シスター・プリンセス 初回限定版

レビュー

• カズタマ

  ★★★★ ★ 4.0

  投稿日：2022年11月14日

  シスタープリンセス 初回限定版

  『シスタープリンセス 初回限定版』は、当時、電撃G’sマガジンで爆発的人気を誇っていた連載『シスター・プリンセス お兄ちゃん大好き』を題材としたアドベンチャーゲームです。
  12人もの可愛いくて個性的な妹とほのぼのした会話形式の交流が楽しめます。
  また、妹たちとの交流は会って会話をするだけでなく、メール交換というゲーム独自のシチュエーションも存在します。
  その対応次第で好感度が変化し、返信メールの内容はストーリー展開に影響を与えていきます。
  このゲームではパラメーターが表示されないので、妹たちとの微妙な会話の中から状況を判断していくこととなります。
  ポケットステーション用ミニゲームも2種類収録されているので、いつでも妹とのコミュニケーションを楽しむ事ができます。
  
  本作、初回限定版には「妹12人のヴォイス入り特製アラームクロック」など3種のスペシャルアイテムが同梱されています。

• ★★★ ★★ 3.0

  妹たちが動き出す

  発売当時までこの作品は『ゲーム誌上の読者参加型ゲーム』ということで1か月に1人、月変わりで紙上に登場していたが、今回の作品から12人が一同に登場し、動き出すのだ。
  シナリオは2月12日のバレンタイン近くからスタートし、1か月間12人の妹たちとふれあい、エンディングを迎えるというもの。
  凄いのは完全フルボイスであること。プレイヤーのところに来た妹たちからのメールまでその妹たちの声で読まれるのはなかなかのコリ具合。またポケットステーションに対応しており、そちらでも楽しめる。さらにエンディングの数も凄い。1人の妹だけでも1つや2つに留まらないのだ。

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