんともいえない可愛さがある気がします。
ストーリー・システム・・戦闘・キャラクター・・やりこみ度・難易度…
この全てにはなまるをあげたくなるぐらいの名作だと私は思います。
ただひとつ言うならアイテムが全然持てない…それだけ!それだけなのに!
ですが本当に、やって損はないゲームです。
今なら安く手に入るので是非。
最後に。
ラスボス強いですよ(笑)
最初は二時間かかりました。 -
★★★★★ 5.0
まさに傑作です
これを超えると感じるRPGに出逢うのは難しいのでは、と思います。
BGM、キャラクター、声、世界等がまず、すごくカッコいい。
オーケストラの音楽は文句なしのメロディで迫力あります。
またイベントの数や戦闘中のボイスのバリエーションの豊富さ、それにイベントの一つひとつに人間味があって解決する度「面白い出来事だった」と感じることも惹きつけられる理由の一つです。
全体のストーリーは言うまでもないですが、壮大で且つ色々な愛の形がありじーん…と感動していつまでも余韻に浸ってしまいます。
正直言ってアーク・ザ・ラッドの物語は1・2で完結していると思っています。。。
そして隠し要素、アイテム獲得・強化合成、モンスター育成等やり込み要素も深くて、ながーく遊び続けることもできます。
私の場合キャラへの愛着がハンパなく、キャラをとっかえひっかえして戦闘したり、セリフに突っ込み入れたりして、それだけでも十分楽しんでおります…。
まあ少し不便なのは持てるアイテムの数量がかなり少ないこと。
貴重アイテムを保管しようとすると、回復系の確保が難しくやりくりが大変。(ちなみに種類に関係なくカウントされます)
とにかく、今後何年たっても何度もプレイすると断言できます。
アーク・ザ・ラッド1・2をそのまま丸々グラフィックのみアップしてくれたら2度楽しめるのに…!!と本当に切実に願っています。(もちろんPSとしては迫力あるし、逆に2頭身も好きだけど)
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最終更新日:2022年5月19日 PR