ゲーム概要

バンプレストより2001年9月6日にプレイステーション用ソフトとして発売された戦略シミュレーションRPG。ウルトラマン、仮面ライダー、イナズマン、秘密戦隊ゴレンジャーなど厳選した15作品から歴代の特撮ヒーロー達が結集し、悪と戦うゲームとなる。特撮ファンも納得の様々な演出やシステムを搭載し、手に汗握る完全オリジナルストーリーが展開する。オリジナルの変身ヒーローも登場する、勧善懲悪の戦いが今始まる。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2022年10月27日

    総マップ数80以上、1ルート50以上の特撮大戦が、今始まる!!!

    『スーパー特撮大戦2001』は、仮面ライダーやキカイダー、ウルトラマンやジャイアントロボといったキャラクターがリアルサイズで活躍するターン制のシュミレーションRPGです。
    最初は人間体だが、「気力」を貯めると変身が可能になります。
    「博士」を救出すれば、新兵器や新強化パーツも開発が可能となります。
    ウルトラホークやビートル、さらにF15や90式戦車などの現代兵器も使用可能となっています。また、変身シーンや必殺技にはムービーが使われていて、放送当時の雰囲気をそのまま味わうことができます。

  • ★★★★★ 5.0

    続編は……

    まさに隆盛を極める元祖「スパロボ」(PS2の最新作もすごい売れ行きのようですね)を横目に、こちらの続編を待ち続けているのですが、まったく気配がありませんね。
    攻略本をみながら、メタル系、バイオ系のふたりの主人公でなめるようにプレイしました。
    変身シーンのムービーは本当に何十回みても飽きません。「蒸着!!」バルタン星人をシャイダーのビッグマグナムで殲滅(笑)するのが爽快でした。
    前作ではウルトラマンは「帰ってきた」まで仮面ライダーはV3までしか出てないので、まだまだ駒(笑)はいますよ。
    タロウやXの活躍もみてみたい。
    いや、なんやかやいいながら平成のウルトラ、ライダーも面子がかなりそろってきているので、そいつらがメインでもかまわない(オールドファンとしては不本意ですが……)のでなんとか続きがないものでしょうかねぇ。
    とせんないことを書いていてもしょうがないので、「宇宙刑事魂」に期待することにします。
    ほんと「やるひまがないんじゃないか」というぐらい次々と続編の出るスパロボがうらやましいです……。
    とにかくファンとしては火を消さないように、気に入ったソフトが出たらきちんと買って需要があるというメッセージを送るしかないですね。

  • ★★★★★ 5.0

    ムズいのはムズいけど勿体ない

    ゲームの内容に関しては他者の方が上手に説明しているため割愛します。
    ただ、ダークシード程じゃ無いですが資金のつぎ込み方とユニットの育て方をある程度パターン通りにしなきゃならないだけです。
    何故なら強制出撃が大半を占めている割に自由出撃枠がかなり少ないからです。
    キカイダーだって愛があれば行けます。だだ、射程が短い、足が遅いだけです。
    ここから私の希望です。
    是非とも続編がやりたいです。
    グラフィックやゲームシステムは大半は良いと思うからです。
    ツメが甘かっただけです。
    特撮大戦の最大の良いところは、スパロボとは違い、「特撮」という括りにしていることです。
    更にリアル頭身の為、クロスオーバーしたさいの興奮がスパロボ以上にあるのです。
    ワザと特撮の定義を曖昧にすれば牙狼とズバットだってコラボ出来ますし、5人で小隊組めば戦隊ものや忍者キャプター、ワイルドセブン等も自然と出せます。
    ギャバン、K、ワイルドセブン、ザボーガー、ブルースワット、ジャンパーソン、デカレンジャーを共演させても面白いですし、そんな連中がギニーピッグ(一応、特撮)と共演しても面白いです。

    ゴジラ対ウルトラマンのガチもみたいじゃないですか?
    あんなチラみせじゃ満足しませんよ、私は(笑)

    また巨大ユニットはサイズ差補正をスパロボGCを基に、よりキツくしさえすれば自由に出撃出来るのです。
    昔の特撮は役者が被ることもあるので、声優ネタならぬ俳優ネタも出来ます。
    今回のスーパー特撮大戦は非常に惜しいです。
    参戦作品がオッサン向けなのは非常に嬉しいですが、平成も侮れません。
    アキバレンジャーやボイスラッガーとオイシイ作品があるじゃあないですか(笑)
    とにかく、非常に惜しい作品です。

  • ★★★★ 4.0

    難しいステージもあるけど、以外になんとかなるかも?

