ゲーム概要
任天堂より2005年10月27日にゲームキューブ用ソフトとして発売されたアクションゲーム。アクション要素の強化や3Dグラフィックの導入などで生まれ変わった『ファミコンウォーズ』。自軍の兵士や兵器を操作して敵軍に挑む、まったく新しいタイプの戦略ウォーアクションに進化。自ら戦いつつも味方ユニットに的確な指示を与え、効果的な攻撃を行うことで、戦いを有利に展開できる。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★★ 5.0
突撃だー
ゲームのタイトルに「突撃」とあるわりには、むやみに突撃しても勝てません。ユニットの相性がはっきりしているため、相性の悪いユニットと戦わせるとあっという間に全滅してしまいます、その反対に自分が有利なユニットを使っていると、一人になったとしても敵を全滅させることができます(テクニックと戦略で)。全員で突撃した場合敵の方が大規模なことが多いのでいつのまにか自分だけ・・・ということもあります。他の戦争ゲームと違って空にも気を配らなければいけないし輸送ヘリでどんどん増援が来たりするのでかなりあわただしいです。ピクミンと同じシステムと思われがちですが、極端に言えば全然違います。Cスティックによって命令する兵士の選択をするのでピクミンより使いやすいです。小隊長気分を味わいたいと言うのなら、今はこのゲーム以上の物はないでしょう(戦車、戦闘ヘリなどにも指示が出せる点が本当に小隊長みたい。)
・気になりそうなこと・
指揮できるユニットは最高で20?25、30ぐらい。
ユニットの種類はウェスタンフロンティア18種類、その他・・分かりません。
ミッションは24個(難易度が高いという方が多いようなので十分な数かと思われます。)ただし、攻略サイトで攻略を見てしまうと簡単に進めて面白くない上に、ミッションが24個なのですぐに終わってしまいます。自分で攻略法を見つけるのが楽しいゲームだと思います。
もちろんユニット別に命令が可能
自分の操作したいユニットに切り替えが可能
遠くの味方ユニットにも切り替え可能。
ユニット一人(一台)づつに命令が可能。(通常はユニットごとにまとめて命令します。)
命令は待機(守備)、援護(ついてくる)、後は攻撃命令ボタンで目標攻撃、目標に移動、MGバンカーに配置、などができます。
ミッションは防衛、拠点制圧、進軍、爆撃、援護、など。
2人プレイ、対戦はないようです。
操作は慣れてしまえばとても使いやすいです
ミッション終了時に評価が出ます。スピード、テクニック、パワー、トータル (Sを取るのは難しいです) -
★★★★ ★ 4.0
限られた兵力の中、敵の牙城を打ち崩せ
このゲームの醍醐味は"戦略"です。
戦略とは文字通り、戦いを略す と書きます。
限られた兵力の中、無駄を省き、最短で目的を達成せよという意味です。
どこか現代のビジネスに通ずるものがあります。
全編通して難易度は高いですが、知力を結集して敵の牙城を打ち崩したときの快感はえもいわれぬものがあります。好きな方は検討してもいいでしょう。
今は動画サイトに攻略動画が沢山上がっているので、これまで気付かなかった、新しい発見が見つかることもしばしばです。
最後にゲーム中で印象に残った一言を紹介します。
兵法を学ばざる者は、敗北への道を突き進むのです。
勝利とは戦いによってではなく、戦いの準備によって得られるものなのです。 -
★★★★★ 5.0
最高!アクション+シミュレーションがこれほど楽しいとは・・・
基本的に相性の悪い敵ユニットにこちらの部隊を向かわせ戦わせていてはいつまでたってもこのゲームクリア出来ません。
力押しだけでは戦争は出来んみたいで、なんとも頭使います。
どこからか「戦いは数だよ!兄貴!!」聞こえてきましたが、少数でも相手の弱点を突くユニットで戦えば勝てます。
要するにジャンケン的三すくみ要素をはらんでいるのですが・・・実際にプレイしながらそれをやるのは忙しく難しいです。
そこが、面白くもありこのゲームのやり応えの有る部分です。
単純だ作業ゲーではなく、自分の戦略・戦術次第で負けもしれば初戦から勝つことも出来ます。
アクション要素も十分に完備されているので、操作していて楽しい。
色々な装備の兵隊 各種戦車 ヘリ 航空機 に登場も可能でしてプレイヤーを楽しませてくれます。
人によっては、難しいと感じるかもしれませんが自分の戦術を組み立てて勝利したときの爽快感は絶大です。
一度プレイしたらその面白さは感じることが出来るはす!! -
★★★★★ 5.0
難しいから戦略が生まれる
なんなんでしょうね、この誤解を招きそうなタイトルは。最初に言っておきますが、これシミュレーションゲームの「ファミコンウォーズ」シリーズとは全くの別物です。
キャラクターや世界観が違いますし、そもそもジャンルがアクションゲーム。ですので「ついにGCで戦略シミュレーションが遊べる!?」というのは誤解です。
ただ、歩兵やバズーカ兵、グレートタンクといったユニット名は明らかにファミコンウォーズシリーズを意識していますし、プレイ内容をパワー・スピード・テクニックの合計300点満点で評価するのも同じ。
全く別のゲームなので、ファミコンウォーズシリーズが好きだからといって本作も楽しめるとは限りません。ですが、そういった理由から多少馴染みやすいとは言えます。
そんな本作ですが、こちらも十分に面白く「のめり込める度」は本家にも引けを取りません。その面白さを少し詳しく述べます。
このゲーム、いかにも「敵発見、全軍突撃!」したくなるようなタイトルですよね。ですがそんな強行突破が通用するのはいいとこ最初の数ミッションのみです(またタイトルによる誤解が…)。
ファミコンウォーズシリーズ経験者には馴染み深い話だと思いますが、それぞれのユニット間には相性が存在します。
歩兵は弾の威力が低いので戦車にはほとんどダメージが通りません。バズーカ兵なら有効なダメージを与えられる上、戦車より小回りが利き、弾の充填も速いので有利に戦えます。しかし、バズーカ兵の弾の速度は遅いので、歩兵には簡単に避けられ不利です。
例えば自軍は歩兵とバズーカ兵、目の前に敵の戦車がいる時に「全軍突撃!」するとどうなるか?
