ゲーム概要
ローカスより1998年2月26日にプレイステーション用ソフトとして発売された3DダンジョンRPG。3Dダンジョン探求型RPGの名作『ウィザードリィ』シリーズのシナリオ1から3の物語を収録している。架空の街リルガミンを舞台にした「狂王の試練場」「ダイヤモンドの騎士」「リルガミンの遺産」の3つのシナリオを収録。オートマッピング機能、アイテム図鑑やモンスター図鑑など冒険の旅を助ける機能も用意されている。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるローカス様が権利を所有しています。
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2023年1月14日
ウィザードリィ リルガミンサーガ
『ウィザードリィ リルガミンサーガ』は、ウィザードリィシリーズの、シナリオ1「狂王の試練所」、シナリオ2「ダイアモンドの騎士」、シナリオ3「リルガミンの遺産」を一枚のディスクに収録したゲームソフトです。
イラストは末弥純、BGMは羽田健太郎が担当しており、過去に発売された当時のゲームで使用されていたモンスターイラストを256色で再現し、BGMも新曲を収録しています。また、倒したモンスターの情報を閲覧できる「モンスター博物館」も搭載しています。
他にも別作「Wizardry New Age of Llylgamyn」のシナリオ5に、本作で使用したモンスターを転送することもできます。 -
★★★★★ 5.0
これはよい。
このリルミガンサーガは、ウィズ1をプレイしたくて買いました。
ファミコン版より、バランスがよい。
なぜなら、経験値が非常に高い巨人族(ポイゾンジャイアントなどは呪文無効化率95%)だし・・・
ファミコン版はなんとマカニトで全滅なため、ゲームバランスがおかしかったからです。
なんといっても、ロード、忍者の育成、アイテムのカシナートの剣、村正、法衣の鎧を得るには何回も敵を倒し、
宝箱の非常なトラップは見事に再現されています。
ゲームはしっかりと練られたシステムであるので長く楽しめます。
今のゲームの多くはやり応えがないのでぜひやっていただきたい一品です。
余談ですが、ドラクエはウイザードリイを基本として出された作品とのことです。
そういう意味ではロールプレイングゲームの元祖中の元祖です。 -
★★★★★ 5.0
後世に残したいゲーム
現役のハードでプレイするなら、今の所コレが一番だと思います。
シナリオ1から3まで一つの区切りが一本にまとまっています。
(DQでいうなら、ロトシリーズにあたるでしょうか)
下手に装飾せず、ちゃんとWizな雰囲気を保っていると思います。
Wizビギナーにとっては、オートマッピング機能や、手動セーブ等、初期のモノに比べてかなりプレイし易い仕様となっています。
その分、往年のWizフリークにとってはそれが蛇足に感じられるかもしれません。
(そういった機能を禁じ手とすればいいのでしょうが…)
しかしWizフリークにとっても、ワイヤーフレーム機能(壁等を線で描写)や、メッセージの英語化、モンスターの描写を初期のPCグラフィックに出来たりと、ニヤリとさせられるものも多々あります。
レベルとHPにカンストがあるのは、少し残念です。
確かに、初期モノに比べてぬるくなってはいますが、いい年こいて当時と同じくハマりまくってしまいました。
これぞWiz!という点では、初期のPC版やファミコン版に殆どの人が軍配を挙げるでしょうが、多くの人にWizを楽しんでもらうなら、コレぐらいが丁度いいかと思います。
(そもそも、多くの人に楽しんでもらうようなゲームではなかったハズですが…) -
★★★★★ 5.0
初心者の感想
ウィザードリィは敷居が高く、敬遠してたんですが…ハマりました。
今のゲームの様な派手な演出やムービーは一切ありません。
ダンジョンに潜って敵を倒してアイテム集めて、やばくなったら城に帰還。
延々これの繰り返しなんですがそれが面白い!
ウィザードリィ初心者でもオートマッピング付きなので、安心して楽しめました。 -
★★★★★ 5.0
ハマる
このゲームは、6人からなるパーティーを作り、ひたすらダンジョンに潜り続けるというだけのゲームですが、とにかくハマります。
このゲームのすごい所は、プレイヤーの分身である冒険者達は単なる冒険者に過ぎず蘇生に失敗すると消滅してしまい二度と生き返りません。
さらに、ダンジョンの最下層に到り目的を達成してもレベル上げとレアアイテム集めが待っており、長く遊べます。 -
★★★★★ 5.0
Proving Grounds of the Mad Overlord
狂った王の手先として聖なるダンジョンへ足を踏み入れるという設定で美しい詩篇を投げかけて来る傑作。ゲームタイトルに芸術作品を求めるなら他に選択肢は無いかも知れません。発想やモチーフが芸術家のそれである為、プレイヤーは鑑賞者となりビジュアルからサウンドへと容易に想像を膨らませ、まるで夢を見ている様な感覚に至る事も出来るでしょう。
国内盤である本作には素晴らしいイラストや音楽が加えられてドット絵やシンセサイザーとの高い親和性を展開しています。私は以前のヴァージョンをファミコンでしか知りませんが、昨今のCGスカルプチャーやオーケストラと比べても非常に魅力的な印象を受けるので、好きな人達にとっては他に代え難いのではないでしょうか。
私にとってはディアブロやモンスターハンターの方が面白いと感じる時もありますが、飽きてどれも同じ事をしているに過ぎないという一線を越えた辺りで、必ず浮かび上がって来る唯一絶対的なタイトルです。
難しい事を抜きにして作られた様な感じもするので真面目に褒めちぎっても仕方ないのですが、プログラミングの試行錯誤から自然発生的に生まれたであろうディテールがタイトルから細部まで生き生きと残され、コンピュータとディスプレイを使って必然的に表現された作品の中で、最も強烈で長く影響力を持ち続ける物の一つだと思います。
少なくともこの40年そう思い続けて来た人達がいる事は当然と言えるほどのオリジナリティがあるので真っ先に一作目から手に取る機会が無くならない事を願います。
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最終更新日:2023年1月14日 PR