    各ヒーローの技の名前は必殺技と一部を除いて音声で技名を言ってくれません。
    スーパーヒーロー作戦では技名を音声で言ってたので、この作品も期待したのですが…
    ですが、ヒーローの変身ムービーがあるので燃えます。
    出来る事なら、変身ムービーの画面の大きさを大きくして欲しかったですが、読み込み時間の都合上、容量?の関係で仕方ないのかも知れませんが。
    私は特に宇宙刑事シリーズが好きなので変身ムービーは観る度に感動します^_^
    残念なのが、主題歌のBGMでしょうか。
    ギャバン、シャリバンは音が軽い気がするし、BGMが、前面に出て来ないので聴き取りづらいです。
    スパロボと違うのは、弾の残弾が次のステージでも持ち越されてしまうので、上手い事使わないと弾切れになりますが、アイテムや発電所で全弾補給可能になってます。
    他の方も書いてますが、ステージによっては難易度がかなり高いステージがありますが、最悪の場合は、ヒーロー、又はロボの性能を上げてあげれば(特にロボ)楽になります。
    クリア出来なくても何度でもリトライ出来ますので頑張ればクリア出来ると思います。
    あまりにも理不尽な難易度の高いステージもありますが。
    先のステージとストーリーを見たさに私は、なるべく最終面まで資金を使わずにクリアしました。
    ただ、仮面ライダー ブラックは、性能を改良しないとクリア出来ないであろうステージはありました。
    中盤から資金が貯まりやすいですよ。
    選択肢やシナリオ分岐も結構あるので長い事楽しめると思いますし、メタル編とバイオ編が楽しめます。
    主人公も、それぞれ違います。
    私の記憶では、宇宙刑事ギャバンとシャリバンは、初登場時に当時と声は違いますが、変身時のナレーションが音声で流れます。
    その後、変身ムービーと言う流れです。
    シャイダーは変身ムービーの中にナレーションも入っているので。
    宇宙刑事ギャバンがコンバットスーツを蒸着するタイムは、わずか0.05秒にすぎない。
    等のナレーションが聞けます。
    ただ、2度目からは変身ムービーだけです。
    残念!!
    変身毎に聞ければ、尚良かったですし、星5つになってたかも知れません。
    プレステ3辺りで、続編を希望します。
    今度は昭和のウルトラ兄弟全員集合して欲しいですが無理かなー。
    ウルトラマン系の変身ムービーは残念ながらCGでした。
    (主人公が変身するシーン)
    ハヤタやモロボシ ダン、郷 秀樹はCGです。
    特に、ウルトラセブンの変身ムービーは期待していたので 、まぁ、版権があるのだとすれば、あんな物でしょうか?
    悪くはないと思います。
    ゾフィーが強くなく使えなかっのが気になりましたが。
    オプションで、一度出たキャラは辞典で調べられるので、おおまかな所は勉強出来ます。
    複数のヒーローが登場しますが、特に、宇宙刑事世代の人に楽しんでもらいたいです。
    やはり、レーザーブレード起動の音楽が流れて来ると燃えますよ(笑)
    長く楽しめる一本だと思います。
    ちなみに、メタル編とバイオ編は話しが重複する所もあります。
    一度観たムービーや聴いたBGM等はオプションで楽しめます。

  • ★★★★ 4.0

    購入してから一年で五周はしてます特撮大戦

    『スーパー特撮大戦2001』とこのゲームのタイトルをネットで検索すると真っ先に『スーパー特撮大戦2001 クソゲー』と予測変換がくるのが、もはや語り種となっているのが本作品です。
    数多くのバグ、驚異的な難易度、Lサイズユニットのぶっ壊れ性能、正気の沙汰とは思えないゲームバランス、最悪なクロスオーバーシナリオ。

    しかしながら、私はタイトルにある通り、Amazonで購入してから一年間で五周はしてます。
    メタル主人公で四周、バイオ主人公で一周。私はメタル主人公の方が好きです、このゲーム。
    単刀直入に書かせていただくと面白いですよ『スーパー特撮大戦2001』。参戦作品に思い入れがあるだけだろうと言われれば否定はできないのは事実ですが、それでもこのゲーム、世間一般で言われているようなクソゲーなどでは決してありませんでしたよ?

    バグの数もネットで仕入れた情報を真に受けて身構えてプレイしてみても、このゲームを五周もした私がぶち当たるたったひとつのバグが、あのキカイダー01がふたり現れるというある意味、『スーパー特撮大戦2001』で最も(?)有名なそのバグだけでした。

    確かに、メフィラス強すぎ、二代目バルタンエグすぎ、ハーケンキラーを大鉄人17で倒すのほぼ無理、ベル・ヘレンの強制出撃ステージ、サイコラーが明らかにラスボスより強い、ハカイダー出現で気力の下がるキカイダー(雑魚戦闘員にも苦戦するほど)、粗を探せばまだまだ難のあるところが数多くあります『スーパー特撮大戦2001』。

