ゲーム概要
パック・イン・ビデオより1999年2月5日にニンテンドウ64(NINTENDO64)用ソフトとして発売されたシミュレーションゲーム。『牧場物語』シリーズの3作目。亡くなった祖父の牧場を引き継ぎ、「花の芽町」での3年間の牧場生活を評価される。2Dで表示の従来のシリーズとは異なり、3Dクォータービューで描かれている。イベントの数や、会話の内容などが豊富で、住民達とのふれあいを楽しめるようになっている。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるパック・イン・ビデオ様が権利を所有しています。
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レビュー
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★★★★★ 5.0
大好きという言葉では表せない。
子どもの頃ゲームに興味はなかったのですが、たまたま兄弟が買ってきた某ゲーム雑誌に紹介記事があり、なぜか心惹かれるものを感じて親にお願いして買ってもらった記憶があります。
時間の流れが異常に速いので、のんびりには程遠いゲーム進行(山に行って木の実や草を採る、海や川で魚釣り、街の住人と会話をして仲良くなる、動物を飼ったら世話をする、作物の水やり、家の増改築、イベントの発生などなど)でしたが、主人公を通してプレイヤーである自分が、まるでその世界の中に入り込んだように感情移入してしまう魅力があります。
季節ごとに色を変える山の木々や、ころんとまるみのあるフォルムが可愛い住人と動物、海のさざなみ、街の住人たちの関係が覗えるイベント、可愛い女の子たちとの恋愛。イベントも素敵なものが多く、競馬や作物祭りや牛祭りでは自分が育てた動物作物が評価されます。一年目に頑張れば頑張った分反映されるんですよね。
二年目の春、おばあちゃんに話しかけて号泣したのは、良い思い出です。30を過ぎてプレイしている今も、やっぱり二年目の春におばあちゃんに話しかけて号泣します。子どもの頃に感じた悲しさと30を過ぎてから感じる悲しさは違いますが(自分の親や祖父母に重ねたりするので)、それでもこんなにも胸に迫るシナリオは他にはなかなか無いこのゲームの素晴らしさだと思います。時々出てくる主人公の選択肢も、男らしいものばかりですが(笑)どれを選んでも間違いではないというのも重要な部分かもしれません。
子どもの頃に、このゲームに出逢えて本当に良かったと思います。後続のシリーズをプレイしても、結局ここに戻るくらい思い入れのあるものとなりました。いつでも童心に返って夢中になれるって、幸せですね。
余談ですが、作中で手に入るレシピ、大人になった今実際に作ってみたりしています。美味しいです。 -
★★★★★ 5.0
あーこれが牧場物語だ
牧場物語は大好きで ハーベストムーンからプレーしておりました。小学生の頃64が買って貰えなかったので、大人になった今皆様のレビューに後押しされて64とソフトを購入しました。
もうとにかく感想は「あ?これが牧場物語だ」に尽きます。今の3DSで出ている最新作はとにかくすごい。羊毛から毛糸を作って染料で染め上げ、洋服が作れたり 美容室まであったり ペットだって猫から柴犬から色も種類も様々。ペット専用のお家のようなものまで作れる。おまけに種の品種改良に陶芸に樹木栽培から茶葉まで。何でもあり。なのに 私は全然満足出来なかった。
住人の家まで作ってるのに全然感謝されてる気もしないし、心が通じあってる気もしない。
他のキャラが亡くなっても あまり心が反応しない。
やらされてる感がすごい
何でだろう 何が違うんだろうというもやもやがこのゲームで解消されました。
いらなかったんです。そう 何にもなくていい。服がいつも同じでも果物は苺だけでも アルパカやラマがいなくても それでいいんだって。
凝った料理も作れないし 素潜りも 貿易とかナニソレ ってレベルで勿論出来なくて
でもそれでいい。
こんなに楽しい牧場初めてです。
まずこの牧場物語2
開始から1周目で結婚したいと思ってた女の子のライバルになる男の子キャラといつの間にか親友のようになってしまって、気付いたら相手の恋を心から応援していました。
なんていい奴なんだ お前に譲るから幸せになってくれと 本当に思ってしまった。
これが心のあるゲームなんでしょうね。
これがやりたかった 本当にやりたかった。
台詞の量がとにかく多い
ちゃんと町の一員として 牧場主として
確かに存在している
もう本当に制作者の人が見ていたら
言いたい
減らす勇気を持って欲しい
もう色々増やしすぎて後に引けないかもしれないけど 私達がやりたいのは この牧場物語2のような牧場だ。
暖かくてちゃんとそこに人生がある
親友や家族が作れる そういう牧場だ -
★★★★★ 5.0
私にとっての牧場物語
大好きな作品です。
子供の頃に何度もプレイしましたが、大人になった今だからこそ、刺さる作品だと思います。
結婚候補も住人も、キャラクターが全員魅力的。
キャラクターひとりひとりに物語を感じ、すべてのキャラクターが愛おしくなります。
