ゲーム概要

ソニーより1998年10月29日にプレイステーション用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。全てのRPGファンに贈る感動のフルタイムドラマチックRPG。対戦格闘ゲームさながらにバトルフィールドを縦横無尽に動いて戦う「タクティカル・アーツ・システム」で迫力満点のバトルを実現。戦主人公の少年ヴァンが、ノアとガラの2人の仲間とともに突如発生した霧の謎を解き、世界を破滅から救う冒険に旅立つ。

プレイ画面

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© 1998 ソニー All Rights Reserved.

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レビュー

  • ★★★★ 4.0

    霧に閉ざされた世界

    霧に閉ざされた世界という独特の世界観、プレイヤーは聖獣と力をあわせて霧に立ち向かいます。
    ミステリアスな雰囲気を漂わせ、世界観も重視されている作品です。
    システム面では召喚獣探しや戦闘コンボのつなげなども面白いと思いました。
    戦闘コンボを気に入られた方は、そのシステムを引き継いだ続編、レガイアデュエルサーガもプレイされてはどうでしょうか?
    ゲームデザイナーの柴尾氏が担当されているせいか、レナスの人物名や特徴などの面影が…。
    ちなみにレガイア伝説はレナスの世界とは関係ありません。

  • ★★★★★ 5.0

    RPGの最高傑作

    発売当時、テレビから流れるCM曲の良さに惹かれて購入した本作品。
    あれから長い年月が流れても、自分の中では未だ色褪せない最高傑作とも言えるゲームです。
    今現在再び遊んでいるので、改めてレビューしてみるべ、とここに来ました。
    画質は最近の美麗CGの作品に比べれば言うまでも無く相当劣ります。かなり稚拙なポリゴンです。
    でも、キャラの表情や動きが豊かで、今時の勝手に喋るゲームより遥かに感情移入出来る。
    特にヒロイン・ノアの可愛さは格別で、随所でいちいち笑わせてくれます。
    音声はバトル時のみ。このバトルシステムがまた面白く、普段三頭身くらいの小さいキャラたちが
    戦闘画面ではちゃんと頭身が伸びてカッコよくなるんですよね。敵獣を吸収する時が特に好き。
    あと、装備品が変わると戦闘時のキャラの容姿もちゃんと変わります。これはなかなか凄い。
    腕に装着した聖獣もレベルが上がるとどんどん立派になって行くのが楽しいですね。
    ストーリーもなかなか深く、時に思わず涙してしまいそうなイベントもありました。
    どこか悲壮感の漂う世界観は非常に好きです。町やサブキャラもそれぞれ個性があっていい。
    とにかく、マイナス要素が殆ど見つからない、自然と世界観に入り込める良作だと思います。
    更に音楽が素晴らしい!数々の名曲が冒険を守り立ててくれること間違いなしです。
    今は格安で手に入るようなので、まずは暇つぶし程度の気持ちで遊んでみてはいかがでしょうか。
    きっといい意味で裏切られます。何度遊んでも色褪せない、私の中の永遠の名作です。

  • ★★★★★ 5.0

    レガイア伝説 レビュー

    ショップに行ったら安かったので試しに買ってプレイしました。クリアしましたのでレビューさせて頂きます。
    まずシナリオに関しましては人間と獣(聖獣)・霧の現象をモチーフにした物語ですので、結構感動しました。特に創世樹の目覚めのシーンはインパクトがあって良かったです。結構プレイしてたら聖剣シリーズ並みに世界観にのめり込めた感じでした。戦闘システムに関してはエンカウント式でゼノギアスと同じ要領で十字キー(上・下・左・右)を使いアーツを発して敵を倒す形ですので、演出も格闘ゲームのバーチャファイターシリーズみたいな感じで物凄くはまりました。全体的なシステムに関してはそんなに複雑な仕掛け攻略や複雑な育成システムではなかったので、結構楽しめました。召還獣ラーニングシステムも悪くないです。
    皆さんのレビューに触れてあるかと思いますが、FFやドラクエシリーズ等と比べるとマイナーなゲームに捉えられがちですが、もっと評価されても良いのではないかと思います。プレイ時期は遅かったですが、改めて最後までプレイ出来て良かったと思える作品です。☆=5です。

  • ★★★★★ 5.0

    全RPGの中でもトップ5に入るPSの超名作!!