    ただこのゲーム、仮面ライダー1号と2号が作戦でわざとショッカーに捕まり強化改造を受けるその横で、オリジナル主人公たちが宇宙刑事ギャバンらと共にショッカー軍団と闘い、そして立花藤兵衛に要請を受けて次々に戦場に駆け付けるキカイダー兄弟、それを追って現れる人造人間ハカイダー、強化改造をされショッカーに操られたダブルライダーの洗脳を解くために超能力で手助けをするイナズマン、最後は再生怪人軍団との総力戦。
    こんな特撮ヒーローたちの夢の競演が見られちゃったりするのです。(全編に渡ってそうだとは口が裂けても言えませんが……)

    しかもこの『スーパー特撮大戦2001』、ゲームオーバー画面からコンテニューするとなんと、あまり知られてないようですが、敵のレベルが最大で10段階くらいまで下がるのです。
    そうじゃなくても『スーパー特撮大戦2001』には、クイックセーブとクイックロードという機能がございまして、ぶっちゃけ蜘蛛男にギャバンダイナミックをぶちかましてやる前にクイックセーブしてれば、例え必殺技を敵に避けられたとしてもクイックロードで必殺技を発動する前にロード時間も感じさせず戻れるのです。
    このクイックセーブ、クイックロードが攻略するにあたり凄く便利なのです。

    ・円谷作品
    ウルトラマン(1966年 - 1967年)
    ウルトラセブン(1968年)
    帰ってきたウルトラマン(1971年 - 1972年)

    ・東映作品
    ジャイアントロボ(1968年)
    仮面ライダー(1971年 - 1973年)
    人造人間キカイダー(1972年 - 1973年)
    キカイダー01(1973年 - 1974年)
    仮面ライダーV3(1973年 - 1974年)
    イナズマン(1973年 - 1974年)
    イナズマンF(1974年)
    秘密戦隊ゴレンジャー(1975年 - 1977年)
    大鉄人17(1977年)
    宇宙刑事ギャバン(1982年 - 1983年)
    宇宙刑事シャリバン(1983年 - 1984年)
    宇宙刑事シャイダー(1984年 - 1985年)
    仮面ライダーBLACK(1988年)
    仮面ライダーBLACK RX(1989年)

    ・日本現代企画作品
    スーパーロボット レッドバロン(1973年 - 1974年)

    本作『スーパー特撮大戦2001』参戦作品は上記の18作品にバンプレストオリジナルキャラクターの融機綱ルシファードに、ネットでは主にこちら方が人気のヴォルテックスを主人公に据えまして、約80話前後のシナリオで私に五周も周回プレイをさせてくれました。
    ヴォルテックスのシナリオは、昨今の平成ライダーなんかがお好きな方もなかなか気に入って貰えるのではないでしょうか?
    こちらのゲームをお買い求めになる際は、ご自身でもよく調べてご検討なさってからにすることを私はお薦めします。
    良いところもあれば、もちろん悪いところもございまして、けれども私は未だにこの『スーパー特撮大戦2001』の続編を待っている人間のひとりです。

    私のレビューが少しでも参考になったのならば幸いです。
    面白いですよ『スーパー特撮大戦2001』。特撮好き、それも昭和特撮が好きなマニアックな方々には是非とも手にとって頂きたいソフトです。
    『スーパー特撮大戦2001』の語り種になっているような粗の部分も、何故か本作を嫌いになれない理由のひとつになるのではないのでしょうか。

  • ★★★★ 4.0

    ずっと続編を待ち焦がれています

    このゲームはタイトル通り、特撮マニアをターゲットにしていますが、ユーザーたる特撮マニアの立場としてはよいところも悪いところも目に付きやすいゲームだと思います。

    よい所としては、マニアをニヤリとさせる芸の細かさです。宇宙刑事がレーザーブレードを使うとあのBGMが流れます。また、デストロンのオートバイ戦闘員はレーサー地獄部隊であったり。ヒーローも特定のシナリオを経てパワーアップします(ベムスター登場のシナリオを経てウルトラマンジャックにウルトラブレスレットが装備されます)。登場キャラもサブキャラやゲストキャラのこれでもか攻撃目白押しです。(ベルヘレン、荒井誠、科特隊やウルトラ警備隊の隊員も個別に使えます)『こんなやつも登場するのか』という好奇心のくすぐりが一番の魅力です。

    悪いところはその細かさが中途半端です。ゴルゴムの幹部以外の怪人がサイ怪人だけだったり、デストロンの部族幹部やクライシス帝国4大隊長はストーリ上にチラッと出てくるだけで戦うこともなく消えていきます。片方で妙なマニア心をくすぐり、一方では減滅させるアンバランスさがもったいないです。

    ごった煮的にいろんなキャラを登場させてる以上、仕方ないのかもしれませんがくすぐられたマニア心を維持できるぐらいのボリュームでぜひとも続編を作ってほしいです。

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最終更新日:2022年10月27日 PR