ゲーム概要

ユタカより1992年12月18日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。バンダイの玩具カードダス「騎士ガンダムシリーズ」の第二作である、『SDガンダム外伝 円卓の騎士編』が原作となっている。本作に経験値は存在せず、レベルはパーティメンバー全員の共有値となっており、新メンバーが加わるごとにレベルが上がっていく。また、MPが存在せず、魔法を使用するには術者のHPを消費する。

プレイ画面

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レビュー

  • ★★★★ 4.0

    レベル?それっておいしいの?

    このゲームのレベルという概念は仲間を増やす→レベルが上がるというものなので初めてやる方には異質な物に感じられると思います。
    さらにエンカウントが高いので経験値のない無駄な敵を倒す作業はやる気をそぐと思われます。
    ですが、大量の仲間と戦える楽しみやシナリオの面白さなどプラスに取れる面がいっぱいあるのが救いです。
    音楽は静かなものがどちらかと言うと多く、個人的に落ち着いてプレイができました。

  • ★★★ ★★ 3.0

    ナイトガンダムのRPG、最大13人で戦闘に挑めるのは画期的!!

    昔コミックボンボンなどで連載されカードダスでも発売されていたナイトガンダム系列の第2弾。

    ゲームとしての評価は個人的には結構ハマッた口で13人いる円卓の騎士以外のサブキャラも任意で仲間に引き入れることが出来て、ジムやガンキャノンディテクターなど円卓以外でも充分魅力的なキャラが多かったです。

    又このゲームはキャラを仲間にすることで味方のレベルが上がると言うちょっと変わったシステムなので、余計なレベル上げとかは必要ありません。
    戦闘時は最大13人で戦えて団体戦が味わえます。

    欠点としてはストーリーがそんなに多くなく仲間が全員揃ったころにはもう決戦、最終ダンジョンでは円卓の騎士以外は入れないので、自分好みのメンバーで戦いに挑むことが出来なかったのが痛い。

    またこのゲームには自分で武器を作ることができるのですが、出来上がった武器を命名する際に死の剣・回復の剣・復活の剣と名づけると、アイテムとして使う際その名の通りの効果を発揮する救済アイテムになります。

  • ★★★★ 4.0

    初めてプレイしたSFCゲーム

    初めてSFCを買って ソフトも買ったゲームです。
    音楽がとにかく好きでした。
    今から思えば当時のRPGと比較しても欠点が目立ちますが、それでも騎士ガンダム物語の続編と言うこともあり燃えましたw
    (まあ続編は大人の事情で出ず、今はもしもしになってますが)
    当時はSDガンダムの全盛期でしたね(しみじみ)
    カードになり漫画にもなりプラモにもなり OVA果ては映画まで!!!
    タイアップしてたボンボンが一番売れた時代でもありました。
    カードダスでスペリオルドラゴン・キングガンダム2世が出た時は狂喜乱舞!!
    まあ今の人に言っても分からんでしょうがw
    当時主流だった経験値稼ぎレベル上げの概念は無く 仲間が入るとなぜかレベルアップします。
    キャラが多すぎて今一感情移入できなかったのも不評の一つでしょうか(メインキャラだけでも13人 進化版含めると倍以上 描いた人すごいw)
    戦闘画面で円卓の騎士の面々が拝めるだけでも幸せだったゲームです。
    で 今から思うことが一つ・・・バーサルナイト鈴木 って誰だったんでしょうか・・・

  • ★★★★ 4.0

    先日の連休前に購入

    3日間やり続け、プレイ時間およそ8時間でクリア。ザコを倒してレベル上げしなくていい分、テンポは良かった。

    初回プレイは、有名過ぎる最強の剣オーダーの裏技は封印しました。それでも2本手に入る聖者の杖を駆使すれば、さほど苦なくラストまで進めることが出来ました。これは道具として使えば、全体回復の効果があり、戦闘中も移動中も使えるシロモノ。HPを半分消費して使用する、強力な特殊攻撃もこれで使い放題。特に3兄弟のは使い勝手が良かった。

    マックスで13人パーティーなので、一人ひとりコマンドを選択するのは正直面倒。オート戦闘ばかりやっていましたが、毒を治すことに固執したり、1個しかない貴重なアイテムを勝手に使ったりと、中々不便。まあ、その辺りはオート設定でどうにかなります。というかぶっちゃけ、各章のラスボス以外はオートで対応可能。むしろオートにしておけば、2本しかない聖者の杖をなぜか3回以上使い倒してくれるので、まず全滅はありません。きつかったのはゼダンの要塞の異常なエンカウント率のみ。毎回4歩で敵が出るって…まあ立ち止まってても敵は出るんですけどね。

    ラストダンジョンまで進めると、僧侶系の仲間二人の防御力がさすがにつらくなります(一撃死、もしくは一発で4分の3を持っていかれる)。ここで初めて最強の剣オーダーを使い、防御力を上げましたが、それでもラスボスの全体攻撃で13人中11人が即死するので、防御しながら何とか撃破。エンディングでは続編がありそうな流れでしたが…

    専用武器があるメンバーは良いのですが、ないメンバーは正直攻撃力がイマイチ。そういう人たちに武器をオーダーすると良いでしょう。最強の剣オーダーを使いたくなければ、10万Gもあれば上等な武器が作れます。意外と金は溜まります。

