デモンズ・ブレイゾン 魔界村 紋章編

Demon's Blazon Makai Mura Monshou Hen
★★★★★3.8(5件)
機種
スーパーファミコン (SFC)
ジャンル
アクション (ACT)
発売日
1994年10月21日
メーカー
カプコン
定価
9,800

ゲーム概要

カプコンより1994年10月21日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたアクションゲーム。人気の『魔界村』シリーズでおなじみの強敵「レッドアリーマー」を主人公にしたアクションゲームシリーズ第3弾。紋章が刻まれた6つの魔石を利用した「能力の切り替え」システムを採用している。魔石を付け替えると変身して能力が変化するので状況に合わせて使いこなし、魔物「ファランクス」に復讐を果たそう。

プレイ画面

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© 1994 カプコン All Rights Reserved.

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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    スーファミでこの臨場感は凄絶。また俺にとって運命的なゲーム。

    父親がパチンコでとってきて俺にくれたのが、このゲームとの出会いだった。
    同時に初めてのゲームでもあった。
    胸を踊らせてゲームを始めたのだが、当時確か俺は小1で、ゲーム初心者だったので、全く訳がわからず早々になげだしてしまった。
    しかし近所の年上の友達が、何故かこのゲームの攻略本を熟読したことがあったらしく、このゲームに興味を示し、俺はその人と一緒に再挑戦することになった。
    そしてどんどん魔界の世界観に魅了されていった。
    特にボス戦での緊張感は特別なものだった。
    心臓が飛び出しそうなほどのスリルを味わったのは空前絶後このゲームだけである。
    …その後、天の紋章を最大限に使い正真正銘怪物になったファランクスを倒し物語は幕を閉じた。
    ……それから月日は流れ、高校生になった俺は、久しぶりにこのゲームのスイッチを入れた。
    完璧主義的な性向の俺はアイテムを全て見つけ出し、パワーゲージもMAXにした。
    そして約10年前と同じようにファランクスを倒した。
    ……するとエンディングにパスワードが出てきた!!実は10年前はパワーゲージがひとつ足りなかったのでパスワードがでてこなかったのだった。
    高校生になってスーファミで感動するとは思いもしなかった。
    そして、天の紋章を手に入れた俺は、裏ボスも苦労したが攻略し、本当の意味でこのゲームをクリアすることが出来たのだった。
    …体験談みたいになってしまったが、内容的には、綺麗な魔界の風景、効果的なBGM、魅力的なキャラクター、など素晴らしい点は多い。
    特にBGMはオススメだ。
    普通にCDとして販売して欲しいくらいである。
    最後に、何も考えないでプレイしていると、裏ボスは愚か、ファランクスは変身(2段階)しないし、アルマ(3パターン)達とも会えない。
    このゲームを本当に楽しむにはやりこむ必要あり。

  • ★★★★★ 5.0

    隠れた名作 魔界村の外伝物

    魔界村の外伝としてレッドアリーマーが主役です。

    ◎良い点
    紋章を入手する事で、それぞれ特徴を持ったフォームに変身する事が出来る。
    例えば、地の紋章のグランドアリーマーはダッシュで建造物を破壊したり、水の紋章のタイダルアリーマーは水中で活動出来るようになったりします。
    また、ステージ内に複数のエリアに分かれていて分岐要素もある。
    当時のアクションゲームでは珍しいマルチエンディングのゲームです。
    ライフアップや強化アイテムもあってバランスが取れています。

    ◎悪い点
    最終的に火の紋章のかけらの使い所が無くなってしまうところですね。
    トルネードなんかは気の紋章があればまったく意味が無くなりますし、そこらへんの配慮がイマイチ・・・

    良い点、悪い点書きましたが、それだけじゃありません。
    このゲームで最も影響と印象を与えたのが、裏ボスの極悪的な強さです。
    数々のアクションゲームの中でも間違いなく五本指に入る程の強さです。
    とてもじゃなく初見や2、3回やっただけで倒せる相手じゃありませんし回復薬無しで倒すのは至難。
    そんな革命的な出会いを与えてくれる 人界に潜む闇の魔物 をリスペクトし評価は最大の5です。

  • ★★★★★ 5.0

    自分で発見するおもしろさがある

    ゲームの感じとしてはアクションとアドベンチャーが融合されたようなタイプ。テーマとしては多彩なもので、アクション性を維持しながら、そこに戦略性を盛り込んでいたと思う。つまりいろいろなことをプレーヤーが考えながら、やってみるというゲーム。

    何回もプレーしていくうちに新たな発見を見出すゲーム。そしてテクニックを向上させ、アイテムを駆使しながら攻略して進んでいくゲームだ。また、その結果によってエンディングも変わっていくわけだ。
    要するに単純にアクションを楽しむというわけではなく、アクションに必然性を持たせている。そのことで、敵を倒して進んでアクションを楽しむといった感じでしょうか。

    この作品ではゲームに慣れて出てきた余裕をほかの興味に繋げていくことも楽しいはず。自分で発見するおもしろさがあるゲームだ。そしてプレーヤーの思考に合わせたプレーができるソフトといえるだろう。

  • ★★★ ★★ 3.0

    難し過ぎる

    ゲーム自体は面白いんだけど・・・

    とにかく、ラスボス最終形態と真のラスボス。
    こいつらが、あまりにも強過ぎる。

    最強の紋章で、タリスマンで強化して、回復アイテム満タン・・・
    をもってしても、全く歯が立たない。

    バーチャルコンソールでなかったら、絶対倒せない。

    そこまで強くしなくても・・・

  • ★★★★ 1.0

    操作性が凄く悪く爽快感がない

    魔界村での颯爽とした動きは全く感じられず、モッサリと緩慢で、コイツが伝説の赤い魔物と言われても人違いとしか思えない

    異なるフォームを幾つも持っているが、変更するのにメニューを開かねばならず、プレイが中断されるのでイライラが募る
    場面によっては敵を倒して変更、ギミックを動作させるのに変更とを度々繰り返させられるカプコンのアクションゲームとは思えないほど爽快感が殺されている

    私にとってはガッカリゲーで駄作の範疇に入る
    グラフィックとちょっとしたマイナー感で値段が吊り上がってるだけの魔界村の面汚し。それがデモンズブレイゾンの赤い悪魔である

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最終更新日:2021年9月15日 PR