デュープリズム

レビュー

• ★★★★★ 5.0

  キャラクターが生きてます

  細部まで練りこまれたストーリー、美しいBGM、ストレスを感じさせないゲーム展開、そしてキャラクター一人一人の個性。
  どれをとってもかなり完成度の高い作品だと思います。
  現在のスクエニと比べると若干、映像面に見劣りを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、それが逆にこのゲームに独特の温かみを持たせている気がします。
  シナリオのテンポもかなり良く、そこらのアクションRPGをやったことのある人ならどんどん先に進めますよ。
  (そうでなくとも、テンポの良さは感じてもらえると思います)
  
  先月、最FF12をクリアしたばかりなのですが、あまり満足できず、久しぶりにデュープリズムを再プレイしてみたのですが、、、、やっぱり面白いです。。感動しました。
  はっきりいって今のスクエニゲーム(FF12含む)って、キャラが立ってないし、無駄なマップ多いしでつまらないです。
  現にもの凄い勢いで値段が下がってますよね。
  映像ばかりに気をとられ、世界観を大きくしすぎ、結果的にクリエイターは自分で自分の首を締めている気がします。
  その面デュープリズムはいろんな意味でコンパクトに仕上がってて、細部までプレイヤーを納得できるよう作られていますね。
  エンディング見終わった後も頭の中で全てのキャラの名前や性格とかを思い出せるゲームって中々ないですよ。
  ホント今のスクエニクリエイターに見習って欲しいです。
  
  スクウェア史上、トップ5に入る名作だと思います。
  これは間違いなく「買い」ではないでしょうか。

• ★★★★★ 5.0

  足りない要素は知名度ぐらい

  今から8年ぐらい前に出たのに、(そんとき小5、6ぐらいだったか)今やってもこのゲームはよく出来てるなと思う。 いい点を挙げれば、きりがないけど特に音楽は幻想的でとてもいいです。耳から離れない。去年サントラ再販されてるぐらいですし。
  
  そもそも、このゲームに出会ったきっかけはCM。相当衝撃的だった。今までRPGになんて興味もなかったガキに初めてこのRPG欲しいと思えたゲームだった。 多分どっかの動画サイトとかにあると思うから一度ぐらいみておいた方がいいと思います。 欲しいと思えたら仲間です(笑)
  
  唯一残念なのは余りにも少ない知名度。売上も国内十数万そこそことゆう悲しい数字。 これを本当の隠れた名作というべきか…
  
  過大評価しすぎだろとお思いの方もいらっしゃると思いますが本当にこのゲーム面白いので是非やってみてください(￣▽￣)

• ★★★★★ 5.0

  絵本のような物語。

  ストーリー・キャラ・音楽、どれも良質。個人的にはポリゴンも味があってなかなか良いと思ってます。
  ミント編で仲間キャラが好きになって、ルウ編で敵キャラも好きになる。雰囲気が独特なので人を選ぶゲームだとは思いますが、何年たってもやり直したくなる作品です。
  
  箱庭のようなちいさな世界ですが、町の人みんなが仲良しで、飲み物を奢ってもらったり、おこづかいをもらったり。冒険から帰ってくるたび町の人全員に話しかけたくなります。盗賊なんかもいたりするのですが、どうにも憎めない。
  なんでも、元々はもっと広い世界感で作っていたものを敢えてちいさくしたのだとか。
  
  音楽はプレステの内臓音源だけで作られてるとは思えないほどの完成度。たしかに最近のゲーム音楽と比べればチープに感じるかもしれませんが、透明感のあるキラキラしたメロディが癖になります。個人的にはサントラ買うくらい好きですね。
  
  操作性について議論されているようですが、ジャンプの飛距離にさえ慣れれば簡単に進められるレベルかと。私は初めてのアクションがこれだったため他との比較がうまくできないので、あまり参考にならないかもしれませんが…

• ★★★★★ 5.0

  アクションRPG好きならやるべき

  評価が高かったので買ってみました。
  買って良かった。すごく面白いです!!
  個人的に「テイルコンチェルト」や「ロックマンDASHシリーズ」を楽しめた人は買って損はないと思いますよ。いずれも古いですが。
  
