ゲーム概要
セガより1994年11月11日にメガドライブのメガCD用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。人類が滅亡した後の世界で魔物達が跳梁し侵略者のエイリアンと戦うというストーリーが秀逸だった「ラストハルマゲドン」の後継的な作品。家畜を食べてパワーアップするなど斬新なシステムを採用している。ボリュームも大きく、「人類が滅亡した後の世界」というダークな世界観も本作の特徴となっている。
プレイ画面
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レビュー
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★★★ ★★ 3.0
ラストハルマゲドンそのまんまのセンスのアナザーストーリー
1994年発売。MEGA-CD後期の作品です。
ブレイングレイのパソコンゲームの名作、ラストハルマゲドンの作者、飯島健男氏が立ち上げたパンドラボックスの作品。
ラストハルマゲドンという名前がつけられないのは、権利を持っていたブレイングレイが消滅してしまったから。
そのため、ラストハルマゲドンは今でもリメイク不可能になっています。
ストーリーはあのラストハルマゲドンとは関連がありません。ラストハルマゲドンほど完成された見事なストーリーでは、そもそも続編は無理と思います。
なので似たような雰囲気を持ったハルマゲドン・シリーズという「ブランド」であり、別のゲームです。
実際、アフターハルマゲドンという名前ですから、人類滅亡後の世界を描くといったことを指しているだけで、ラストハルマゲドンとは何の関係もないよ、という意味合いだと思うのですが、「外伝」なんて書いてあるものですからラストハルマゲドンのパラレルストーリーと勘違いしてしまう。ただ、このゲームも良く出来ています。
ただ、正直、あの当時、ファイナルファンタジー4のような洗練されたRPG等が出ていた中では、かなりセンスが古臭く感じられたものでした。
戦闘シーンとかグラフィックとか、1994年当時でさえB級の泥臭さが際立っています。
ただ、人類滅亡後の世界を描くなどの、「デビルマン」や「真・女神転生」的な荒涼とした世界観の中で、単なる勧善懲悪を越えた意外性のあるストーリーは秀逸でした。
また、ヒエラルキーの頂点である魔族が、人間を喰らって進化するなどの、人間都合の倫理ではなく、弱肉強食の掟を描くところもまたリアルで好きです。
あの地獄のような世界観から、希望を見出すストーリー展開は健在。話自体はラストハルマゲドンほどではないですが、とても面白いです。エンディングではもしかすると続編もありうるかも?と思わせるワンシーンがありますが、結局続編はありませんでした(話が中途半端なわけではないです。ここまで完成された話だと、続編は作れないと思いますが・・・あのシーンは何だったかなあ。)。ちょっと今プレーするとレベル上げや進化の分岐とか多少めんどくさいところもあるかもですが、なかなか面白い作品です。
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最終更新日:2022年2月13日 PR