ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット

Wonder Project J2 Koruro no Mori no Jozet
★★★★4.6(5件)
機種
ニンテンドウ64 (N64)
ジャンル
シミュレーション (SLG)
発売日
1996年11月22日
メーカー
エニックス
定価
9,800

ゲーム概要

エニックスより1996年11月22日にニンテンドウ64(NINTENDO64)用ソフトとして発売された育成シミュレーションゲーム。『ワンダープロジェクトJ』の続編。キャラクターデザインは、ジブリなどで活躍するアニメーターの山下明彦。プレイヤーは鳥型インターフェイスロボ・バードを操作し、ギジン「ジョゼット」に何かの道具を提示し、行動を見てその使い方が正しい・正しくないと指示することで育成していく。

プレイ画面

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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    ジョゼットと、とても泣けて、笑える、優しさをもらえるゲームでした。

    このゲームは、バードという鳥のようなロボットが人口島ブルーランドに来たばっかりで「死」を知らないギジン(ロボットの人間のような物)のジョゼットを、育て上げていくゲームです。バードも何をしてあげればいいのか判らないのですが、「プレイヤー」という強い相棒の命令によって動きます。
    最初は、あいさつの仕方もわからないジョゼットでしたが、「プレイヤー」を通してだんだんいろんなことが判っていきます。友達や、恋愛、人のためになる事などを覚えていきます。おじいさんに会いたくて、泣き出してしまうジョゼットを見ると、何だか僕も悲しくなってきます。ある日ジョゼットは「J」というものを持っているために
    シリコニアン軍におわれてしまいます。逃げ切り後、友達のパールが、シリコニアンに打たれそうになった時、ジョゼットはパールをかばって打たれてしまいました。でも・・・
    このゲームは、スーパーファミコンソフト「ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ」と言うゲームの続編です。これもとても泣けます。
    エンディングはたくさん種類があり、楽しいゲームでした。
    この2つのゲームは、ジョゼットやピーノを馬鹿に育てたりして遊ぶ事も出来ます。J2はミニゲーム(漁師と競争など)も含まれています。バイトごっこでお金をいっぱい貯めたり、お料理をしたり、闘ったり。表情豊かなジョゼットに貴方はすぐ溶け込むでしょう。
    4つのボタンとスティックだけで出来るので、子供もできますので、やってみてください!

  • ★★★★★ 5.0

    やりこむほどに感動できる

    劣悪なCMのせいで完全に誤解したゲーマーの数知れず。しかし、このゲームは実際は本当に面白い傑作だ。第1部のコミュニケーション編と第2部のアドベンチャー編に分かれていて、個人的には第1部を可能な限りやりこむことをお勧めする。なぜなら、それをやりこんだ期間が長ければながいほどエンディングで感動できるからだ。ほかの方も言っているようにエンディングは涙をこらえるのがかなり困難。ゲームをやって泣きそうになったのはこれが最初で最後だったりする。

  • ★★★★★ 5.0

    ジョゼットのセンタクバサミ型の髪止めが可愛い!!

    前作から打って変わって今度は女の子のギジンになり可愛さアップ、前作主人公も人間として生まれ変わって再び登場、今度は新主人公ジョゼットを導く手助けをしてくれます。

    彼女も喜怒哀楽の表現が豊かで64ハードで2Dドットグラなのでとてもよく描きこまれていています、又彼女はプレイヤーの近くに寄ってきたりするので愛着も前作よりも増しますね。

    これもはじめほのぼのラストシリアスで、今までジョゼットを軽蔑してた子を帝国の魔の手から守ろうとかばうジョゼットが片方の手を撃ち抜かれてしまうシーンなどは本当に悲しくなりました。

    良い作品です、64の中だけでとどめておくのがもったいない・・・是非BC配信をお願いしたいです。

  • ★★★★ 4.0

    ギャルゲーじゃないからな!

    このゲームは主に、主人公である機械人間の少女に色々と教えて行ってイベントをこなして行くものです。味気なく言えばフラグ立てて話を進めればクリアできるわけで、その類いが嫌いな人にはお勧めできません。
    個人的には、島の人たちとのやり取りやストーリーそのもの、彼女が時々口走るアレな言葉なんかが結構面白く、また、絵もきれい(なんだか宮崎宮崎してますが)でぼちぼち遊んでおります。世界観に感情移入できさえすれば島での生活も楽しいものです。
    が、いかんせん64って事でポリゴンがヘタレ。アニメじゃなくともせめて本編と同じ絵を使うとかして欲しかったです。また、一部ではプレイヤーが直接操作する3Dダンジョンがありますが、こいつが結構めんどくさい。その辺りでマイナスです。本当はCM分であと星6つぐらいマイナスしたいのですが…
    ちなみに、前作からの変更点が結構影響しているので、説明書やらゲーム中の話にはよく目を通しておきましょう。
    例えば、前作の主人公はプレイヤーが「正しい」と教えた行動をするのに対し、J2では「間違っている」と教えた行動をとらなくなるだけで、それ以外の行動もするなど、知っておかないと混乱するかもです。

  • ★★★★ 4.0

    キャラを育成していくゲームとは

    このゲームは主人公のジョゼットを育成するゲームであるが、いわゆる育成ゲームとは違う。
    実際にはいろいろなイベントを能動的に活動することによって発生させるアドベンチャーゲームというほうが正しいかもしれない。
    前作もプレイしておらず、昨今はじめて本シリーズを知りプレイしたが、ちょっとした衝撃だった。育成ゲーはかくあるべきと感じたからだ。
    普通育成ゲーというと、パラメータをあげるため、一日の行動パターンをコマンドから選択して日々繰り返していうとイベントが発生するものだが、こいつは全く別物だ。
    完全に好きなことをやっていいように放置される。そしてあれやこれや行動を繰り返すうちにさまざまに学んでいくのである。一日という概念も、体力などが減ってきて充電する場合や、故障した場合に初めて過ぎていく。1コマンド1日というシミュレーションなどとは全く異質なものなのだ。
    最初こそ戸惑うものの、ジョゼットが成長してくると、何をすればどう育つのか常に考えながら行動させることになる。それが非常に楽しい。
    後半のほうは駆け足で進むものの、物語を収束させるには悪くないと思う。終わり方には賛否あるかもしれないが、ご都合主義といわれても、あの終わり方でよかったと思う。
    このタイプの育成ゲームは本シリーズが知る限り無二のもので、できうるなら是非新たな作品も製作してほしいものである。

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ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ

エニックスより1994年12月9日にスーパーファミコン用ソフトとして発売された育成シミュレーションゲーム。ロボットであるティンカーを操作し、ギジンであるピーノに指示を出して無実の罪により囚われたジェペット博士を救出する事が目的となる。基本的にピーノは自分では操作が出来ず、ある程度の指示を与えることでゲームを進行させる。プレイヤーの指示によりピーノのパラメータや行動パターンが変化していく事が特徴。

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ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット

エニックスより1996年11月22日にニンテンドウ64(NINTENDO64)用ソフトとして発売された育成シミュレーションゲーム。『ワンダープロジェクトJ』の続編。キャラクターデザインは、ジブリなどで活躍するアニメーターの山下明彦。プレイヤーは鳥型インターフェイスロボ・バードを操作し、ギジン「ジョゼット」に何かの道具を提示し、行動を見てその使い方が正しい・正しくないと指示することで育成していく。

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最終更新日:2021年7月13日 PR