    PS1の作品の中でも現時点からすると、埋もれた超名作。
    発売当時のCMが印象的で覚えている人も実は多いはず。
    でも何故かマイナーなタイトルになってしまった。
    しかし実際買ってやってみると超名作だったのです!!。
    って買ったのは発売してから少ししてからでした。
    はっきり言って自分も大好きなFFシリーズにも並ぶ半端じゃなく面白い名作と呼べるRPGでした。
    今回、当時買った品物が劣化してきたので、Amazonさんで新しく買ってみました。
    このゲームについては色々本当に言いたい良い所が沢山ありすぎるのですが、まず3回プレイ、総プレイ時間おそらく500時間は軽く遊んだと思います。
    もちろん仲間3人ともレベル99にしました。
    とするとやった人には解ると思いますが、凶獣符と言う全員レベル99にしないと手に入らないアイテムも手に入れてます。
    まずタクティカルアーツシステムですが、格闘ゲームみたいに十字ボタンの組合せで特定の組合せをすると必殺技が発動します。
    最初のプレイの時は新しいアーツを発見するとかなり燃えます。
    色々な組合せがあるので、戦闘にも飽きが来ません。あと戦闘では固定の〇獣と出ている敵はとどめを刺すと召喚として取り込めます。
    すぐ取り込めるやつからパーセンテージが低い敵もいます。
    頑張って全部の召喚をゲットしよう!。
    エンカウントについては低いです。エンカウントを上げると下げるアクセサリーや全く敵を出させないアイテムもあるのでそこの所は気にしなくてもいいです。
    あとこのゲームは攻略本が無くてもクリアはでき、楽しくプレイできると思いますが、本を持ってると実に色々な隠しイベントを発見したり隠しアイテムなどをゲットできます。
    1枚のCDのゲームとしては驚きのボリュームです。是非レガイアの全てを知ってもらって、楽しいゲームだともっと認識してもらいたいです。
    それにゲームの設定や裏設定、色々あるのでレガイア伝説が好きになった人はそう言う資料的な見方としてもいいと思います。細かくて面倒なものでもないので。
    自分は最初攻略本無しで進めていたんですが、やってるうちに面白すぎて完全クリアしたいと思いだして攻略本をすぐ買いました。
    攻略本を買うのは決して強制ではありませんが、このゲームでは買う価値があると思います。
    最強の技のミラクルアーツは攻略本を見ないとおそらく発見できないでしょう。
    攻略本を持って見る事でレガイア伝説が更に数倍楽しくなります。
    やはりゲームの全部を見ての総合評価、トップ5の内容ですからね!。
    レベル上げも実はあまり苦労するわけでもなく、ラストダンジョンで経験値2倍になるアクセサリーを盗める敵がいます。
    その敵からアクセサリーを2個盗んで(盗む確率を上げるアクセサリーも有り)、1個は宝箱からゲットできるので、レベル上げ不要の人は経験値アップアイテムを取る必要はありませんが、レベル99まで極めたい人は後はラスダンに防御力をドーピングできるアイテムを盗める敵が存在しており、要はその敵を狩るだけです。
    ステータスは行動力以外はマックスが999なので、普通に人や宝箱から取れるのと、敵から盗んだり、落としてもらうドーピングアイテムを使えば全てのステータス999も夢ではないです。
    ただほとんどが敵から盗む事になるので、凄く根気は入ります。
    この目的があれば毎回すぐ盗めるかな?、とかドキドキして戦えるし、ステータスアップアイテムを手に入れながら経験値も貰うという一石二鳥なので戦闘が全く苦になりませんよ。
    でもさすがにこれはこのゲームに凄く愛を感じるか、やり込み好きの人でないと無理ですかね。
    これやるとあの強い裏ボスも小細工無しに倒せます。
    グラフィックもポリゴンが綺麗です。
    戦闘のキャラは格ゲーみたいで、98年のゲームとしては凄く綺麗なポリゴンです。
    ただ街などのキャラポリゴンは少し荒いです。
    通常は普通ですが、イベントなどでキャラがアップになると荒く見えます。
    まぁ完全にカクカクで荒いわけではないので、見る人しだいです。
    それと気づくのは、ゲームの些細な部分まで色々丁寧に作り込まれており、非常に感心させられる事。
    敵等は動物系の敵だと、その動物の鳴き声をあげながら攻撃してきたり、ダメージを受けるとまた鳴き声が出る。ガラス系の敵だとダメージを与える時、ガラスの割れる音がしたり、倒すとガラスが落ちる音がします。
    更に敵を倒すと横たわるのも凄いと思いました。
    敵が倒れて横たわり消えるのはFF8で初めて見たんですが、レガイアの方が早かった。こう言う些細な演出も当時としては凄い驚きだったんですよ。1例として上げた訳ですが。
    また装備でグラフィックが変わるのも当時としては凄く新しかったですね。
    フィールドマップは最高!!。
    場所によっては視点変更もあり、フィールドはPS1のFFを越える凄く綺麗なグラフィックでした。
    あと個人的にノアと言う仲間になるキャラクターがいるんですがその娘が可愛かったです。
    最後に別の人が書いてましたが、凄く面白いのに有名にならなかったのが全く理解できない作品です。
    まぁ自分はこんなに楽しいゲーム(RPG)知ってるんだ!!って感覚はありますが。
    でもレビューしたからには1人でも多くの人にやってもらって本当に面白いゲームだと知ってもらいたいですね!!。
    読んでくれた方、かなりの長文最後まで読んでくれてありがとうございます。
    是非買う参考になればと思います。

