ゲーム概要
ビクターより1997年2月14日にプレイステーション用ソフトとして発売されたアクションアドベンチャーンゲーム。主人公の女冒険家レイラを操作して、遺跡に隠された謎を解き明かしていくゲーム作品となる。広大な遺跡の中を所狭しと駆け巡るキャラクターは、走る、跳ぶはもちろん、泳ぐ、登るなど多彩なアクションが可能となっている。行く手を阻む巨大な罠、難解な謎の数々。腕を磨き、遺跡に眠る古代の秘宝をつかみとろう。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★★ 5.0
「難しいのが面白い」名作アクションアドベンチャー
すでに本作のセガサターン版を持っているのですが、部屋の片付けでセガサターン本体を押し入れにしまうことにしたので、いつでも遊べるようにとこちらのPS版を購入することにしました。
本作は操作に慣れてくると主人公のレイラ(ララ)を自由自在に動かせるようになり、遺跡の中をただ走り回っているだけでも爽快で楽しいです。
謎解き、アクション共に難易度の高いゲームですが、苦労して先に進めた時には達成感が感じられる、難しさがクセになる不思議な魅力のある作品で、BGMや効果音、背景にライティング等、どれもよく作りこまれており、雰囲気が抜群の名作アクションアドベンチャーゲームです。 -
★★★★★ 5.0
PS用で良いんですけど、グラフィックがもう少し良ければ完璧です!
このゲームを見て、「ああ、とうとう出たか、インディジョーンズゲーム!」と「ヤッターッ!」となりました。
待ち望んでいたんですが、ポリゴン処理でこれだけ汎用に設計されていたゲームはなかったので、プログラマの腕が相当高いレベルでないと無理なゲームです。ロード時間が短いのも必須条件ですね。同時期に絶賛されていた「バイオハザード」は、ロード時間で私は無理でした。グラフィックはある意味大成功で、「プレイしていると本間に怖い!」ゲームでしたね。でも、「ゲーム要素」としては、貧弱なので「面白くない上にロードで待たされるので途中で止めて」しまいました。この点、この「TombRaiders」は、非常に多岐に富んだゲーム内容です。最後までプレイすると本当にハリウッド映画に出演したような納得感がありますね。その頃のCGですから、全然ポリゴン数も低いですが、アニメにしてもやっぱりストーリーに沿っていて、動きも本当にリアルです。やっぱりゲームはゲームですから、「動き」がリアルなのが一番臨場感が出ますね。確かにファイナルファンタジーのようなゲームはCGのクオリティは高いですが、ゲームとしては「面白い方ではない」と思います。
最近はハードの性能が上がり、見てくれは良いんですが、量に物を言わして「しんど過ぎたり」、ただ長いだけでゲーム性が無かったりするものが多いので、「ゲームはゲーム」という発想から遠い作品が多いですね。
格闘ゲームなんかは、どうやっても普通のパッド裁きでは「大技」が出来ないので、私はPS3でダウンロード版でちょっと楽しんだりするだけにしています。金払うのアホらしいですからね!
シューティングも3次元はグラフィック的には凄いんですが、2次元ゲームのような何回もやりたくなるゲーム性を作るのは難しいですね。私は小学生の時に「ワイヤーフレーム表示」の「スターウォーズ」なんかもアーケードで見ましたが、難し過ぎるのでいつも上手い人のプレイを「眺めるだけ」で納得していました。ワイヤーフレームでしたが、凄いアニメーションで、本当にデススターの側溝に潜り込む臨場感は英語そのものでした。なにもね、今のCG並みでなくても、動きが素晴らしければ納得できますよ!
ただ、この1作目の「TombRaiders」は、おかしい点がいくつかあります。一番おかしいのは、エジプトをクリアして「シオンのかけら」を全て手に入れた後、悪の一味に囲まれて取り上げられてしまうのですが、その後、「シオンのかけら」を持った悪の一味を逆に尾行して彼らのアジトにたどり着きますが、武器も取り上げられてしまっているので、アジトでは武器が使えない状態で始まります。ところが、このアジトの最初の面の謎解きが難しいです。ヒューズを3つ見つけないとレイラの拳銃が取り戻せないのですが、このヒューズの謎解きだけ「おかしいな!見つけ憎すぎる」となります。どうも、誰か嫌がらせを考えたのではないかと思います。
シークレットも、全く見えない位置にある場合もあるので、「うーん、これもなぁ?」と思う所がありますね。
そのおかしい点を除けば、一気に進む気になるゲームなので本当に惜しいです。ただ、このゲームとタメを張れるのは「攻殻機動隊」くらいなんで、評点は5です!
