ゲーム概要
アイマジックより2001年11月29日にプレイステーション用ソフトとして発売された将棋ゲーム。前人未到の75万手定跡データベースを搭載したゲーム作品となる。膨大な量の定跡データベースにより、序盤の思考時間の短縮やより人間らしい打ち筋を実現している。CPUは4段階の強さ調節が可能で、棋譜の保存機能も搭載している。また、棋譜の再生や1手ずつの送り・戻しも可能となっている。
プレイ画面
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レビュー
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★★★ ★★ 3.0
後発のファミリー将棋2よりはマシな強さ
PS1(ぴーえすわん)の将棋ソフトの中で、将棋プログラムに「KCC将棋」を使っているのは次の4本。
最強銀星将棋/2001年11月発売
ファミリー将棋スーパーストロング/2002年1月発売
最強銀星将棋2/2002年10月発売
ファミリー 将棋2/2002年11月発売
このKCC将棋シリーズ4本に共通しているのは、「通常の対局しかできない」「BGMが無い」ということ。対局しかできないんだから、銀星将棋より後発のファミリー将棋2の方が内容的に良いのだろうと普通思うが、実は全くもってそうではない。銀星将棋がファミリー将棋2より優れている点を挙げよう。
■各種設定ができる
銀星将棋には「オプション」というメニューがあり、駒・盤・背景の種類を選択したり、駒の利き表示・筋段番号表示・王手通告・効果音のON/OFFを選ぶことができる。
■コンピュータの強さと定跡使用の有無を選べる
銀星将棋ではコンピュータと対局する場合、強さを初級、中級、上級、最強の4段階から選択できる。レベルの他に定跡を使用するかどうかの設定もできるが、ここは必ず「使用する」を選んでおきたい。銀星将棋は75万手もの定跡データベースを搭載しており、「使用する」を選べば序盤において定跡の範囲内ではほとんどノータイムで指してくる。定跡の範囲内であればミスもなく安定しているので、序盤の強さだけならPS1の将棋ソフトの中でも上位に入ると思う。だが定跡から外れるととたんに崩れるので、コンピュータに強さを求めるのであれば「最強 東大将棋2」や「金沢将棋 月」を買った方がいい。
なお、パッケージ裏には「収録戦法」として四間飛車や矢倉などいろんな戦法が書かれているが、「最強 東大将棋2」の定跡対局のように戦法を見ることができるわけではなく、あくまでもその戦法の定跡データベースがコンピュータとの対局で使われているだけなので要注意。パッケージ裏を見て「このソフトで定跡の勉強をしよう」と思って買うと泣くことになる。
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最終更新日:2022年7月19日 PR