ゲーム概要
セガより1990年4月21日にメガドライブ用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。『ファンタシースターシリーズ』の第3作目。シリーズの中では外伝的な位置づけとなる。主人公のケイン・サ・リークを操作し、ドラゴンに攫われた婚約者を救出する事が目的となる。結婚相手の選択によるストーリー分岐とマルチエンディングが本作の大きな特徴となる。戦闘は「完全オート」と「1ターンのみオート」の二つを選択可能。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★ ★ 4.0
意欲的な試みであった作品
これより過去のファンタシースター作品から見ると、総合的にかなり異色な今作。それだけに、歴代のファンからは賛否両論だった。ただ、今考えると、すごく意欲的な作品だったと思う。某大作RPGシリーズに先駆けて結婚システムを導入し、最終的には四通りの話に繋がっていく。しかも、それぞれが全く違った展開になっていく所が一番の大きなポイントだろう。
ただ、このシステムにとって致命的だったのが容量の問題だ。ストーリーが広がりすぎて、結果としてシナリオを削らねばならなくなったというのは皮肉な話だ。さらに、マルチシナリオのくせにセーブポイントが2つしかないというのはいただけない。最短でも一回は同じ章を繰り返す事になる。
ただ、これらの理由で見限るにはあまりに惜しい作品だ。今の技術を駆使すれば、これらは大した問題にならないだろうから、ストーリーの削った部分の追加や、バランス調整を行った上でぜひSEGAAGESシリーズでリメイクをしてほしいと思う。名作になり得る要素を含んだ上で、名作になれなかったある意味不運な作品である。 -
★★★ ★★ 3.0
実はシリーズ中もっとも正統派なSF
自分はMD版ではなく、セガサターンで発売された復刻版を機にこのシリーズのファンになりました。
そのため、MD版ないしは1作目からのファンの方とは捉え方が異なるかもしれません。
「ファンタシースター」1作目はスペースオペラ。2作目は、サイバーパンク。4作目は、SFのアイテムを小道具にしたファンタジー。シリーズに対する個人的な印象です。では、この3作目は?
自分は、3を正統派のハードSFと捉えています。「科学の喪失」というのは、SFとしては古典的かつ普遍的なテーマのひとつ。一見してファンタジー風であることは、個人的には批判ポイントではなく期待できるポイントでした。
世界設定や一部のキャラクター、音楽などの要素には、カルト的な人気をもつSF映画「サイレント・ランニング」の影響が見られます。自分は、このゲームの根底にどうしようもない悲壮感を感じ、それがとても魅力的に感じています。
当時の技術とリソースを考えれば無謀な、壮大すぎるストーリーは結果的に、異常なまでに淡白な表現が貫かれ独特な雰囲気を生みました。第一部における「複数の世界」の表現が、世界の正体を示す伏線になっている演出は見事でした。(無粋に台詞で描写したりしないところが、センスが良い。)
システム的には「当時にしては珍しいマルチエンディング」「戦闘がスピーディ」くらいしかほめるところはありません。
せめて、エネミーの種類が多すぎるのをもっと減らして容量をアニメパターンに割くなり、台詞やテキストを増やすなりしてくれればだいぶ印象も違ったのでしょうが。
総じて出来の良いゲームではありませんが、愛してやまない世界がここにあります。 -
★★★ ★★ 3.0
リメイク求む
非公式資料設定集を見る限りキャラも立っているし、4でパクられるのでわかる通り、デザインも悪くない。メインストーリーに関しても意外な展開が楽しめるし、またいくらでも膨らませようがある。BGMもいい感じ。今の容量で、異惑星、乗り物、戦闘でpsテイストを、あと声をつけるなどすれば、下手な新作よりも名作になると思う。
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★★★★ ★ 4.0
まあ
世代交代なんかは、けっこう楽しめたかな?しかし最初の方は以外に辛かった(;^_^
A2よりはやりやすい感じ。 -
★ ★★★★ 1.0
絵が汚い
アフターバーナー3などとは違いいちお正当な続編です。1,2作目は中さんが作りセガ好きの誇りになりましたが、今作は手が離れ画面が汚く、キャラクターもイマイチ、音も悪いしで残念なできに終わりました。もう少し気合を入れて作って欲しかったですね。
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最終更新日:2024年10月6日 PR