ゲーム概要
ビクターより1994年3月25日にメガドライブのメガCD用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。3Dダンジョンの中をリアルタイムで進行する。自由度が非常に高く、落ちている物は何でも拾う事が可能で、何でも投げることができる。また、本作より地下のダンジョンだけでなく屋外のフィールドも冒険の舞台となっている。謎解きは難解だが、扉の開く音や魔法の発生する音など、「音」を頼りに謎を解く事も可能。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★★ 5.0
傑作
ダンジョンマスターの新シリーズとして始まった作品です。
セロンとグレイロードの登場するお話しは、ダンジョンマスターから、続・ダンジョンマスター カオスの逆襲によって完結をしましたので(スピンアウト作品としてダンジョンマスター セロンズクエスト、ダンジョンマスター ネクサスが出てはいますが)、本作品はダンジョンマスターのシステムを使ったまったく新いお話です。
主人公トーハムは、スカルキープ城の4つの鍵を探す旅にでます。邪悪なものに支配された異世界へと通じてしまった「ボイド空間」を閉じるため、スカルキープ城全体を使用した次元転送装置「ゾー・リンク」を再起動することが目的。
スカルキープ城の内部だけが舞台ですが、この城がかなり広く、城塞内の庭などかなり広大です。
荷物を運んでくれるミニヨンという人工生命の創造など、魔法も増えています。
しかし、このミニヨンが曲者で、大事なものを託して運ばせると、途中どこかで迎撃されて物がどこにあるか分からなくなったり。
なかなかリアルです。
商人との交渉や購入などの要素も追加。
台詞がないのでボディランゲージで行動を推測するなどなかなか味があります。
今プレイすると確かに古くさいんですが、ダンマスは独特の味があって止められなくなる、不思議な魅力ある作品です。
ただ、魔法なども考えながら開発するし、食糧確保などの要素もあり、面倒なことや頭を使うのが苦手な人、また、ハマれない人には無理があります。一方で、今だに世界中にマニアがいることが分かるように、ハマると夜を徹しても続けたくなる作品です。
この作品はダンマスの新シリーズとして三部作となるはずで、本作はその序章という扱いだったようなのですが、本作品のみで次回作は発売されませんでした。
このシリーズは後の「ストーンキープ」や「アークス・ファタリス」などの3DバーチャルRPGゲームの始祖であり、歴史的にも大変意味のある作品でもあります。
難点としては容量が大きすぎて、メガCDのバックアップ領域全てを使うことです。
つまり、この作品プレイすると他のゲームが全くできなくなってしまいますので、他のゲームをプレイしたいときはバックアップRAMカードリッジにデータを写しておく必要があります。
私はこのゲームのプレーのためだけにバックアップRAMカードリッジを買いました。
それだけ当時の私はダンマスが好きだったんですね。 -
★★★★ ★ 4.0
視点が3DのRPG
3DダンジョンのRPGで今回は屋外まで冒険できるようになりました。
ダンジョンマスターの進化版みたいな感じです。
中身は前作のパワーアップ版という感じで、特に演出面の効果は絶大でダンジョン内における緊張感をうまく助長しているとおもう。
ただ前作と比べると多少便利になったので、洞窟信者にとっては多少不満が残るかも。
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関連ゲーム
ダンジョン・マスター
ビクターより1991年12月20日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたコマンド入力型3DダンジョンRPG。ゲーム内に時間の概念が存在する事が特徴でダンジョン内で移動・戦闘・休息といった個別の行動をとるたびに時間の経過が発生する。このためダンジョンの探索や敵モンスターとの遭遇などが、すべてプレイヤーの行動に応じてリアルタイムで進行する。また、空腹度や喉の渇きといったサバイバル要素も存在する。ダンジョン・マスター セロンズ・クエスト(スーパーCD-ROM2専用)
ビクターより1992年9月18日にPCエンジンのスーパーCD-ROM2専用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。3D表示のダンジョンを探検していく3DダンジョンRPGとなる。本作では時間経過がリアルタイムで進行していく点が特徴となる。食事をしないと死んでしまう、持ち物の重さで行動が制限されるなど、リアルな設定となっている。また、行動はすべてアイコンで指示していくこととなる。ダンジョン・マスター2 スカルキープ(メガCD専用)
ビクターより1994年3月25日にメガドライブのメガCD用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。3Dダンジョンの中をリアルタイムで進行する。自由度が非常に高く、落ちている物は何でも拾う事が可能で、何でも投げることができる。また、本作より地下のダンジョンだけでなく屋外のフィールドも冒険の舞台となっている。謎解きは難解だが、扉の開く音や魔法の発生する音など、「音」を頼りに謎を解く事も可能。ダンジョン・マスター ネクサス
ビクターより1998年3月26日にセガサターン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。アメリカ合衆国のFTL Games社が1987年に開発したコンピュータRPG「ダンジョンマスター」シリーズの1作で「ダンジョンマスター」の名を冠した最後の作品。シリーズ従来の90度旋回と擬似3Dではなく、360度旋回可能な3Dのゲームとなっている。他のメガドライブ(MD)ソフトを探す
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最終更新日:2024年1月7日 PR