ゲーム概要

スクウェアより2002年10月31日にプレイステーション用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。大人気RPGシリーズ『ファイナルファンタジー』の第1作目をリメイクした作品。当時の面影はそのままに、グラフィック、システムをパワーアップしている。初心者に優しい「イージーモード」、「モンスター図鑑」や天野喜孝氏が手がけたイラストを鑑賞できる「アートギャラリー」などがPS版オリジナルの要素を搭載。

プレイ画面

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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    FFシリーズの原点

    FC時代のFFに関しては、ただ兄がプレイするのを見ているだけでした。でも、初代FFがずっと気になっていたので、PS版のFF1をプレイしてみました。FC版はプレイしていないので、PS版単体で評価します。グラフィックですが、ピョコピョコ動く二頭身キャラが、文句なしに可愛いです。ドット絵の背景には独特の温かみがあり、どこか懐かしく親しみやすいです。ディテールがやたらと描き込まれていないので、目に優しいです。システムは単純明快。でも難易度はいい意味で高く、油断は禁物です。ゲーム開始時に4人のキャラ(名前は自由につけられる)のジョブ選択をするが、途中で他系統のジョブへの変更はできない。各ジョブの長所・短所、得意・不得意がはっきりしている。モンスターも強く、多彩な攻撃を仕掛けてくる。ですから、計画的なジョブ選択をしなくてはなりません。また、魔法ごとに一回の戦闘で使用できる回数が決められているので、戦略を練って戦う必要があります。(例えば、非常用にアイテムを多めに用意する、魔法使用のタイミングを見極める、etc.) FF1のシステムはシンプルでありながら奥が深いのです。ゲームムバランスにも、何等問題ないです。FF1のゲーム性は抜群です。ストーリーは「光の戦士達が暗黒に包まれた世界を救う」という、これまたシンプルなものです。でも、プレイヤー惹き付ける一種の「魔力」を持っています。更に各設定が無駄に細かくない上、しつこい演出もないから、プレイヤーが自由に想像を巡らす余地がある、つまり真の「ロールプレイ」ができます。オープニングとエンディングを見た時の、心に染み透る(作り手に強要されたのではない)感動……忘れ難いです。まだFF1をプレイしていない人は、「古臭い」「ダサい」などと敬遠せずに一度プレイして、FFの神髄に触れて下さい。自分で工夫を凝らし、感動を作り出す楽しさと喜びを知って下さい。

  • ★★★★★ 5.0

    これはこれで良い!!!

    私はちゃんとしたリメイクだと思います。
    まず初期の作品に完璧に近付けるのは無理に近いです。
    それにFCからPSに移植する訳だから変わって当たり前だと思うし。
    懐かしさを楽しむならFC版手に入れるなりして下さいって感じでしょうか。
    個人的に色々な工夫されてて良かったです。
    モンスター図鑑や天野喜孝氏が手がけたイラストを鑑賞出来るのは良いと思いましたね。
    でもムービーではスクウェアは技術あるし、それに凝ってる方なんで良いと思います。
    おまけやら遊びやすくなってるのは事実ですし、ムービーも綺麗だし初心者にはおすすめです。
    でも昔のFFを懐かしさを感じたい人にはおすすめ出来ないかもしれません。
    でも私は当初のFFもやってみて良かったですが、リメイク版も良い出来だと思うし好きです。

  • ★★★★★ 5.0

    プレイヤーを選ぶゲーム。

    1987年、世に新しいRPGが産声を上げた。
    当時、殆ど倒産寸前だったスクウェアが会社最後の作品をと覚悟を決めてリリースしたのがFC版のFF1。
    「ファイナル」という言葉がタイトルに含まれているのはそのためだ。
    ストーリーもシンプルではっきり言って難しい。
    今のファンは殆どが「7」から入っている人だと思うので、戸惑うことだろう。
    また、物足りないと思う人も多いかもしれない。
    プレイヤーを選ぶゲームといっていいと思う。

  • ★★★★★ 5.0

    さすがの第1作

    FF1を新たに出たPS版を買ったのはだいぶ前になるのですが、私としては良かったです。
    ファミコンは途中セーブがありません。
    今の人がDSのFF3を買い、セーブ機能が欲しかったと(中断はあるのですよ)言っているのはおかしいですよ。
    それでは面白さが半減してしまいます。
    ファミコン時代の1〜3が今でも好きなのは、難しいけれど終わらせた思いがあるからだと思うからです。
    またあの時の達成感が沸いてよかったと思っています。

  • ★★★★★ 5.0

    不朽の名作

    このFF1がファミコンで発売された当時、私はたしか小学校3年ぐらいだったと記憶しています。
    今よく考えてみれば「よくクリアできたなぁ」そんな気がします。
    それほどまでに難易度が高かった。
    最近のゲームに馴れている、若い人達には、昔のゲームの難易度の高さを知る、良い機会ではないでしょうか。
    当時はクリアできないゲームがあっても、それが普通でした。
    お世辞にもユーザーフレンドリィとは言い難い、難解で長大なダンジョンが、古参の人には懐かしく、若い人たちには新鮮な感動を与えてくれるはず。
    3のラストダンジョンで2時間もセーブできずに血反吐吐きながらクリアしたのも、いまでは良い思い出です。

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最終更新日:2022年5月28日 PR