ゲーム概要
バンダイより2002年7月4日にプレイステーション用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。大人気の『デジモンワールド』シリーズ第3弾。登場するデジモンは240体。戦闘は1対1のガチンコバトルで、各パートナーデジモンの進化をカスタマイズ。ゲーム中に集めたトレーディングカードで本格的なカードゲームもプレイ可能。オンラインゲームから抜け出せなくなった主人公の、デジモンと友達を救う冒険が始まる。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★ ★ 4.0
やり込み要素の強いゲーム
まず最初に本作は「デジモンワールドの続編」という観点から見ると、正直微妙です。
他のレビューにもあるとおり、初代デジモンワールドとは内容・システム共にかなりかけ離れています。
しかし、本作のジャンルである「RPG」という点から見れば、それなりの完成度を誇るゲームだと思います。
要するに、「育成ゲームであるデジモンワールドの正統な続編」を期待しているユーザーにはあまり受けないが、カードやアニメからデジモンに入ったユーザーには買っておいて損のないゲームということです。
簡潔にゲームの長所・短所を述べると、
長所
・登場デジモン数がかなり多い
・やり込み要素が多い
短所
・マップ移動に時間がかかる
・進化させづらい
・ストーリーイベントのフラグが分かりにくい
といった感じです。
・登場デジモン数がかなり多い
パートナーにできるデジモンは52体、総登場デジモン数は246体とデジモンワールドシリーズ史上最多。
戦闘シーンでは、カードイラスト等では確認しにくいデジモンの背面も見れるため、マニアにはもってこいです。
・やり込み要素が多い
1.カード
本編ストーリーにはほとんど絡んでこないカードバトルですが、これが意外にも中毒性がある。
カードについては他のレビューで詳しく説明している方がいるので、そちらを参考にどうぞ。
2.全てのステータスを999まで上げられる
基本はトレーニングで上げるのですが、とあるアイテムを使えばお金さえあればステータスが上げられます。
「お気に入りのデジモンは全てカンストが当然でしょ」っていうA型の人には嬉しい限りです。
3.全てのデジモンが全ての技を取得できる
進化後のデジモンで取得した技が、他の進化デジモンにも数種類引き継げます。
1体の成長期から全ての進化形へ進化が可能なので、最強のデジモンを目指すことも出来ます。
・マップ移動に時間がかかる
他のレビューにもある通り、移動ゲーです。
・進化させづらい
進化するまで結構時間がかかります。
特に完全体→究極体はその所要時間が顕著です。
・ストーリーイベントのフラグが分かりにくい
次はどこに行けばいいか、誰に話しかけたらいいかがイマイチ分かりにくいです。
「育成ゲームではない」という前提を分かった上でのプレイであれば、十分に楽しめる内容だと思います。 -
★★★ ★★ 3.0
RPGとしてのデジモン!2より改善されている!
1.2プレイ済みです。2のとき処理の酷さに落ち込みましたが、3になって改善されたところもあります!そしてまず勘違いされませんよう、これはRPG式デジモンワールドです!
無印デジモンワールドのシリーズだからという理由だけで買うのはオススメしません。2からRPG特化になったので、特訓でのステ上げや世話が好きな人には「なんだこれ」ってなることがあるようです。
後々デジモンストーリーとなってこのシステムは引き継がれましたのでデジストからはまった人はまずまず楽しめるかと^^
ロード時間長い・攻略難しい点は挙げられるものの、今まで登場しなかったデジモン達が多く登場するところは素直に嬉しいですね。
確かに名前一緒だけど、サブタイトルもあることだし、1と違うってだけで酷評する前に、本作自身のシステム評価する場ってこと理解いただきたいな -
★★ ★★★ 2.0
迷走ゲーで一部良ゲー
攻略本片手でもサクサクとストーリーを進めるのは困難。おつかいゲーなのに広大で入り組んだ地形のマップに迷うこと多。さらに高頻度の敵とのエンカウントでイライラするし、地底では移動の遅さ、海中では操作性の悪さも加わり不快感がすごい。そしてそれら道中の敵を片っ端から倒してレベルを上げても、そう簡単には勝てない程にボスが強く全体的にストーリー進行のテンポが悪い。無駄な運要素であるトレーニングジムはデジモンのパラメータを上昇させる上で大きなウェイトを占め、まともにデジモンを強化しようとするとリセット→ロードの繰り返しをするはめになる。見所になるかもしれなかった各デジモンの必殺技は、取得するまでが大変だがまともに火力をとる技がほかに無いために取得必須とも思えた。デジモンの新しい進化系を得るたびにスキルレベルを1から育て直さなければならない仕様だが、苦行か?