  • ★★★★ 4.0

    無名のまま終わらせるには惜しい

    このゲームはハッキリ言って
    「あなたの力が必要なのです!」とか
    「さあ、一緒に戦いましょう!」
    …的なノリですので、これが我慢ならない人は手を出さない方が賢明です。
    と言っても、ほんの序盤だけ。
    序盤さえ我慢すれば後は大丈夫!…なハズ。

    仲間が全員そろう辺り(全員といっても3人なのですぐです、すぐ)から徐々に面白くなってくるので、序盤のノリでプレイを止めてしまうのは非常に勿体ないです。

    ストーリーは子供っぽい単純なものかと思ったら、なかなかどうして面白いです。
    サブキャラクター達のエピソードもそれなりに良いものが揃ってます。
    預言者ハリィ、カーラとグランタス、老剣士ガゼール…etc。

    戦闘は簡単な方だと思うので、初心者でも大丈夫なんじゃないかと思います。
    逃走が成功しやすいのが嬉しいところです(確実に逃げられるアイテムの入手も簡単です)。

    ダンジョンは大体が単純な構造なので攻略本なしでも十分、全ての宝箱を回収しつつ進むことができる…その程度の難易度ですが攻略本なしだと必殺技コマンドを自力で見つけなければいけないので、それが面倒な方は素直に攻略本を買うべきです。


    今では当たり前ですが古いゲームには珍しく、装備を変えると見た目も変わります(服の色や柄が変わるだけのパターンが多いですが)。
    主人公達の腕に付いた聖獣もレベルが上がるごとに段々と形が変わっていくのも凝ってるなと思いました。

    また、やたらと選択肢が出るのも大きな特徴です。ウザイくらい出ます。
    大体は「〇〇に会ったか?」「〇〇を知ってるか?」「〇〇へ行ったか?」に対して"はい"か"いいえ"で答えるだけの、たいして意味のないものばかりです。
    が、時にはおバカな選択をした方が得をする選択肢もあったりします。

    隠し召喚獣は全員レベル99にすれば入手できますが、ハッキリ言って無理です。
    自分がラストダンジョンに突入する時のレベルは全員40!
    それで十分クリアできるのです。
    よほど時間と根性のある人でない限り、レベル99なんて遠い夢でしょう…。

    ちなみにマルチエンディングです。
    ゲーム中の行動などは一切関係なく、エンディング直前の選択肢だけで決まります。
    全て見たければラスボス戦からやり直しになります。それほど難しくないので、苦にはなりませんけどね。

    思ったほど感動のエンディングでもなくて、ちょっと残念。
    それよりミニゲームが熱い!!
    スロット!
    格ゲー(勝敗はジャンケン方式)!
    ダンスコンテスト!
    釣り!
    特にスロットは数時間ぶっ通しでやり続けられました。
    適当にボタン押しても割と当たるのが嬉しい!

    他の方も言ってますが、今では悲しいくらい安売りされてます。
    私は確か100円で手に入れました…。
    自販機のジュースより安い、このゲームを少しでも暇な時間のある人は是非やってみてほしいです。
    価格よりは確実に楽しめると思いますよ(笑)
    続編のデュエルサーガも、いずれやってみるつもりです。

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最終更新日:2022年5月19日 PR