ゲーム概要
アートディンクより1997年9月11日にプレイステーション用ソフトとして発売された3D気球シミュレーションゲーム。熱気球に乗って、気ままなフライト気分を楽しめるゲーム作品となる。時間や天候によって多彩に変化する世界の中を、熱気球に乗って堪能でき、風をうまくキャッチして進む本物さながらの熱気球競技も楽しむことが出来る。高度によって変化する風向きをうまく読み、燃料が切れる前に目的地まで辿り着こう。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるアートディンク様が権利を所有しています。
© 1997 アートディンク All Rights Reserved.
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レビュー
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★★★★★ 5.0
未だ色褪せぬ隠れた名作
クソゲーとの悪名も高い本作ですが、ハマる人はとことんハマります。
プレイヤーができる事と言えば、バーナーの火力と空気の調節による上下移動のみ。あとはランダムで風の吹く侭に身を任せて、さして広くもない3DCGの空間上を彷徨うことだけ。
最近のゲームと比べれば、発売当初の時代を考慮すれば当たり前なのだけど、頂点数も極めて少なく、テクスチャも荒くお世辞にも決して綺麗とは言えないグラフィックではあるけれど、その一つ一つのパーツが実に味わい深く、かえって想像力を掻き立てられます。音楽もテクノアレンジされたものが中心ながら、どこか切ないメロディーでノスタルジーに浸れます。
気球の旅に出る前に、天候や時間帯、ロケーション(中世/現代/未来の架空の場所)、BGMを選ぶ事ができますが、雪の夜の現代を、お気に入りの曲をかけながら、あてもなくただ風に身を任せて漂いながら夜景を眺めていると、それだけで日々の喧騒を全て忘れ去り、深ーい癒しの時間を満喫する事ができます。
もうすぐ日本でも次世代機が発売となりますが、どれだけ時間が経とうとも本作は、私にとって最高の精神安定剤になり続けるだろうと思います。まずパッケージのジャケットに癒され、ケースを開くと目に飛び込んでくる鮮やかなマリンブルーのディスク。ゲームを始める前から既に癒し系なのです。 -
★★★★ ★ 4.0
確かに リアルではあるが・・・
私は、趣味として 本物の熱気球に乗っています。
このゲームは、確かに リアルです。熱気球が自由に移動できるのは 上下方向のみで、水平方向に関しては あまり(ほとんど)自由が効きません。
熱気球の楽しみは、空からの眺望や 仲間との交流 などに あるのです。
このゲームには、それが ありません。
肝心の景色は 荒いポリゴンだし、このゲームで 友達と盛り上がるのも、無理でしょう。
「MAPから出たら即ゲームオーバー」では、乏しい空き地を探して着陸する あのドキドキ感も得られません(怒られそうだ…)。
しかし、最新のハードを使えば もっと楽しいゲームに出来るかもしれません。
風景を作りこみ、ストーリーモードを用意して、難易度を調整して(ターゲットが小さすぎる)…。
今後の可能性を感じさせるゲームでした。 -
★★★★ ★ 4.0
贅沢を満喫
気球フライトシミュレーター。実際の気球同様、上昇と下降を行い、風に乗って目的地を目指すゲーム。ゲームシステムは単調で、駆け引きなどは一切存在しない。
風向きは時と共に変化するため、ずっと同じ風に乗っていることはできない。そのため、どうあがいても目的地に辿り着けない事も良くあるという、ゲームとしてはとんでもない欠点をも持っており、ゲームとしての面白さはあまりない。
とはいえ、これはゲームではないと考えると話は別だ。アクアノートの休日同様、ゲームという名前を冠したソフトウェアだと思えば、アクアノートの休日に匹敵するほど優秀。
幻想世界・都市部など、飛べるはずの無い場所を文字通り風の向くままに流れてゆく。夜の雪降る街の上で、炎の音を鳴らしながらゆったりと流れていく様は素晴らしいの一言に尽きる。
Bgmも雰囲気にマッチしたもので、中古品ならばこれだけでも買う価値はあるほどである。 -
★★★★★ 5.0
シンプル
シンプルながらなかなかやりごたえもある
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最終更新日:2022年7月31日 PR