ゲーム概要
カプコンより2002年3月22日にゲームキューブ用ソフトとして発売されたアクションゲーム。サバイバルホラーの金字塔『バイオハザード』シリーズの原点をリメイク。基本的なストーリーやシステムはそのままに、緊急回避アイテムの追加、マップや謎解き方法の変更など新要素が満載。さらにグラフィックやサウンド面の強化により、恐怖感も大幅に上昇。古びた洋館で巻き起こる、恐怖の脱出劇が今、蘇る。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★★ 5.0
今でもじゅうぶんに遊べます
私はナンバリングされたものは遊んだプレイヤーです。このソフトはバイオ好きなら損はしないです。
PS3や360など、据え置きハードが高性能になった今でも見劣りしない出来だと思います。
懐かしさを残しつつ、こんなのあったっけ?と思うような新しさもあり、攻略本まで用意するほどハマりました。
旧作をプレイした人にとって、アクションや武器の扱いは当時と変わらないので、覚えている通りに動かせます。
もちろん弾薬の一発一発に価値のある、巨大なパズル感覚のゲーム性は健在。
また出現する敵のうち、いつものやつらは犬が若干強いくらいで、新しいものは独特ですが雰囲気になじんでいると思います。
おかげで新作のような気分でサバイバルホラーを堪能できました。
クリア後の特典もあるようなので、あと二〜三周は遊ぶつもりです。
最近のバイオハザードは、恐怖から遠ざかり痛快ガンアクションになり、イベントはボタンを押さないと続きがみれない単なる手続きになってしまって、
バイオハザードを遊んでいるんだかなんだかわかんなかくなってきます。
ぜひ新作は、これぞバイオなものをつくって欲しいですね。 -
★★★★★ 5.0
バイオ史上最高の作品
PS版バイオハザードのリメイク作品。それが単なるリメイクで終わっていないから面白い。ベースとなっているストーリーは同じであっても、細部が非常に良く練りこまれて、歴代バイオハザードをクリアした方でも十分楽しめます。
プレイヤーは2人の主人公から1人を選び、洋館や生い茂った森、研究施設などを探索しながら謎を解いていきます。命を脅かすゾンビや生物兵器と戦いながら進むのは、非常に刺激的でリアリティーにあふれています。本作で導入されたリムゾンヘッドなる敵は、何も知らないと本当に面食らうことでしょう。シリーズ経験者であっても例外ではありません。また、銃で打つことでは決して倒せない敵も登場します。この敵に隠されたエピソードがこの作品を一層盛り上げてくれます。
難易度は少々(かなり?)高めですが、是非プレイしてすべての謎を明らかにして欲しいと思います。 -
★★★★★ 5.0
ゲームの鏡だ!
今のところ自分のゲーム人生の中ではNo1の作品です。
およそバイオシリーズの中でも、ゲームと言うジャンルにおいてもこのリメイク版を超える作品は見当たらないと言っても大袈裟じゃない。
もし誰かに、一番面白いゲームは何?と尋ねられたら、自分は迷う事無くこの作品名を挙げる。
それぐらいゲームの醍醐味みたいなものが今作一つに集約されている気がする。
もう文句の付けようがない。
映像美し過ぎる。
具体的に褒め称えたい事はまだ数多くありますが、あまりそれらを小出しにするのも安っぽくなりそうなので敢えて書きません。
百聞は一見にしかずです。
まだ未プレイの人は余計な先入観など抱かないで、その目、耳でしかとその素晴らしさを体感してもらいたい。 -
★★★★★ 5.0
なんだかんだ言っても名作は名作
最初の頃はいつゾンビが出てくるかわからない恐怖におびえ、常に画面を凝視し急に現れたゾンビに肝を据わらせたりしていました。
そして中盤。ゾンビもそろそろ楽勝だと思っていた頃に現れる新たなる敵やボスに苦戦の嵐。絶対に倒せない謎の新敵やウェスカー率いるスターズが織りなすドラマが良い。
