ゲーム概要
童より1996年6月14日にプレイステーション用ソフトとして発売された麻雀ゲーム。プロ雀士として活躍した安藤満の「亜空間殺法」を忠実に再現している。ツキがないときに普段と違うことをしてツキを呼び戻す、安藤満プロの得意戦術「亜空間殺法」を取り込み実戦に役立てよう。実戦さながらの「フリー対局モード」、実践麻雀力を強化する講座的な「亜空間講義モード」などを楽しむことが可能となっている。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーである童様が権利を所有しています。
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レビュー
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カズタマ
★★★★ ★ 4.0
投稿日:2023年1月4日
麻雀戦術 安藤満プロの亜空間殺法
『麻雀戦術 安藤満プロの亜空間殺法』は、プロ雀士 安藤満の”亜空間殺法”を見事に再現した麻雀ゲームです。
安藤満プロの亜空間殺法は、打ち筋も細部に渡って表現されています。
ゲームモードは「フリーモード」と、指定された相手と決められたルールで対戦していく「勝ち抜きモード」の2つが用意されていて、さらに実践麻雀力の強化を目的といたHOW TO講座とミニゲームも搭載されています。実戦に近い即効性のあるトレーニングにより、勝つための麻雀を学ぶ事が可能となっています。 -
★★★★★ 5.0
麻雀が好きな人ははまりますね
今は亡き安藤満プロの麻雀戦術・亜空間殺法がプレステでゲーム化されたもの。さすがにプレステ1なので、もうほとんど出回っていないけれど、出た頃に買ってよくやってました。対局以外に、条件付きの勝ち抜き戦(例えば「ツモ上がり禁止」など)や、問題集も豊富で充実している。
特に面白いと思ったのは、稗山をすべて再現しておいて4名の実戦シミュレーションを行い、どこでどう亜空間を使うのか、もし使わないとどういう展開になるのか、が体験できる機能があること。囲碁・将棋の感想戦と同じように、麻雀の稗譜を詳細に勉強するのと同じことなのでとても勉強になる。
安藤満氏の功績は、それまでややもするとありがちだった「自分の手稗だけを見た戦術書」や「リーチが掛かれば兎に角振り込まない方針」と違って麻雀を4人の立体的なゲームと捉え、麻雀劇画でありがちな「バカヅキでメンタンピン三色や役満で主人公が勝つ」ような場面ではなくむしろ不ヅキな場面、中途半端に手が良いが当たり稗を掴む流れなど、非常に実戦的によく遭遇する場面に焦点を当て、そこでどうしたら良いか、について、メンゼン即リーが全盛の中、鳴きの要素を如何に活用するかに焦点を当てたことである。
近代麻雀連載中の「むこうぶち」でも、安藤氏の原案の精神は生きており、4人の対局者がそれぞれのレベルで何を考え、何を決断して打っているかを描いており、コクがあって面白い。
毎日コミュニケーションズの文庫本「安藤満の麻雀 秘伝・亜空間殺法」と併せ、麻雀ファン・安藤ファンには面白い1本です。
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最終更新日:2023年1月4日 PR