ゲーム概要
エニックスより1994年12月9日にスーパーファミコン用ソフトとして発売された育成シミュレーションゲーム。ロボットであるティンカーを操作し、ギジンであるピーノに指示を出して無実の罪により囚われたジェペット博士を救出する事が目的となる。基本的にピーノは自分では操作が出来ず、ある程度の指示を与えることでゲームを進行させる。プレイヤーの指示によりピーノのパラメータや行動パターンが変化していく事が特徴。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★★ 5.0
心温まる名作
はっきりいってすっごく面白いですよ、これ。
ピーノはギジンといってゼペット爺さんが作った最新型のロボットです。見た目は人間と一緒。そして心もあるんです。
でもおじいさんが心を教える前に、政府につかまってしまったんです。だから、それを助けるのがプレイヤーです。
ピーノは人間に必要な心を、お話が進むにつれて得ていきます。それは自分も同じです。
彼に教えながら学び、彼と新しい人と知り合って友達になり、時に友達を傷つけてしまったり、逆に助けたりします。
世界観の設定もさることながら、一つのアイテムがイベントの成功に大きくかかわっていたり、パラメーターによっては彼の性格も変わります。戦いを嫌がる子になったりします。
それは時として変えていかなければならないんですが、本当にやりがいあります。
人間のダメなところも出ているけど、最後には感動が待っています。もう何度やったかわかりませんが、そのたびに最後は泣きます。
ピーノがイイ子すぎます。
本当に楽しくって、感動する素晴らしい作品でやりやすい設定なので、ぜひやってない人はやってみてください。
本当に何度やっても楽しいです!! -
★★★★★ 5.0
名作
ジブリのような世界観が大好き。
私は小学生の時にこのゲームをやりましたが、その時の感動を最近ふと思い出してまた遊び始めました。
とにかく、教えることは教えるんだけど、実際、イベントになったらピーノを見守るだけ。
それがまたドキドキなんです。
スーパーファミコンとは思えないほどの完成度の高さ。
グラフィックの美しさ。
キャラクターも嫌みがなくて、みんなすごく親しみがもてる。
とにかく、エンディングで思わず泣いてしまったのは、覚えてます。 -
★★★★★ 5.0
子育てゲーム
ロボットと人が暮らす、絵本のようなファンタジーな世界から物語は始まります。
何も知らないロボット少年ピーノに、ひとつひとつ、それはダメ!それはOK!などと教えてあげて、時にはピコピコハンマーでしかったりしながら、間接的な遠隔操作で、物語を進めていくゲームです。
最初はちっとも思うように動いてくれなくてもどかしい。
畑を耕す道具を持とうとしたら筋力が足りなかったり、知力が足りなくてモノの使い方がわからなかったり、最初は何も知らないピーノに途方にくれちゃいます。
けれど、外に出して運動させたり本を読ませてあげたり、色んなことをしているうちにどんどん成長していくピーノ。
そのうちにちゃんとイイ子に育って、物語を進めていってくれます。
このゲームはイベントが発生してそれをクリアしていくのですが、普通のアクションゲームのようにプレイヤーが動かすのでは無く
イベント時にピーノが1人でクリア出来るように、プレイヤーがパラメイターをあげていく(成長させる)ゲームなのです。
最初は思うように動いてくれないピーノに戸惑いますが、だんだん不思議な連帯感がうまれてきて、ピーノとこのゲームの世界にハマっていきます。
操作は変わってますが、ストーリーはわりとシンプルな心温まるお話でした。
ちょっとまったりしたい人、ゲームらしくないゲームをしたい人、そんな人にオススメしたいゲームです。 -
★★★★★ 5.0
ピーノに出会えて幸せでした
SFCの作品としてはじつによくできたゲームだったと思う。画面の中で生きているように動き回るピーノ。場合によっては叱ったりもしたけど
、彼の成長していく過程を見ていくと親の気持ちが理解できるのである。ほんと夢中でゲームをプレイしてると、ますます愛着がわいてきて
ピーノと離れられなくなってしまうといった感じ。
多分このゲームはストーリーが一本道にできてると思うからそのとおりに遊べば無難に終わらせることができたとおもうが、本当はイベントと関係
ないようなことをどんどんやってほしいと思う。例えばまったく意味のないようなことをやってみたり、あまり関係ないようなアイテムを使ってみた
りして。そうすることによって通常では分からなかったピーノの反応や言葉を、かなり見られたのでは。
曲も素晴らしかった。オープニングや研究所の中の曲とか冒険に出発するときの曲、そして映画のようなエンディングなどみんなよかった。
因みにピーノの声は声優の日高のり子が担当。ホンとはいろいろとしゃっべてもらいたかったのだが、容量の問題で妥協したらしいです。 -
★★★★ ★ 4.0
続編より好き
OPアニメで音声つきで自己紹介する、主人公にして育成対象のピーノ君にビビりかつ感動し(当時音声超貴重)、作業感強めのゲーム性さえそこが逆説的に手間かけて育てたからこそな感情移入度を高め、綺麗なグラフィックと素適音楽が、全体的クオリティを底上げ。
一週目は強制的に通常エンドで、二週目以降で真エンド観られる(好成績なら)仕様さえ、抑えめのボリュームのおかげで苦でなく、むしろ創意工夫を感じる。
(もし本作が一週数十時間以上かかる仕様だったら、この仕様は逆に無神経、むしろ人によってはスルー上等される恐れさえ)
キャラゲで、ゲーム性斬新で(当時プリメ知らん)、エニクスDQだけじゃない証明。
頗る楽しかったし泣きまくり、育成ADVの金字塔。
ただ、「当時は」真エンド好きだった私でも、今にして思えば、一週目の通常エンドのが、作品として「らしい」かと(理由・サブタイトルにも合致)。
機械の少年が魅力的なのは、まさにそれゆえにこそ。
今のままで魅力的なのに、わざわざ業深くならなくても。
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最終更新日:2021年7月13日 PR