ゲーム概要
コナミより1996年2月16日にプレイステーション用ソフトとして発売されたサンバーパンクアドベンチャーゲーム。物語は2042年の神戸(ネオコウベシティー)という架空の近未来を舞台に展開していく。人間を殺しその人物と入れ替わって潜伏している正体不明のアンドロイド「スナッチャー」と、それを追う捜査官である主人公の戦いを描いている。
プレイ画面
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© 1996 コナミ All Rights Reserved.
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レビュー
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★★★★ ★ 4.0
言わずと知れた名作
SSやPCEで遊べる環境がある方がわざわざ多少規制されてるPS版を遊ぶ意味は薄いかもですが、ハード寿命云々を考慮した場合、PS版でも本質的な面白さは失われてないので十分OKかとも。
(最期の方の、とある場面はしっかりPS)
ある意味では続編的なポリスノーツの方が、演出やボリュームは上かと思いますが、雰囲気の完成度や大人の妙味はこちらでしょうか。
サイバーパンクADVの傑作。
ファントムペインより拙はこっちが好きです。
少し気になったのは、リトルジョン、ジャン、ラスボスの扱いが可哀想だったことと、もう少しボリュームがあるとよかったです。
思い入れ補正入ってますが、ADV好きで、当該ハード持っててこれ遊んでない方は勿体ないです。 -
★★★★ ★ 4.0
懐かしさとともに
当時PC88-FHでプレイした記憶を呼び戻しつつ楽しませていただきました。
発売当時の作品にはACT-3はありませんでしたから。
当然シナリオ評価は満点なのですが、いま見ると操作性や画像などに昔を感じます。
それは仕方ないのでよいとしても・・・
BGMと音声のバランスが悪いですね。
自分は聴覚は良いのですが、それでも聞き取りにくいセリフが何カ所かありました。
音量を大きくしてできるときは良いのですが、せめて字幕は付けるべきでしたね。
しかし、80年代のアドベンチャーには名作が多々あります。
他のメーカーの方々。
ぜひ現代のゲーム機で、ジーザスやαなどを復活させてくれませんか?
この際、メーカーは合同で80年代アドベンチャーパックとか・・・絶対買いますが!! -
★★★★★ 5.0
何度プレイしても。
昔プレイして感動したゲームで、もう一度プレイしたくなり購入。
映画を観る様な感覚でプレイするので楽しくストーリーも良く、ただ残念なのは最初に発売されたPCエンジンスーパーROM版での内容を移植されたPS,SSと一部変更、カットされているのが昔からの残念要素です…。 -
★★★★★ 5.0
雰囲気はターミネーターですね☆
小島監督の初期のほうの作品です。
映画をゲームにすると…まさにこの「スナッチャー」や同監督の「ポリスノーツ」のようになるんだと思います。
映画世界の中に入り込んだような傑作中の傑作で、非常に丁寧で豪華な遊び心ある世界に入っていけます。
センスが素晴らしく、監督の他ゲームにも通ずる「プレイヤーを楽しませたい」気持ちがしっかりと今作も伝わって来ます。
ADVゲームが好き、嫌いではなく、皆にオススメしたい一本です。 -
★★★★★ 5.0
凄い完成度。サイバーパンク系としてもホラー系としてもADVの中ではこれに勝るものなし。
今では大きなドットで描かれた世界だが、それでもいまだにこれと双璧をなすADVは同社で同小島作品の「ポリスノーツ」ぐらい。
初めてプレイしたのはこのPS版だが小学生のころからMSX2版があることは名前だけはすでに知っていた。PCエンジン版も知っていたが当時は興味がなかった。それだけ自分がまだ子供だったのだろう。
しかし「JM」という映画ががきっかけでサイバーパンクというものに興味を持ち、それを求めているうちにこのゲームの名前が浮き上がった。
そしてようやくこのゲームの購入に至った。
初プレイのときはここまでホラー要素があるとは思っても見なくて、ホラーがとても苦手な私はファミコンのウィザードリィ3から久しくドット絵に恐怖した。
スナッチャーがここまで恐ろしい存在だとは思いもよらず、架空の存在だとはいえ今でも恐怖の対象である。
本人を殺して生身の人間に化けるだけでも恐ろしいが、なにより恐怖したのが、殺した本人をそのまま部屋の片隅でゴミの様に投げ捨てるところだった。
死体の多くは白骨化し中には腐敗中の死体もある。腐敗したところからハエの幼虫が湧いており、PS版は規制のためにその画面はモザイクが掛けられている。
ファンはここを残念がるらしい。それでも一瞬だけくっきりと移るので目に焼き付けられる…。
ホラー部分としても面白いが、何より面白いのがギリアンのセクハラ、セクハラである。これはポリスノーツではさらに過激さをまして進化するがここでは割愛させていただく。その他にネオコウベ焼きや、うどん屋、網膜占いなどストーリーとはほとんど関係ないものも多数あり、何度もプレイしてもあきさせない工夫が施されている。最初は、スナッチャーの恐ろしさが目立つが、2週め以降はギリアンやメタルギアなどの少しお間抜けでおちゃめなシーンが目立ち、コメディー部分がとても面白く感じるのが実に不思議だ。
ADV好きがこのゲームをプレイしないのはあまりにももったいない。是非プレイして欲しい。
最後にスナッチャーが生み出されませんように…。
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最終更新日:2022年6月5日 PR