「攻殻機動隊」は原作のアニメ版である「Ghost In the Shell」(アメリカのビルボードチャートで連続5週1位)に近い物ですが、原作のコミック(士郎正宗さん著)の世界観からは、このゲームの方が、遥かに本物です。私は「攻殻機動隊」はこのゲームが一番原作よりで、もっとも原作の世界観のわかり易いゲームだと思います。
ゲームはグラフィックというよりは(PS3くらいだったら凄いんですけどね)、動きが凄いので「TombRaiders」と共にお勧めです! -
★★★★★ 5.0
やっぱり無印が最高。
マッピングやポリゴンが雑。と言っても時代が時代だから仕方がない。
しかし、そのマッピングやポリゴンが不気味さや謎めいた感じなど、実にいい味を出している。
リメイクされたトゥームレイダーアニバーサリーはキレイではあるが、ドキドキワクワク感が無くなっており、再び無印をプレイすると動きの悪さなどにイライラはしつつも、ドキドキワクワク感を味わえる。それは何が起きるかわかっていても。
一番大好きなのはトゥームレイダーお馴染みとなっている恐竜との対決。アニバーサリーのボタン押すだけショボショボ対決ではなく、ハラハラしながらの対決は手に汗握る。
他、動きの悪いレイラに悪戦苦闘(意味不明な場所にひっかかる)したり、ゴリラの最強の即死パンチや、数々の即死トラップなどイライラしつつもそれでも楽しめる要素は多い。
またやりたい。 -
★★★★★ 5.0
シリーズ第一作目
トゥームレイダーシリーズはPCで出て、それにあわせてPS,PS2,PS3と家庭用ゲームで出てきた。
欧米では非常に人気が高く、主人公ヒロインがゲームの域を超えた人気キャラクターとなり、その結果映画化にも到っている。
2007年には誕生10周年を記念し、この1作目の「トゥームレイダース」を「レジェンド」のエンジンで「トゥームレイダー アニバーサリー」の名でフルリメイクされた。
第1作目が出された当時は、3Dゲームの中ではグラフィックの美しさ、膨大な箱庭式のフィールドで、またキャラクターが「泳ぐ」という行為も珍しかった。
PSでは1から5までとなりますが、シリーズ前半の1から3までは内容が実に素晴らしい。
リメイクされたPS2「トゥームレイダー アニバーサリー」をプレイしすればいいのではないかという意見もありましょうが、
プレイしていてもいなくとも、やはりPS「トゥームレイダース」は違う。
現在の最新のエンジンの他の3Dゲームと比較すると、違いは当然あるものの、当時このゲームが作られた発想、着想の驚きは、現在でもプレイすることで感じられます。
そういった意味で価値のあるソフトです。
操作は少々難しいですが慣れてしまえば、自由にキャラクターを動かすことができ、ステージが進むごとに感動が味わえます。
ただラストステージは際立って難しい。そこさえ気にしなければ、満点だ! -
★★★★★ 5.0
洋ゲーって、凄いですね・・。
海外ゲームの底力を見せつける、超力作。
このゲームのテーマは、秘宝を求めて、世界各地にある古代遺跡を探険するというなかなかロマンティックなものなのですが、冒険の舞台となる遺跡の作り込みがとてつもなく深いもので、私はカルチャー・ショックすら受けました。
一言でいうならば、とにかくタフ。よくぞここまで、というぐらいに悠久の歳月を感じさせるどこか黴臭い、神秘的で、奥行きのある遺跡を緻密・リアルに再現して、プレイヤーを非日常の世界に誘うことに完全に成功しています。
巨大な空洞のなかに出来た瀑布、古代の上水道、コロシアム、古の王の都。 何かロマンを感じさせる、そんなモニュメントが実に上手く配置されていて、冒険心をぐっと掻き立てる独特の雰囲気があ!ります。細部に対するこだわりがあるので、再度プレイしても飽きない。その度に、発見があります。
また、ボリュームも凄い。「ここでエンド・マークを出しても誰も文句を言わない。こんなに楽しませてくれて、どうもありがとー。」そう思っていると、まだ続く、続く、続く・・。自分たちの作り上げた世界でとことんまで遊び尽くしてもらおう、というこのサービス精神には圧倒されてしまいます。
このゲーム、シリーズ化されて結構、後続作品が出ているようなのですが、実は、この第1作があんまり良すぎたので、このイメージを壊したく無さに手を出していません。でも、そろそろ・・とか思っています。
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最終更新日:2022年8月16日 PR