ゲーム概要
スクウェアより1997年12月18日にプレイステーション用ソフトとして発売されたリアルタイムシミュレーションRPG。ヴァンツァーの前身となる二足歩行兵器「WAW」に指示を出し、ミッションをクリアしていく。複数に分岐する物語、学習で行動パターンを成長させるなど、ユニークなシステムを多数搭載している。多くの共同体が複雑に絡み合うアフリカ大陸で、マッコイら独立機動攻撃中隊IMACの活動を描いている。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★★ 5.0
最高のフロントミッション
RiowAraiの無骨なテクノサウンドが鳴り響く中、大好きなWAPもといWAWが繰り広げる戦闘を眺める。それだけで脳汁全開の素晴らしいゲームです。
ゲームを構成する要素のすべてが当時のセンスの一歩も二歩も先を行っていたせいで、売れませんでした(笑)
このゲームの次回作を作るならまさに今!
世の中にが追いついてきた。って感じです。
行軍のタイミング、どこに配置するか、武装、部隊の学習設定、それにより広がる行動の幅…
非常に奥深いです。
当時中学生だった自分がなぜトゥルーエンドに辿り着けたのか謎なくらい、今やっても中々難しい。
確かに売れなかった。
でも、だからこそ、このゲームはその存在感を強めている気がします。
「俺はフロントミッションオルタナティヴっていう超クールなゲームを知ってるぜ!面白いから買ってみ!」
そんな事を他人に言っても、みんな買わないのです。
友人からも総スカンでした。
このゲームは人を選び過ぎる。
ここにレビューしてる人もみんなきっと経験してるのです。
ですが、このゲームを知っていることが、ゲーマーとしてマニアックでクールだと、通だと、我々に自負させるのです。
だから今日も叫ぶのです。
「俺はフロントミッションオルタナティヴっていう超クールなゲームを知ってるぜ!」と。 -
★★★★★ 5.0
本当のエンディングを見るのが難しいが楽しめます!
フロントミッションシリーズは、殆どが機体1機ずつを将棋の駒のように考えながら動かして行けますが、こちらは、時間経過と共に戦局が刻々と変化するため、タイムリーに各機体に指示しないと、破壊されるという緊張感があり、指示するタイミングが重要。装備のグレードアップは、ミッションクリアによって新たな機体や武器を獲得できるのですが、あまりに強力すぎる武器は、まずもらえません。私は、ストーリーと個性的なキャラクターが好きで、手放さず、今でも時々、エンディングを楽しんでいます。戦艦大和のようなヴァンツァーが出てくるFM2とテイストが異なり、こちらの方が面白いかもしれない。
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★★★★★ 5.0
とても荒削りだが
PS全盛期の始め頃、スクウェアが出したフロントミッションシリーズの意欲作。
今までのナンバリングタイトルは、ターン制SLGだが、このオルタナティブではリアルタイムSLGとなっている。
ゲームシステムはやや難解。
マニュアルも不親切。ゲーム上で表示される情報も、メッセージがオートスキップで、また説明の文字が小さかったり。
戦場の俯瞰図も、何となくでしか高さを認識することが出来ず、いざ戦場に出ると、その地形に引っかかってしまったロボットが右往左往。
その結果ゲームの進行に著しくストレスを感じてしまうことも度々。また、戦闘もあくまで傾向の支持しか出せないので、上手い具合に戦闘してくれない事も多々。
マイナス面ばかり書いてしまったけれど、私はこのゲームが大好きである。
PSの描画は、今の現世代機に比べれば貧弱なものだが、このゲームでは逆にそれが味を出しているように思う。
無骨な、何の感情も持たないいかついロボット。それが、PSのポリゴン表現と抜群に相性が良いのだ。
細かい作りこみも半端ではなく、ロボットの挙動表現に命を懸けているのではないか?と思うぐらいに色々なところが動く。
また、AIも戦闘を重ねる度に徐々に成長をし、その成長した姿を戦場で確認する度、
「お前、操縦が巧くなったなぁ…」と、わが子のように感心してしまうのである。
とにかく、ただ淡々とロボット同士がドンパチやるのを様々な視点で見れるのがこのゲームの醍醐味。
メカ好きにはたまらない一品であろう。
また、リョウ・アライによる無機質なテクノサウンドが良い具合にこの世界観にマッチしていて、ゲームミュージック好きとしてもお勧めできる一品。
サントラは2006年に再販がかかり、このアマゾンでもまだ新品が手軽に入手できるので、音楽が気に入ったらサントラもお勧め。
個人的には現世代機で、綺麗なグラフィックで滑らかに動くフロントミッションオルタナティブを見てみたい気もするが
やはり、このPS版の荒々しさのほうがこのゲームには合っているのかもしれない。 -
★★★★★ 5.0
早すぎた名作
フロントミッションオルタナティブは通常のシリーズとは異なり、三機で1チームとして共に行動し、そのチームに指示を出しながら進んでいくリアルタイムシミュレーションです
プレヤーが出来るのは指示とカメラをぐるぐる回すのみ
でも指示をしたらボケーッと出来るのは敵を発見するまで、
発見したらその場で戦闘になるんで、後ろから敵の別部隊が来てないかとか
他のチームはなにをしてるのかとか色々あります。
一つ一つのチームをどう動かし、どう戦っていくかを楽しむのです
もちろん機体の整備
カラーリングもできます
このゲームの好きな所はリアルさ
例えば森のマップで機体を緑にすると、回避が上がったりします。
サウンドはミッション中は自然の音のみ森なら鳥の声とかね、その中に銃弾が飛び交う音が凄く好きです。
もちろんスキルもあります。
ただ、なんせプレステなんでマップの障害を避けるのが出来なかったり…
ずーっと岩にハマってたりします…
まぁ指示でどうにかできますが
曲はテクノサウンドでこれもまた合っていると思います。
難易度は高いかも知れませんが、戦略を考えるのが好きな方ならハマると思います。
キャラクターも結構一人一人に味が出てるので楽しめるかと -
★★★★★ 5.0
戦場のカメラマン
機体を手足の様に操作する喜びや、詰め将棋の様に完璧な戦略を駆使して勝利する喜びといったものとは全く無縁な作品である。
この作品の魅力は、いわゆる空気感。前線に立つカメラマンのような感覚を味わうことが出来る唯一無二の作品。
森の中で曳光を引きながら光るモノアイ。
軌跡を引きながら着弾直前でジャミングによりあさっての方向に飛び去るミサイル。
ローラーダッシュで間一髪かわされるレールガン。
偶然が生み出す名場面に遭遇したいがために再度プレイしてしまう。
ブラッシュアップされた次作があるとすれば、是非観てみたい。
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最終更新日:2022年5月29日 PR