ゲーム概要
アスミックより1996年1月26日にプレイステーション用ソフトとして発売された3Dドッグファイトゲーム。空軍特殊部隊「サイドワインダー」の一員となり、国際テロ組織と音速を超えた攻防を繰り広げる。自機は「F-14」を始めとした6種類から選択可能となっている。トレーニングモードもあり、初心者でも気軽に楽しむことができる。空対空、空対地などバリエーションに富んだ12のミッションのクリアを目指そう。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるアスミック様が権利を所有しています。
© 1996 アスミック All Rights Reserved.
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レビュー
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★★★★ ★ 4.0
「サイドワインダー」 シリーズ初代
元々、このシリーズは公式ジャンルで「フライト・アクション」と位置づけられてはいますが、第一作目パッケージの「シミュレータとシューティングの高次元での融合」とある様にその実質的な内容からしても、一般的なフライト・シューティングゲーム(エースコンバット等)よりどちらかと言えば「フライト・シミュレーション」に傾倒している様に思われます。
その具体的なワケは・・・
◎当たり前の空戦機動の再現
その荒いグラフィックとは裏腹な、実機に忠実な重い挙動。
エスコンと違い大きく旋回すればちゃんと速度も落ち、失速もする。
これを意図的に利用すれば、Su-35などの機体などでストールを起こすとプガチョフ・コブラのような奇妙な旋回も可能。
◎当たり前の兵装
実機に伴いミサイル搭載数も少なく、機関砲の威力も実機同様に弱い。
◎実戦同様のシチュエーション
味方僚機も撃墜されることがあり(しかも出撃離陸前であっても!)その場合は基地へ帰還する。
◎ステージ内における機動自由度
ミッション中いつでも味方空母への着艦、もしくは空港があれば着陸できる。空母はカタパルト前方からでも着陸できたり、慣れれば補助滑走路に着陸したりすることもできる。
(↑ここらへんの遊びは、家庭用ゲーム機での高いシミュレート性が一世を風靡した「エアロダンシング」シリーズにも似ている)
着陸後、速度がゼロになった時点でミサイルは、瞬時装填されるが、燃料は実機同様ゆっくりと供給される。
当たり前にダメージの回復も無い。
意図的に自分で基地を破壊することも出来る。
滑走路やランディングコース以外にも基地の外の山や地面を走り回ることも出来る。
といった様に、エスコンでは成し得なかった事も可能にしている事実は、もっと評価されるべき所ではないかと思う。
「グラフィックが綺麗じゃないから⇒駄目」だとか「機動が重いから⇒操作性が悪い」とは一概には言いきれないのだ。
(意図的に絵を荒くし→テクスチャーを抑える→ポリゴン数の削減→余剰メモリでパフォーマンスの向上を図る、等)
フライトものに限らず、実物に忠実な「リアルさ」をシミュレートしていくと、おのずと「ゲーム性」は失われがちだが、この時代の初代PSの貧相なスペックで、ここまで再現しているメーカーのフロテイア・スピリッツは、大いに称賛されるに値する事だと思う。
更に、通信リンク対戦やアナログ・ジョイスティックにも対応している、この作品の持つ本来のポテンシャルの高さは、その見た目(正にそのグラの荒さ)以上にまだまだ在ると思われる。
(似た例:アクション系:シミュレーション系⇒エースコンバット:サイドワインダー/R4:グランツーリスモ)偶然にも左側メーカー同一(ナムコ) -
★★★ ★★ 3.0
あくまでフライトシミュレーション
側転をオフにしないと操作が難しいです。
至近距離でないと敵機体をロックオンできず、見失い、制限時間で何度もゲームオーバーになりました。加減速と旋回の調整をうまく使いこなせば接近戦でも敵を追尾し撃墜できます。
地上の基地を破壊するミッションは簡単でした。
ボリューム的にもエースコンバット2の方がかなりやり込めるので、このソフトは発売当時の時点で負けています。
着陸は出来なくてもなんとかなります。
シリーズをプレイするなら続編以降をおすすめします。
PS1 サイドワインダー2
以下USBフライトスティック対応
PS2 サイドワインダーMAX
PS2 サイドワインダーF
PS2 サイドワインダーV -
★★★ ★★ 3.0
ほかのゲームをやりこんだ人に
エースコンバットシリーズに慣れ親しんだ目から見ると、どうしてもフライトモデルの粗さや機体挙動のおかしな点が目に付いてしまいがちだが、ゲームシステムでは燃料制限、武装の切り替え、チャフやフレアによるミサイル回避システムなど細かい点をリアルに再現しようとした事がうかがえる。
また、ミッションには攻撃、護衛、迎撃など多くの種類が用意されていて、また個々の難易度も高く飽きることがない。
ただ、こうした試みがうまくかみ合っておらず、初心者には難しいゲームだという印象が残ってしまうのではないだろうか。
初めてフライトシミュレーションをやる、という人にはお勧めしないが、いくつか別のフライトシミュレーションをやりこんだ人には少し毛色の変わったゲームとしてやってみることをお勧めする。
音楽もノリがよいのできっとシューティングの爽快感を味わえると思う。 -
★★★★ ★ 4.0
後方からの視点でプレーできる
作戦説明終了後、L1とL2とR1とR2ボタンを機体選択画面が終わるまで同時に押し続ける。
そのあとすぐにL1とL2とR1とR2とセレクトと△とOボタンを同時に押し続ける。
後方からの視点に。 -
★★ ★★★ 2.0
難しい!
エースコンバット2からシューティングゲームにのめり込んだ私としては、初めてプレイした時の難易度の高さが余りに衝撃的であり、5ステージ目で挫折、直ぐに飽きてしまいました。 決して万人向けのゲームではないですね。
シューティングゲーム上級者はどうぞ。
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最終更新日:2022年7月26日 PR