ゲーム概要

東映より1998年1月29日にプレイステーション用ソフトとして発売された歴史アドベンチャーゲーム。国民的エンタテイメント『忠臣蔵』の謎に迫るゲーム作品となっている。1年9ヶ月に及ぶ赤穂浪士の物語、歴史の闇に消えていった「もう一つの赤穂事件」を選択式のアドベンチャーで体験できる。吉良亭討ち入りの場面ではアクション要素も取り入れている。48人目の赤穂浪士になり、『忠臣蔵』の真実に迫ろう。

プレイ画面

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レビュー

  • カズタマ

    ★★★★ 4.0

    投稿日:2023年1月18日

    忠臣蔵 検証・赤穂事件

    『忠臣蔵 検証・赤穂事件』は、「仮名手本忠臣蔵」に代表される誰もが知っているフィクションとしての「忠臣蔵」と残された資料から推定される「赤穂事件」が収録されている歴史アドベンチャーゲームです。
    プレイヤーは48番目の浪士として事件に参加し、新しい“赤穂浪士”の姿、予想を超えたストーリーを体験しながら、1年9ヵ月に及ぶ赤穂浪士の物語と、歴史に消えた「もう一つの赤穂事件」の真相を暴いてゆくことになります。

  • ★★★★★ 5.0

    今から遊んでも、“PSの時代遅れ感”がまったく無いソフトです

    これ面白かったです。
    色んなところに行って人と会話することでゲームが進み、同時に忠臣蔵の裏事情まで含め、かなり深くまで勉強できます。
    たまに会話だけではなく、誰かの家を訪ねたりしますが、すべては画面から選択するだけなので、面倒な操作は一切ありません。
    たまに、誰かの邸内に偵察してたら見つかって、「逃げる」「斬る」を選んだりもします。

    このゲームを遊ぶうえでの注意点としては、三つあるセーブデータを全て使うということです。
    自分は、あまりにも簡単なゲームだとタカをくくって、一つだけ使いながらのそれの上書き上書きでいってたら、町で薬を買ってない状態で斬られて負傷して、その傷がもとで死んでしまい、そこでゲームが詰んでしまいました。
    でもセーブしたポイントで戻っても、薬を買えないのと、かつ、戦闘は回避できないセーブポイントだったので、どうしても死んでしまうということで、泣く泣く初めからやり直しに…

    ですので、三つあるセーブは全て自分なりにポイントを考えてつつ使うのが重要です。
    あと、どこの章だか忘れましたが、斬られて負傷した時の為に、町で薬を買っておくのが重要だと思います。

    そういう、セーブポイントのタイミングの悪さにさえ見舞われなければ、特段難しいゲームではないですし、腰を落ち着けてじっくりできる、どちらかと言うと「サウンドノベル」のように忠臣蔵を遊べるソフトだと思います。

    カクカクした見栄えの悪いドットとかもありませんし、ロードにも悩まされませんし、PSソフトの中では、2012年現在でも十分遊べる希少なソフトの一つだと評価します。

  • ★★★★ 4.0

    固有名詞の多さに圧倒される

    日本史実上でも知られている、赤穂事件を舞台にしたアドベンチャーゲーム。プレーヤーの目的は48番目の赤穂浪士となって赤穂事件の真実を探ること。
    とにかく登場人物というか固有名詞の多さには圧倒される。忠臣蔵を知っているわけだからプレーするわけだと思うが、あまり興味がなければかなりきびしい。登場人物のデータを閲覧できるわけだけどゲーム性としてはつまらないかも。
    内容もけっこう複雑というか表現が多用で漢字なども難しく、淡々と進んでいく感じでゲームをプレーしているという醍醐味はあまり感じられない。
    謎を解決するような展開も見られず、会話中心で進んでいくので真面目に忠臣蔵の世界に没入できれば面白いかも。
    あとテンポとロード時間はまったく問題ありません。

  • ★★★★ 4.0

    忠臣蔵を体験するゲーム

    主人公は四十八人目の赤穂浪士となって、忠臣蔵の背景を探っていくというアドベンチャーゲームです。選択肢の選び方によって、忠臣蔵の背後で囁かれている様々な説…例えば、殺された吉良は身代わりだった?とか、忠臣蔵は幕府によって仕組まれた?といった有名な説などへ分化していく事が出来るので、なかなか長く楽しめるゲームです。
    忠臣蔵を知らない人でも、説明書を一通り読んでからプレイすれば充分に楽しめますし、忠臣蔵を知っている人は様々な視点や、ちょっとした隠し味なども楽しめるようになっています。
    尚、ラストの吉良の屋敷への討ち入りの場面で、少しアクションゲームの要素も入っています。

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最終更新日:2023年1月18日 PR