これらの心折設計から、私は結局ストーリーをクリアするに至らず、数年放りっぱなしにしている。
と、ここまで酷評したが、良い評価をしたいところもある。おまけ要素であるカードバトルだ。
場に出したデジモンカードの攻撃力と防御力を簡単に足し引きして勝敗を決める、という簡単なルール。シンプルだが主力となるデジモンカードの種類は豊富で、自分の好みで選べる。デジモンカード以外にも実用的な補助カードが多数あり、いろいろと戦略が立てられる。戦略などと言っても相手はNPCだけどね…
カードを集めてデッキを組んで、フィールド上のNPCに話しかけ、対戦するという流れ。
相手が最強のカード破壊効果を持つフリーズバグを使ってきた時、ドヤ顔でフリーズバグ返しするくらいのレベルになるとめちゃくちゃ面白くなってくる。異常性能のカード(サモン・エンジェモンとか茶の究極体とか強すぎだろJK…)があり、それを使ってくる相手も多いが、その分自分が強力なカードを入手した時はとても嬉しい。今までに負けてきた相手をワンランク上になったデッキでフルボッコするのも一興である。強い相手にも対策と運次第で勝てるので、常に希望がある。さらに相手に勝った時はカードが5枚入ったブースターパックが入手でき、開封する時とてもワクワクする。その楽しさは、達成感のないバトルを延々と繰り返すストーリー本編とは比べ物にならない。
全カードが使える状態で2Pフリーバトルができればよかったのに、と非常に残念に思う。(一つのテレビ画面で対戦すのは無理があるかもしれないが)
また、一度勝利してしまうと二度と戦えなくなってしまうキャラクターが存在し、勝った後に寂しい気持ちになれる。
しかし、それなりに強いカードを集めるにはそれなりにストーリーを進める必要があるので、結局のところしんどい。 -
★★ ★★★ 2.0
三度目の正直・・・・
発売した当時に誕生日プレゼントとしてGC+動物番長とこのソフトどっちを買うか迷った末に大好きだったデジモンをチョイス
一応全クリはしていたと思いますが正直攻略本がなかったらキツかったと思います。 ストーリだけ抜き出せばそこそこだったと思います。
内容としては評判のよくなかった2に引き続きRPGです。2みたいにダンジョンを行くのではなくデジタルワールドを移動するという感じです。RPGもデジモンのひとつの形としてはアリですが、デジモンワールドと名乗っているのに初代の要素は一体何処へ行ってしまったのでしょうか?
個人的に
【良かった点】
移動時のデザインがよく作り込まれてていいなと思いました。テイルモンの可愛さたるや('∀`*) カードバトルが面白い!!多分本編より面白いのでは?
【悪かった点】
一つ目に無駄に3Dポリゴンにした戦闘がショボすぎる。技を行うアクションもなんだコレ?ってのが多いです。
通常のデザインがドットで描かれているのにワザワザお粗末な3Dポリゴンにしなくてもと思いました。
二つ目にエンカウント率がやたら高いことです。前述の通り戦闘にやり甲斐がないので正直これはイライラしました。
道中強い敵もかなりいるのでレベル上げも必須になってきます。
某動画サイトでうp主がことごとく失踪するソフトですので短気な人にはあまりオススメできません ジャンク品などで格安で購入し長期休暇に一気にやることをおすすめしたいです。 -
★ ★★★★ 1.0
"アレ"なゲーム専門の好事家にはうってつけ
「1と2の良いとこ取りをしようとしたら、前作とも比べ難いカオスが生まれた」という所でしょうか。
いわゆる、「重厚なガッカリクソゲー」の類です。
最大の欠点は「戦闘の出来」と「シナリオの粗さ」。
「カオス」と表現したのは、これらの地獄のような欠点をはらみつつも、傑作ともなり得た要素も含んでいると、個人的に思われたからです。
最近はデジモンのゲームが復活しつつあり、個人的に嬉しいのですが、今作はデジモンファンに対し本当にオススメできません。
(前作の「2」ほどでは無いですが…)
"アレ"なゲーム専門の好事家でなければ、人生の貴重な時間を無駄にしてしまうと思います。
以下、プレーした所感を長文になりますが残しておきます。
当初は通常プレーでクリアを目指していましたが、途中からこのゲームの欠点に嫌気がさして、エミュレータでチートを使用して、レベル上げ・パラメーター上げを省略、敵エンカウントをカットして、クリアするのがやっとでした。
最初に三体、パートナーを選ばされます。
