ゲーム概要
データウエストより1993年12月10日にメガドライブのメガCD用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム。人の心に潜入する能力を持つ探偵の主人公「降矢木和哉」が巻き込まれる奇怪な事件を解決するのが目的となる。サスペンスドラマのような雰囲気で物語が進行するなか、複雑な人間関係を整理しつつ事件解決をはかるのが目的となる。システムはコマンド入力方式のオーソドックスなものとなっている。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★★ 5.0
大人のホラーアドベンチャー
本作はコマンド選択方式の推理アドベンチャーゲーム。実際に推理をしながら、小説を読むような感覚でゲームが楽しめる。このゲームにはDAPSという連続動画機能が搭載されているため、ディスクアクセス中にもアニメーションや音楽が絶え間なく流れ、臨場感のあるゲームが楽しめるのです。さらにゲームをクリアーしたあと、物語を最初から終わりまで通して楽しめる、リプレー機能が搭載れています。
場所移動は、全体マップで行きたいところにカーソルを持っていくだけで大丈夫。また、日記をつけることで、ゲームのセーブとロードができる。
サイキックディテクティヴシリーズとは。超能力を持つ主人公、降矢木和哉が、その能力を活かしてさまざまな事件に挑むシリーズ。構成は全7作。今回はシリーズ中4作目だが、PCエンジンでは、AYAに続いて2作目の発売となる。
ゲームは主人公の探偵事務所に影藤と名乗る美しい女性が現れるところから始まる。和哉に人形を守って欲しいとう奇妙な依頼をするのだが・・・。
屋敷の周囲には峡谷があり、釣り橋を使わなければ、外界と行き来きできないようになっている。さまざまな場所を調査するが、手がかりを発見できない。そんな状況のなか、招かれていた客のひとりが死体となって発見された・・・。
降矢木和哉、主人公で探偵。特殊な能力を駆使して事件に挑む。影藤知名子、いろいろと謎の多い女性。今回の依頼主でもある。 -
★★★★ ★ 4.0
ミステリー・ホラーのファンは必見
パソコンから移植された、ミステリー・ホラー・アドベンチャーゲームです。システムはいわゆるコマンド総当たりの古いものだが、総合的に見て十分に評価に値するゲームだと思います。CDロムならではの、アニメーション、音声、ハイクオリティーな音楽が一体となったDAPSによる演出効果が抜群で、ミステリアスな作品世界に没頭させてくれます。まるでミステリー小説に入り込んだかのような雰囲気だ。
システム上一度詰まると、館を隅から隅まで移動し入力可能な全てのコマンドを試しまくらねばならず心が折れそうになるが、その分状況を打開し道が開けた時の感慨はひとしお。
それが終盤になると一転してサウンドノベル的というか、テレビドラマを眺めるような感じであまりやる事はなくなります。でも拍子抜けという気はしなくて、それまで苦労して謎を解明してきたので解放感があるし、入れ込んでドラマを観賞する事が出来ます。
ラストのグロテスクかつ超常的な展開は、ミステリーの本道からは外れるのかもしれないが、個人的には大好きで満足いきました。ミステリーやホラーが好きな人にはぜひ挑戦してほしいゲームです。 -
★★★★★ 5.0
あなた奇談亭に行くんでしょう?
前作のAYAをメガCDでプレイしたユーザーは、おそらくこのオルゴールも購入しているはずだ。
サイコダイブで名作保証の記憶を植え付けられたのだから・・・
特筆すべき点は前作では完全に削除されていた、本来DAPSの売りであったはずのリプレイやフルボイスが、今作ではようやく搭載されていることだろう。
これはPC版の同シリーズとほぼ大差ない仕上がりだと断言してもいい。
Vo4は最も人気が高い。その由縁は他のシリーズではストーリー序盤からすでにキャストが束縛された形であるのに対し、内向的な世界観から解き放たれた、ある種の自由、解放感を、オルゴールの物語りの中で体感することができるからだろうと思う。舞台が夏の田舎の寂れた洋館?というのも実に味がある。
そして何よりも心に残る名曲の数々、、、タイトルのオルゴールに実際深い意味はなかったりするのだが、エンディングなどはその名曲によりシリーズ中でも記憶に残る素晴らしい出来に仕上がっている。
DAPSによる心象世界は主にスプラッター的な演出で多様されているのだが、これをB級カルト化させない効果として音楽面が果たした役割も大きい。これ無くしてはまさに人によってはクソゲー殿堂入りするといっても過言ではなかったりする。
クリアーした後のリプレイを鑑賞する、というシリーズの特典においても、オルゴールには何度も見たくなる魅力があるし、リプレイでしか見られないシーンもある。この一部始終がすべてメガCDでも再現されているのだから、ある意味メーカーに感謝すべきことなのかもしれない。
もし、前作のAYA同様、オルゴールにも消化不良的な要素が詰め込まれていたら、わたしはサイキックディテクティヴシリーズそのものに、これだけ熱くなれたかどうか自信がない。
関係ないが、わたしのメガCD本体は、とっくに壊れている(笑;
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最終更新日:2022年4月19日 PR