  2人の主人公のうち、どちらを先にやるかは自由なのですが、自分としては最初にミント編をプレイして、ルウ編は後にやるのがオススメです。
  
  何故ならミント編は謎を多く残した(敵の正体など)状態で終わってしまうのですが、それらはルウ編でほぼ解明されるからです。
  なんと言ってもルウ編は感動のエンディング。やはりゲームはこうでなくては。
  
  それに、ミント編とルウ編の両方をクリアすると見られる隠しエンディングですが、これ、ミント編の後に見ると非常に違和感があります。
  ミント編ではルウは願いを叶えられなかった訳で…、にもかかわらず隠しエンディングでは、いるはずのないキャラが存在しています。
  
  そういう意味でもミント編→ルウ編の順でプレイし、ルウ編の後に隠しエンディングを見るのが一番かと思います。
  
  ミントが好きと言う人が多いようですが、自分はルウが好きです。ストーリー的にもキャラ的にも。
  特にルウ編の序盤、クレアとの穏やかな暮らしのシーンがすごく好きなんです。ほんの数分で終わりを迎えてしまいますが…。
  
  ミントに関しては、ミント編よりむしろルウ編でのミントの方が面白かった気がします。
  ルウに飛び蹴りかまそうとして湖に落っこちたりとか…。
  あと大岩に潰される役はどう見てもルウよりミントの方が似合っていました(笑)
  
  難易度は易しい方ではないでしょうか?
  ミニゲームやボス戦など、たまに詰まる時はあっても、何度もチャレンジすることでコツがつかめて先に進めるようになります。
  諦めてはいけないのです。
  つまり短気な人には向きません。
  
  ミニゲームでキャラ一人分の広さしかない足場に邪魔な敵がいるなら、あらかじめ魔法か遠距離攻撃できるモンスターに変身して倒す、ジャンプ攻撃で倒す、無視できそうなら無視して飛び越す…などで対処できます。
  いちおう魔法や変身に頼らずともミニゲームはクリア可能です。頼った方が楽ではありますが。
  
  2週目以降の強くてニューゲームだと恐ろしいほどサクサク進みます。
  既にコツがわかっているので詰まることはありません。ボス戦も楽勝です。
  
  ロッドも思う存分ボコボコにできるようになります。
  1周目では武器1種類につき、せいぜい2、3回位しか勝てなかったのに、余裕で5連勝してコインGetできました!
  張感あるプレイをしたければ"強くてニューゲーム"でなく、普通に"はじめから"を選んだ方が楽しめますね。
  
  これは古いゲームが嫌いでなければ、是非プレイしてもらいたい作品の一つ、オススメです!!
  ところで、メルさん時々パンチラしてる…(笑)

• ★★★★★ 5.0

  面白いゲーム♪

  おもしろい!
  それは複雑だとかやりがいがあるとか、そういうことではないし、ものすごく完成度が高いとか、永久保存版だとか、そういうことでもなく。
  でも、ぜひいろんな人に紹介したい作品です。読後感の良いライトノベルのよう。
  でっかい国の皇女ミント(女の子)とわけありげなルウ(男の子)どちらかの視点を選んでプレイします。(どちらを選んでも、もう片方が登場します。話の大筋やダンジョンは同じなのに、主人公が違うだけで雰囲気も違うし、謎の解き方も多少異なります)
  物語自体は最近のゲームに比べてだいぶ短く、アクションも難しくないので気軽に楽しめますよ。魔法を使えば使うほどMPがUPし敵にどつかれるほどHPが上がる根性型のレベルアップ方式が気に入りました。アクションは簡単ですが、男の子と女の子で武器の形状や特技が異なり、その違いがちょっと楽しいかも?特にルウの方は倒した魔物に変身したりとユニークです。物語短いし街も1個しかないのでドラクエ大好きな私には少し寂しいのですが、街のみんなの台詞は話しかけるたびに変わるし、何の情報もなくきらりと光るコインを拾ったり、ちょっとしたおまけイベントがあったり、戦いまくれる相手がいたり、色々ちりばめられてます。それに、ルウ編ミント編両方クリアすると・・・♪
  大好きな作品です。こういうゲームをまたしたいですね。
  あっ、ポリゴンがくがくです。目が疲れるかも!

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