  • ★★★★★ 5.0

    RPGテイスト

    やり込み要素、一切無し。
    面倒なレベルアップも必要無し。
    作った人は「遊び易さ」を徹底的に追及しました。
    「これ、遊ぶ必要無くね?」「このゲームってヤル意味あんの?」くらいに、スマート化されております。
    ゲームバランスを破壊する究極のシステムを搭載したのは名案ですが、世に出す時代が早過ぎました。
    面倒事のキライなスマホ依存のソーシャルゲーマーにぴったりの、今現代にこそ相応しいゲームです!。
    武器も防具も「最強の?」と名付けるだけで最強装備に早変わり!。
    「バーサルナイト鈴木」を仲間に加わえるだけでLV MAX!。
    これらを当時は隠し要素(裏技)と呼んでいました。が、装備の名付けは兎も角、バーサル鈴木は誰でも見つけられます。
    《ヒネリも糞も無いです。ファミ通も書くネタ無かったんだろうなぁ。》
    それだけに留まらず、『レアアイテム』も無し!。清々しい程に創り手のコダワリを一切感じません。
    《開発費の都合というより、製作スタッフが面倒がって蹴ったのでしょう。しかねェだろ、この内容。》
    何の楽しみがあって遊ぶのか、意味すら問い掛ける作品に仕上がっています。
    《「人生に意味の無い事など、無い!」とか言う奴に、このゲーム遊んだ後でも同じ事が言えるか?、と聞いてみたい程シュールです。》
    しかもオフライン!。無課金で遊べますので、お財布にも優しいですよね!。
    『最強データ』をガチャ無しで誰でも作れるという、夢のゲーム!。お母さんも安心です!。
    今年のクリスマスプレゼントはコレで決まりですね!。
    バトルは定番の「ドラクエ」方式を採用!。
    《取説なんか見なくても操作なんて「勘」でイケます。習うより慣れろ!って、レベルですから、取説無しの「ソフトのみ」の中古品を購入しても然程苦労は無い筈。スーファミソフトの基本的な取扱い注意事項以外、大した事も書いてないし。要らね。コレクター以外は。》
    しかし!、侮るなかれ!!。味方キャラはフェイスアイコンにより表示、HPやMPもそこに表示されます。斬新!。
    『カードダス』の絵柄をそのままグラフィックに書き起こしただけなので、敵は一枚絵の静止画!。しかも、ゲームオリジナルのモンスターを一切追加しないという純潔を守り通した『オリジナル』の完全再現!。その思考すら無かったとは思いたく無い…。
    背景も無駄に殺風景!。モンスターが映える様にしたのか、ただ書き込む事が面倒だっただけか…。
    敵キャラには、部分的に動きを書き込まれてはいますが、ま、サービス程度です。
    大きな動きを付けなかったのは、雰囲気を壊したく無かったのでしょう。決して、面倒臭かったから!という訳では無い筈です。
    シナリオは「SDガンダム外伝 円卓の騎士」をそのまま採用。ゲームオリジナルのイベントもあったかも知れませんが、ま、どうでも良いでしょう。短過ぎて記憶にありませんし。コレが当時、定価9千円もしたのか?とか思うと、ボッタクリも良いとこ、詐欺マガイの商品です。
    残りのバックアップ電池の残量にだけは気を付けましょう。

    この作品よりも以前に、ファミリーコンピュータ(FC)の「円卓の騎士」がありました。
    グラフィックこそ弱いですが、SFC版と同じテイストで作られています。
    私は、その作品(FC版)の「クオリティ向上版」だとばかり思い、当時、コレを購入しました。
    プレイした感想は、『FC版のハイパー劣化版です』としか言えません。
    RPGって、経験値を稼いでLV UPは勿論なんですが、FC版には最大の醍醐味(魅力)がありました。
    「必殺技」です。余り記憶に鮮明では無いのですが、一部のキャラにこのシステムがあったと記憶しています。
    必殺技は各キャラに1つのみ。FCの容量を考えても、良くやった!と思います。
    何よりこの「必殺技」、カットインで入るんです!。一枚絵ですけどね。これが意外にバトル盛り上げるんです!。
    コレが良かった。この効果が絶大で、兎に角バトルが物凄く面白かった。その記憶のままSFC版を買ったので、プレイした時の落胆たるや「残念」とかのレベルではありませんでした。
    SFC化に伴い、ステレオサウンドになった事と、ラスボスのBGMがラストを飾るに相応しい曲であった(私個人の感想です)事が唯一の救いでは無いでしょうか。横井画伯の描いた「ギガサラマンダー」のラスボス感溢れるイラストも半端無いプレッシャーですが、その背景を「流れる宇宙空間」っぽくした事で「最終決戦!」感を目一杯煽ってくれます。この演出が効果的過ぎて、これが可愛らしい「SDガンダム」のゲームであるという事を一瞬脳裏から吹き飛ばす程のインパクトを与えてくれます。画面上部に一時的に表示される「ギガサラマンダーがあらわれた!」というインフォの文字も無機質的で圧迫感があり、これらの要素は全て、このラストバトルを盛り上げる為だけにここまでの前座をショボくしたのでは無いのか?かと疑う程の力の入り様です。この1戦を見る為だけに買っても、無駄買いでは無い!、と言える程ラストバトルは熱いです!。なら動画で良くね?、的な結論に至るので、購入には至らないかな、的な。本末転倒。
    尚、他に褒める事はありません。
    昭和を代表する「早すぎた傑作」としての個人的評価にて、★5を付けさせて頂きたいと思います。
    後、外箱が「黒」を基調にしている為、箱のダメージ(特に擦れ、凹み亀裂跡など)がモロに反映されるのがイタイです。
    バックアップバッテリーが切れたところで、シナリオ短いし、残す程の貴重なデータなんて作れ無いですから、バッテリーすら不用かと。
    ラスボス戦以外、ほとんど記憶にすら残っていません。その程度の内容です。
    用途としては、暇な日にタイムアタックして遊ぶ、とかしか無いですわ。終わり。

    それから、ゲームをする時は、部屋の中を明るくして遊びましょう。

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最終更新日:2024年2月12日 PR