バズーカ兵がいれば戦車は倒せるでしょう。しかし味方の歩兵も手痛いダメージを受けてしまいます。その先に敵の歩兵軍団が待ち構えていたら?「歩兵は温存しておけば良かった…」と後悔する事になります。
アクションの腕前で補おうにも、自分が操作できるのは1体だけなので気が付くと周りが自分以外皆やられていたなんてことも。
このゲームはアクションの腕前とはまた別に、「どのユニットをぶつけるか?」「どこに配置するか?」と戦略を立ててやる必要があります。少し長くなりましたが、これが面白いのです。
ちなみに、「操作できるのは1体だけ」と言いましたが、他の仲間はコマンドを用いて戦況に合わせてリアルタイムに「攻撃」「待機」「集合」等の指示を与えます。
どうしても操作したいユニットがいる場合、いつでもチェンジ可能です。傍から見て指揮権が移っているような感じですね。
こう聞くと難しいゲームに思えるでしょうし、実際難しい。操作も複雑に感じるかもしれません。戦況に応じてコマンドを使い分けるというのは、言うのは簡単ですがやり始めの頃は一筋縄ではない。
そのため、アクションが苦手だったり詰まるのが嫌だという人には、あまり合わないかもしれません。
ですがもし興味を持ったなら、あるいは「上等!」と思えたならオススメします。誤解のないよう繰り返しますが、ゲーム自体は本当に面白いんですよこれ。
特に詰まったマップを戦略で乗り切った時の達成感は、他のゲームじゃ中々味わえませんね。ちゃんと高評価も取れるよう理不尽のない設定がされていますし、今思えば難しいからこそそれを突破しようという戦略が生まれるのであって、ごり押しでなんとかなる難易度では戦略ウォーアクションの「戦略」の2文字が活きてきませんよね。
ストーリーやBGM、クリア後のおまけといった周辺の要素は正直あまり印象にないです。ムービーは良い出来でしたが、それ以外は「そんなのあったっけ?」程度のもの。
ですが肝心のゲーム部分がとても面白かったので、個人的にはそんなに気になりませんでした。
それと、戦争を題材に扱っていますが表現は控えめです。 -
★★★★ ★ 4.0
良質の3Dウォーアクション、ただし北米風味
既に指摘されてますが、「ファミコンウォーズ」の名こそ冠しているものの、この作品はれっきとしたアクションゲームです。シミュレーションではありません。
まあ、CMやパッケージを見れば、間違えるということはないと思いますが…。
で、ウォーアクションとして見ると、かなり取っ付きやすい良作に仕上がっています。
特にチュートリアルがきちんとしているので、遊んでいるうちに大体の操作を知ることができます。(いや、きちんと説明書を読んだ方がいいですけど。)
ただし難点もいくつかあります。
・ロックオンの切り替え(Lトリガ半押し)が使いづらい。
・各部隊への指揮コマンド切り替え自体はラクだが、部隊アイコンの見分けが付きにくいので間違い易い。
・AIはもうちょっと賢くあってほしい。
・軽偵察車がじゃじゃ馬過ぎる。(笑)
賛否があるとすれば…どうも本来は北米向けに作られた作品みたいなので、そこの味付けの部分に嗜好の差が出るかもしれません。コテコテの日本向けアクションゲームに慣れていると、そこに違和感を感じることもあるのではないか、と。
とりあえず、買って損はしないと思います。
3Dビューのウォーアクションゲームに尻込みしてた人でも結構遊べるんじゃないかと。
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最終更新日:2021年10月31日 PR