リュックの操作だとか、古いゲームならではの面倒もありますが、そんなことが気にならないくらいに充実した牧場生活を送れます。
この作品以降だと、ハーベストムーンはやり込みましたが、それ以降はどうもキャラクターに馴染めずに続けられませんでした。
それほど、私にとっての牧場物語は「花の芽町」の住人ありきなのです。
ハーベストムーンでは、ポプリがワガママで甘えん坊が強調された性格になってしまったり…、降板になってしまったキャラクターがいたりで残念な点はありましたが、それでも楽しめました。
やはり、とても愛着のあるキャラクターだからかなと思います。
古いゲームなので、新作に比べて、出来ることは明らかに少ないです。
でも、心に残る出来事や温もり、得られるものは桁違いに多いと思います。
ただの作業ゲーではなく、友を作り、家族を作り、みんなに認められ真の住人となる、人生を楽しむことができるゲームです。
花の芽町のキャラクターで、性格変更なく、リュック操作や時計の表示、家畜の出し入れなどの不便な点のみを改善した「牧場物語2 」の完全リメイク版を切実に願っています。 -
★★★★★ 5.0
牧場物語の最高傑作
タイトルをみた限り、頭の固い先駆者の懐古的意見かと思われがちなのですが、この牧場物語だけは、私はハッキリ断言します。今現在、この牧場物語2を超える「牧場物語」は存在しません。このまったり感は、全シリーズ一です。
内容は至って基本に忠実であり、あたたかみのあるグラフィック・音楽・キャラが牧場ライフをより一層引き立ててくれます。とにかく一つ一つが美しく、愛おしい。
何故、今はこういう様な牧場物語を作ろうとしないのか、全くもって疑問です。これをそのまま携帯ゲーム機辺りにリメイクしてくれれば幾ら出してでも買いたいものです。 -
★★★★★ 5.0
忘れられない
僕は今でもこのゲームが忘れられません
小学三年生頃にプレイしたのですが
この牧場物語2というゲームは牧場物語の中の傑作とかレベルじゃなくゲーム史に残るレベルの名作だと思ってます
僕は他にも普通にゲームはやりますがこんなゲームはもう二度と出会えない
単に面白かったとかではなく、キャラやイベント、季節の風景など全てが心に残っていて、今でも思い出して切なくなるんです
このゲームの奥深さの一つでもあるのはキャラクターの濃さです
花の芽町の住人は小さくデフォルメされてるのに、心のある台詞によってそこには個性豊かな様々な生きてるキャラがいるんです
秘密のありそうなキャラクターも話しかけていくにつれ、聞いたことのない思い掛けない台詞を返してれたりして、その内容も抱えてる問題などの背景があってリアリティがあるんです。最初は気難しい人でも話すうちに、プレゼントする度に、段々と自分に心を開いていてくれる、それが本当に嬉しいんです
牧場を囲む、四季ごとに変わっていく自然も美しくて、雨が降る日の雨音や、冬の淋しさなど言葉にできない風景と出来事が相まって、イベントが心に残るんです
そしていたるところに作り込まれた独創的なイベントがあるので、作業的な牧場の仕事に飽きずに、この世界には何があるんだろう?今日は何が起こるんだろう?と日常にワクワクするのです
鶏や作物を育ててお金を稼いで、仕事を終えて見つからない恋人を探し回ったり、夜は酒場に人が集まっていて、妖精など今のシリーズでは薄れてしまったほんの小さな不思議な出来事に遭遇したり、町には独創的なお祭りがあってワクワクして、台風がきて畑が荒れていたり、恋人と夫婦になるとお祭りイベントも変わったり、キャラとの出会いや別れ、もう語れない程ゲームに込められてる密度が濃いから飽きることなく日常に没頭してしまいます
でも4・5年になるとさすがに初めからやりたくなりますが、その初めからもまた違った人生になり、面白いんです
そして仕事だったりイベントだったり結婚だったり、何に対しても頑張って愛を注げばその愛が帰ってくる
少しずつ少しずつ住人と仲良くなり、自然と触れ合い、恋人と愛情を深めて、日常を積み上げていきそれが年をとるにつれて実っていく
こんなゲームありません
今出てる他の牧場物語シリーズにもありません
秘められた奥深さが違います
牧場物語は最初、人生牧場とタイトルだったらしいですが、どのシリーズよりも人生というものを感じました
あのオープニングを思い出すだけで田舎の懐かしい風景の匂いがするんです
あの素晴らしい曲も相まって…
僕はプレイ当時、本気で牧場主になりたいと思ってしまいました
でもそのくらいこのゲームに溢れてる素朴さ暖かさ日常を過ごしていく素晴らしさが忘れられません
こんな素晴らしいゲームに出会えたことに今でも作ってくれた方にこの想いを伝えたいです
是非64があればプレイしましょう!なければ64も買いましょう!
恋人も五人候補がいるので何週もプレイしたくなります
他にも絶賛してるレビューがたくさんありますが正にその通りだなぁとうなずいてしまいます
少しでも多くの方にプレイしてもらいたいです
自分も不可能だけどできるなら全部内容忘れてもう一度新鮮な状態で体験してみたいなぁ…としみじみ思ってます
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最終更新日:2021年6月21日 PR