ゲーム概要
フロム・ソフトウェアより1998年6月25日にプレイステーション用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。聖地セプターにそびえ建つ封印の塔を舞台にしたゲーム作品となる。レベルや経験値の概念を一切無くし、成長が数値上だけではなく実際に体感することが出来る。地図の存在しないダンジョンの中を歩き回り、バリエーション豊かな100種以上もの魔物を倒しながら、闇をもたらした「単眼の王冠」を探し出そう。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるフロム・ソフトウェア様が権利を所有しています。
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レビュー
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★★★★★ 5.0
この先に広がる闇と静寂の中に
どんな苦痛や絶望が待っているのでしょうか
侵入者を徹底的に拒むトラップや魔物の数々・・・塔の内部は危険で溢れています
フィールドはどこも暗く、狭苦しく、静かで、まわりに敵がいないときは自分の足音だけが鳴り響くばかり、逆に敵がいるときはそれらの鳴き声や呻き声が、暗がりの奥から、扉の向こうから、聞こえてきます
耳を澄まして、慎重に進みましょう 得体の知れない音がするなら、そこには「敵」がいます
同じ武器ばかりを使っていると、すぐに壊れてしまいます 装備も、ダメージを受けすぎると壊れてしまいます
武器や装備が全て壊れ、丸腰で素っ裸の状態になってしまっても、魔物たちは容赦なく襲いかかってきます
あなたは頼りない短剣一本を手に、この闇の中へ降りて行かなくてはなりません
いつ死んでもおかしくないのです
覚悟をもって挑みましょう
「冒険」とは、「危険を冒すこと」なのですから -
★★★★★ 5.0
自身にとっては過去最高の作品
一人称視点のアクションRPGで仲間などいない。
暗闇に包まれた地階へと最後まで一人で潜っていく。
BGMがなく、響くのは自身の足跡や剣を振る音、敵の鳴き声のみ。
たまに何もないところで赤子の泣き声等が聞こえてくるが。
これにより自分で探索している気分を味わえる。
また、攻撃をする度、攻撃を受ける度武器や防具が壊れていく点も現実的。
武器や防具には重量が設定されていて、装備品が規定重量を超えると秒毎に体力が奪われていく。
更に武器や防具のグラフィックも作り込まれ、見ていて飽きないし、敵を倒した際にランダムで入手するものが殆どで、コレクションする楽しみも味わえる。
このように随所にリアリティが追求されていて臨場感がある。
そして、敵の数が有限で、かつ同じ容姿の敵は1?9体程度しか出てこず、様々な見た目の敵が100種類以上登場し、
その1体1体につき鳴き声や攻撃方法等が作り込まれていて、大変凝っている。
ちなみに続編のアビスは同じ敵が何体も出てくるわ、無駄にBGMが入るわ、装備品のランダムドロップはほぼなくなるわで非常にがっかりした。
とにかくリアルなRPG。
作り物感あるゲームよりリアリティを追求したゲームが好きな方やアイテム集めが好きな方は今でも絶対はまると思う。
数年置きに何度も遊びたくなるゲームなのでぜひ手にとってほしい。続編のアビスは上記の通りリアリティが激減しているのでお勧めしない。
個人的にキングスフィールドシリーズははまらなかったが、これはどはまりした。
グラフィックが汚くて敵が敵とわからないなどと書いている輩がいるが、目が悪すぎるのだろう。決してこのようなことはない。 -
★★★★★ 5.0
実験的なゲーム
アイテム&敵有限、装備が壊れる、装備を直すのに有限のHPが必要
とゲーム内でのリソースが限られており上手く戦わないと自動的に脱落するゲーム
一見難しそうですが、攻撃を避ける、アイテムを探索をしっかりすれば難しくはありません、後半はアイテム駄々あまりなので序盤に浪費しても諦めないで進めましょう
特筆する点として雑魚が良いアイテムを落とすことがあります
一般的なハクスラと違い、ドロップ品と敵の強さが釣り合っていません
固体毎に固有のドロップ率があり序盤から超高性能のアイテムを拾うことも出来ます
最強の弓は中盤の雑魚が落としますし、序盤からリジェネ効果の装備品を落とす雑魚も居ます
運さえよければいくらでも楽になりますし、運が悪いと地獄になる
この匙加減が楽しいです
あとは敵が有限な事
つまり嫌いな敵を根絶やしに出来るということ
このゲームの敵はインチキ臭い攻撃判定を持つ敵や、小さすぎてイライラする敵などが沢山居ますが、根絶やしにしてしまえば、ゲームクリアまで顔を合わせる必要がありません
この嫌な奴を全滅させるのが意外と爽快なんです
凄く陰気ですが中々革新的なゲームなのでぜひやってみてください -
★★★★★ 5.0
異端のRPG
プレイヤーをいい気分にさせる気が一切ないゲーム。
アクションRPGであり、かなり操作の腕を要求してくるので、FFのような「ボタン押すだけ・ストーリー重視」が好きな人は避けるのが無難。
初期のファミコン(SFCではなく)はこんな風にやたら難しいやつが時々あったよなぁ・・・。
不親切が普通だった時代を知っている人間には妙になつかしかったり。
BGMなし。
ストーリーなし。
ヒントなし。
クリアすべきミッションなし。
一定以上使うと武器・防具が壊れる。
アイテム入手がシビア。
レベルがないのでゲーム中のキャラクターは強くならず、強さは完全にプレイヤーの操作手腕次第。
とにかくプレイヤーに依るところが大きいので、慣れるまで地獄。
慣れたら自由感・臨場感は他のRPGとは比べるべくもなく、爽快。
這い回って探索して、ひたすらプレイヤーの腕で戦って、というのが平気な人はおすすめです。
戦えるようになると自分で倒してる感が半端ないので、バトルは愉快です。
私は病みつきになってしまって、しばらく他のゲームがつまらなかったことがありました・・・ -
★★★★★ 5.0
PS1 主観RPGではNo1
キングスフィールドシリーズ独特の難易度を面白いと感じられる方には非常にお勧め
キングスフィールドは中世の騎士となり広い世界や迷宮探索をするゲームですが、シャドウタワーは真っ暗闇の地下迷宮、降りれば降りるほど地獄のような光景が広がります。
無駄な前置きが無くいきなり放り込まれる感が素敵、いきなり死体置き場スタート、初見では速攻毒で死ぬシビアさ、雑魚中の雑魚でもなめると容易に殺される事を知ります!
武器が壊れる、一度倒した敵は二度と出てこないので、いつまでも強い武器を使って一箇所で安定してレベル上げは出来ません、常にぎりぎりの段階で探索していく事になります、はっきり言ってキングスフィールドよりも遥かに難易度が高いです。
そして何よりも怖い、顔面が崩れたようなスライム、後ろを振り向けばクリーチゃーがぴったりと後を付いてきていた、上を見上げると死体がボトボト落ちてくる
バイオハザードのようなビックリホラーでは無く、ガチで恐怖を感じることが出来ます。
どんなにレベルが低くても攻撃をヒットさせればヒットバックが発生するので、慣れると低レベルクリアも可能になります、操作性も非常に良い、優秀!
間違いなく名作です。
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最終更新日:2022年7月5日 PR