しかし、いきなりかなりの難点ありです。
まず、パートナー追加に関して、全くノーヒント&フラグ消滅がありうること。
他の選ばなかったデジモンは、一応、後に仲間に出来るイベントがあるのですが、なんと仲間の平均レベルによっては、このイベントのフラグが消し飛びます。しかも、ノーヒント。
最悪、チートを使わない限り、パートナー追加が本当に行えなくなります。
第二に、どのパートナーデジモンも、最終的には"すべて全く同じ進化"を覚えてしまい、進化システムが「変身」になってしまっていること。
この作品では、パラメーターやデジモンのレベル、成熟期以上の「スキルレベル」といった要素により、特定のデジモンへの「進化」を覚えて、いつでも利用可能になります。
決して全てが悪くないシステムなのですが、実は、問題なのはパートナーデジモンは正統の進化系は他のデジモンに比べて条件が緩和されているだけで、パートナーは全員、プレイアブルのデジモン全てに出来てしまいます。
例えば、パタモンでも最終的にインペリアルドラモンになれたり、逆にブイモンもセラフィモンになれます。
条件のキツさ、緩さは個別に設定されているとはいえ、流石にこれはいかがでしょう…。こんな訳で、進化については、チートでやると特に楽しめないでしょう(笑)
だって、パートナーを使い分ける意味なんて無くなるのですから。
さて、このゲームの目的ですが、まず「ポ○モンのジムリーダーみたいな4人を倒して、バッジを手に入れる」というのがあります。
しかし、私はこの2人目で挫折。
チートプレーを開始しました。
「戦闘の出来」の悪さに疲れました。
エンカ率は高いのに、戦闘のテンポが悪いため(前作よりはマシな程度)、1戦終えるだけでもかなり時間を食ってしまいます。
必殺技の戦闘エフェクトがそこそこの出来としても(ただし、汎用技のエフェクトは超手抜)、通常攻撃のそれはとてもしょぼいので、これに頼るしかない序盤は、戦闘バランスの悪さもあって本当にキツイです。
戦闘バランスの悪さは、3体のデジモンを駆使しても、序盤は全滅なんて余裕なくらいです。
しかし、堅実に行こうと「倒す→セーブ→宿で回復」のサイクルを1回行うだけでも、セーブ時間の長さも加わって5分くらい使います。はい。
また、セーブは特定の場所でしか行えません。
そして、「シナリオの荒さ」もこのゲームの酷さに拍車をかけています。
1人目のバッジ所有者(ジムリーダー的なキャラ)ですら、物語開始の町からかなり離れた町へ移動し、会いに行くとおらず、別の場所へ行けと指示され、そこで対面すると、「○○モンと戦ってこい!」と説明もなしに言われ、その戦闘を終えてやっとこさ、バッジ所有者様と戦える、という始末です。
バッジ所有者とそのデジモンの関係性について、説明は一切無しです。
ちなみに、バッジ所有者と話す前に、そのデジモンと会話すると「腹が減ったからお前とは戦わない」と言われるため、何かアイテムが必要かと思いきや、バッジ所有者と話した後、腹は勝手に満たされてます…。
まぁ、道中こんなのばかりです。
ここまで、散々悪口を書いてしまいましたが、マップの造形、ゲーム内のカードゲームの楽しさ、少々マニアックですが某デジモンが使えるというのは、評価に値すると思います。
ただ、ここでは省きますが、マップの造形もプレイアブルデジモンの選定も、賛否両論な所があります…。
最後に、最早レトロゲームな上に、この途轍も無いガッカリゲーをこれから遊ぼうという奇特な方がいらっしゃるなら、攻略本を購入されておくことをオススメします。
本作は攻略情報もウェブ上ですら、あまり充実していません。何より、冗談抜きにマップ移動が本当に大変です。行き止まりが異常に多いので、初見は移動だけでイライラ必至です。チートプレーをしていても、移動のせいで本当に投げたくなりました。
それでもなぜ私が投げなかったかといえば、生粋のデジモンファンとして、プレーせずに批評出来ないと思ったから、クリアーすふまで多少なりともきっと面白い点があるはずと期待してたからです。
ただ裏切られただけでなく、完膚無きまでに叩きのめされましたけれど…。
それでは、この辺で批評はやめにして、今後のデジモンの発展を、陰ながら1人のファンとして祈る次第です。
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最終更新日:2022年6月23日 PR