ゲーム概要

ナムコより1994年12月16日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたアクションゲーム。音波で攻撃するアクションパートと、ミニゲームでボス戦を戦う独自のシステムが人気の『ワギャン』シリーズの続編となる。おなじみのミニゲームは12種類あり、スタート時に入力した年齢によって難易度が変わる。男の子のタクト、女の子のカリンどちらかを選んで、島に発生した異変を探るため冒険しよう。

プレイ画面

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レビュー

  • ★★★★ 4.0

    親子で遊べるゲーム。

    アクションゲーム。
    ボタン連打でワギャンを浮かせ、いばらの中をとげに刺さらないように進んでいく面や、タイミングよくジャンプしてとぎれとぎれの滑り台をすべっていく面、落ちていくワギャンを障害物にぶつからないように無事、底までみちびく面など、種類の多彩な面を順番にクリアしていく。
    それぞれの面にはボスキャラがいて、ボスとの対決は神経衰弱や、早い者勝ちでばらばらに並んだ数字を1から順番に選んでいくゲームなど、ちょっとした頭脳戦になる。
    このゲームの売りはプレイヤーの年齢で細かく難易度が設定できる点で、対象年齢は幼児からお年寄りまで。二人用ではそれぞれで難易度が設定でき、親子で交互に遊べる。
    操作自体は非常に簡単なので、慣れてくると最大難易度でも簡単にクリアできる。その点が私的にはマイナスにしたいけど、親子のコミュニケーションツールとしては満点。

  • ★★★★★ 5.0

    シリーズ最高傑作

    ストーリーモードと対戦モードが主なこのゲーム。ストーリーモードはプレイヤーの年齢設定により難易度が変化します。ストーリーモードは、パスワード制で4文字までなので子供にも優しい。 ここからが本題、対戦モードがこのゲームのメインです。ただしコンピュータとは対戦できません。悪魔で対人戦のみです。対戦はスゴロクで対決します。ルーレットを回し、出た数字の分だけ進み、次にミニゲームで相手と対戦し、勝ったらコマをまた動かし、またミニゲームで対戦……と繰り返し、ゴールを目指します。 対戦用のミニゲームは相変わらず豊富で、羅列しますと、 ・数字探し(『9を探せ』とか『58ー9は?』とか) ・氷上のチキンレース(ダーツみたいなゲーム) ・絵のパネル探し ・真ん中で回転する絵が何なのかを当てるゲーム ・ダイヤルな字体の数字を当てるゲーム ・2つに別れたブロックを、早押しで繋ぎ合わせるゲーム(押すのはAボタンだけです。Bとか押す必要無し) ・バスケットゲーム ・そして最高の駆け引きゲーム、落とし合いゲーム ・3つの音を順に、早押しするゲーム いやぁ、歳を経てから対戦すると熱いです。特に落とし合いゲーム(スキッドバトル)は、最高ッス。 ちなみに、ストーリーモードのラストでワギャンという種族の過去が少し知る事ができます

  • ★★★★★ 5.0

    しりとりは所詮覚えゲーだからナムコの判断は正しい

    ワギャンと言えば、しりとりの裏読みと答える方々が多いと思います。
    ですがパーティーゲーのしりとりで、いきなり、灯台を[海のみちしるべ]と読んで、桃鉄のようなパーティーゲーとして、君臨する事が出来るでしょうか?
    確かに特殊な裏読みは面白いですし、味があります。
    ですが小さなお子さまや、初見で触れる方らは、納得がいかず、慣れるのに時間が必要かと思います。

    私は今作ワギャンパラダイスに於いて、ワギャンシリーズの華とも言える、
    [しりとり]を導入しなかったという思いきりのある決断は、賛否両論を招きましたが、
    大英断であったと思います。
    余り知名度はありませんが、桃鉄に代わるパーティーゲーに昇華させるには、華とは言えどマニア向け暗記ゲーと捉え兼ねない[しりとり]は
    万人向けに泣く泣く排除する必要があったのではないでしょうか?
    かつての英華を誇った遊びをクリエイトしたナムコの苦渋の決断が目にとるように浮かびます。

    ランさんの言う通り、このワギャンパラダイスこそが万人向けの最高傑作ではないでしょうか?
    大人同士のスキッドバトルは指が痛くなるほど最高に楽しいですよ、操作性がシンプルなのに、しりとりより面白いですよ。

    改めて言います。しりとりは所詮覚えゲーです。
    スキッドバトルこそが、ワギャンの華になるべきだと、私は思います。
    ぜひスキッドバトルで遊んで下さい。
    しりとりが無い哀しみはスキッドバトルで忘れ、歴代ワギャンでのしりとりに対する依存性をスキッドバトルへ鞍替えされて下さい。
    スキッドバトルにはしりとりを越える楽しさが絶対あります。
    ワギャン=しりとりの裏読みという[ワギャンの裏読み]があるから、パーティーゲーに昇華できないでいるのです。
    しりとりを排除し、純水なパーティーゲーとしての第一歩を歩もうとしたナムコの苦悩を
    歴代ワギャン愛好家の方々はしりとりに固執せずに[察して]並びに厚いご理解と御容赦願いたい。
    なんといっても、この決断を下したのは、今現在のバンダイナムコではなく、
    かの[遊びをクリエイトするナムコ]の英断で、
    しりとりが削除されたという事を最大限に年頭に於いて、しりとりが無い哀しみと決別を図って頂きたい。
    しりとりの裏読みは小さなお子さまへはムゴ過ぎるという遊びをクリエイトする往年のナムコの、母なる愛情表現なのではないでしょうか?

    さぁ、スキッドバトル等で遊びましょう。

  • ★★★ ★★ 3.0

    悪くないけど悪い?

    ワギャンゲームとしては、面白さはなかなか。

    最初に年齢など入れるシステムはわりといいし、ボスとのゲーム対決も、新しいゲームばっかりだけど、けっこう簡単。

    ただ、他のシリーズ作品と比べると、ゲームが総入れ替えされ、しりとりや神経衰弱といった往年の名ゲームがまるで無くなってるので、「しりとり」をワギャン最大の楽しみとする自分には、がっかりさせられるところだった。

    「しりとり」が無いことで、★2つマイナス。
    自分とってワギャンは「しりとり」のウェイトがそれほど大きい。

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最終更新日:2024年1月27日 PR