ゲーム概要
バンダイより1997年6月27日にプレイステーション用ソフトとして発売されたボードゲーム。剣と魔法の世界を舞台に、「愛は惜しみなく奪い合え!」が合言葉の王子になり、次の王様を選ぶ選挙に参加する。恋愛要素もあるゲーム作品となっている。プレイヤーは4人の王子のうちの1人となり、国王選びの有権者である12人の一癖も二癖もある女の子とコミュニケーションを取り、国王の座と女の子のハートを射止めよう。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるバンダイ様が権利を所有しています。
© 1997 バンダイ All Rights Reserved.
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レビュー
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★★★★★ 5.0
面倒くさい女たち
「女にモテるヤツが次の王になるんじゃ!」という王様の発言から、個性が強くリアルに面倒くさい女の子たちをデートに誘って好感度を上げ、選挙の票を獲得するすごろくゲームです。
企画された桝田省治さんの身近にいたリアルな女性達を参考にしてるだけあって本当に全員ワガママ!!!
「足が疲れちゃって歩けなーい!(一回休み)」
「王子様ー?そのアイテムちょうだい?(勿論断ると好感度が下がる)」
「2人で歩くより大勢で歩く方が楽しいですよ(目的地までもうすぐなのに強制合流させられる)」
「みなさーん!よろしくお願いします!(勝手に自分のアイテムを他の王子にバラ撒かれる)」
自分が先にデートの約束をしていても「まぁいっか」とあっさり忘れて他の王子と約束してしまわれたり…
「一番お金使ってくれた人に投票するわ!」
と王子様を堂々とATM発言してしまう貢ぐだけで好感度1位キープできるコが一番可愛く見えてくるレベルです…(なお金の切れ目は縁の切れ目な模様)
もうね、理不尽!!とにかく理不尽のオンパレード!!
二次元なのに何もしなくても好意を持ってくれる子なんていません。
……でもね、不思議な事に登場人物みんなカワイイんですよ、これが。
登場人物の女の子それぞれ悩みがあります。
全力で解決してあげたくなります。
中にはか弱いフリしてるけどコイツ、やべえだろ……みたいな子もいます。
1000年前に同性の恋人にフラれて国と国民焼き払った女王様もドン引きですええ。
多感な時期に遊ぶと確実に何かが歪みますw
対戦モードでは王様になれなくても告白に成功して女の子とくっついたもん勝ちです。
1位が女の子に振られて表彰台の上で一人大泣きしてる姿は最高にみっともなくて笑えますw
基本はすごろくゲーなので何度やっても時間が経てばまた遊びたくなり数年に一度は遊んでしまう不思議なゲームです。
いい加減アーカイブスに来ないかな… -
★★★★★ 5.0
かなり楽しいすごろくゲーム!
プレイヤーはとある国の王子様、次期国王の座を手にする為、兄弟王子達とすごろくで血も涙もないバトルを繰り広げます(笑)果たしてあなたは次期国王の座と妃候補の中から理想の相手の心を射止める事が出来るのか!?、アニメーションにフルボイスと超豪華な仕上がり、人物絵も良く「呪いの仮面をつけた女剣士」や「悲しみに声を失った可憐な美少女」果ては「驚きの前世を持つセクシーダイナマイト」などなど超個性的な登場人物達と実にやり応えのある夢中になれるすごろくゲームに仕上がっていました。
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★★★★★ 5.0
恋愛ボードゲームの最高峰
ボードゲームで恋愛というのは他にも何作かありますが、このゲームはそんな珍しいジャンルの中でもっとも完成度の高い作品だと思います。
とにかく他のプレイヤー(王子)を蹴落として自分が次の王様になるのがこのゲームの最終目的、しかしそのためには投票権のある12人の女の子のお願いを聞かなければなりません。
その内容がとにかく多彩でイベントだらけです、秘宝を探す、ドラゴンを倒す、伝説の魔術師を倒す、吸血鬼を倒す、100万G分のプレゼントを渡すなどとても女の子がたのんでくる用事とは思えませんが本当に言ってきます。
好感度の上昇は女の子を冒険に同行(一人だけ)させるだけでいいので結構簡単なのですが、エンディング条件は女の子ごとに違うため注意しないと失敗することもあります。
ちなみにエンディング条件がかぶる人がいるため12人同時攻略は不可能です。
キャラクターも非常に魅力的で個性豊かです、見るからに強そうなキャラは戦闘でも活躍するため初心者の人はお嬢様キャラとか科学者キャラは最初のうちは同行させないようにしましょう。
特にアニスはマジで戦闘は役に立ちません。
私の一番お気に入りのキャラウェイというキャラクターはゲーム界全体でもそういないヒロインです。
なんと顔がわからない
顔が仮面で覆われており呪いでそれが外れないという、すごい設定のキャラクターです。が、このキャラウェイのシナリオは非常に秀逸で感動します。
彼女の素顔はぜひ買ってエンディングでお楽しみください。 -
★★★★ ★ 4.0
桝田さんらしい作風。
他の方のレビューにもあるように、リンダキューブアゲインや俺の屍をこえていけの桝田さんの作品です。
わたしはリンダキューブアゲインのファンなのですが、このゲームにもやはり桝田テイストはふんだんに盛り込まれていましたね。桝田さんのゲームはどれも独特の雰囲気と、ゲームシステムで構成されています。
まさに唯一無二の作風が貴重な存在なのではないでしょうか。
このゲームもボードゲームでありながら、普通のボードゲームとは一味もふた味も違う長く遊べる良作でした。 -
★★★★★ 5.0
桝田ゲー
知る人ぞ知るゲームクリエイター桝田省治さんの作品です。
ジャンルはボードゲ-ムです。
もちろんそこら辺のポピュラーなボードゲームと違います。いや、全く違っていると言っていいでしょう。何故ならボードゲームでありながら恋愛ゲームであるからです。時には一人でやりながらにんまりするもよし。時には友達とやって女の子を奪い合いながらけんかをするもよし。一人でやってもみんなでやっても長く楽しめるゲームだと思います。
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最終更新日:2022年6月23日 PR