新システムのクリムゾンヘッド。倒したゾンビが一定時間たつと更に強くなって復活してしまいます。
このクリムゾンヘッド化するのがある時期に同時に発生するので大苦戦しました。
クリムゾンヘッド化させないようにする方法はあるのですが、この処理法が作業くさくてめんどくさい。クリムゾンヘッドをいちいち倒すのも弾と体力の無駄な浪費に繋がってしまうという悪循環を産んでしまう。ここがちょっとマイナスでした。
あとジル編とクリス編で関係してくるキャラクターが違ってくるのですが(例えばジル編だとバリーが大きく関係してくる)、ストーリーを進めていくと行方不明になってしまうキャラが居るのが残念でした。
全体的に難易度の高いゲームです。後に発売されたバイオハザード4、5なんかよりずっと怖かったです。
しかしそこがとても良かったです。 -
★★★★★ 5.0
ゲームキューブに腰を抜かしました。
PS1が現役時代の頃にPS版の初代バイオハザードをやりました。それ以降プレイすることも無いままでしたが、最近ゲームキューブをプレイできる環境になりましたので中古で安かったこともあり、どんな感じになってるのかとこのリメイク版を手に入れてやってみました。
実際やってみた感想は、ビックリ仰天です。腰を抜かしました。
とにかく映像がスゴイ。ここまで進化しているとは・・。ゲームキューブがこんなに表現力のあるハードであったことも初めて知りました。女性主人公であるジルを操作してるのですが、何なんだこのリアルで肉感的なお尻、いや、動きは・・。
PS1以降のゲームに疎く今どきゲームキューブをやって感動してるとはお前は浦島太郎かと言われそうですが。
据え置き機の進化の歴史にはほとんど関与してこなかった(PS2は少しやりましたが)のでゲームキューブのことも全然知らなかったわけですが、今回やってみたらこれがビックリするのなんの。探索する洋館のリアルさが半端では無いっ!最も感動したのが光の表現で、窓から月光が差し込む青白い館内に時たま雷光が光り、壁には操作キャラの黒い影が長く伸びている。部屋のスタンドライトや暖炉は室内を黄色い光でほんのり照らし、窓の外は漆黒の闇に包まれ、その陰影に満たされた世界が実に美しいのである。といってもそこにいたくなるような世界では全然無い (ゾンビがうろうろしてます) のだが。リメイク前のPSゲームのイメージのまま始めたものだから、目が真ん丸になってしまいました。ここまで進化するともはや別のゲームと言っても良いほどです。
洋館の外はゾンビ犬に囲まれて出れないのですが、洋館にはテラスや墓地、敷地内の離れに寄宿舎などがあり、洋館の謎を解く為には屋外にも時に出張ることになります。月光のみが頼りのその退廃的な闇の世界がまた素晴らしい。もちろん不気味ではあるのだが、一方でその世界観や空気感の耽美的ともいえる描写に感銘を受けるという、矛盾めいた不思議な気分になります。
今回20年ぶりかにこのゲームをリメイク版でやったのでうろ覚えではあるのですが、それでもいろいろ細部が異なってるようにおもわれます。仕留めたゾンビが消えず、もう一度やって来たときには再び起き上がって襲い掛かってくるなんて聞いてないし。このゲームは頻繁に同じ場所を行き来するというのが常なのでいちいち復活されると厄介ですし、限られた弾薬も消費してしまいます。ですのでそれを防ぐためには仕留めた後にすぐ灯油で燃やすことが必要になります。そうすると燃え上がり焦げてしまって次に来た時には消えてしまうのです。要はその分気を回さねばならないことも増えたわけですが、燃やすときに何となくしてやったりの感情が湧くのも事実です。これもまたゲーム性の進化と言えるのかもしれません。階段を登るときもPS1ではいちいち場面転換してました(それも効果的な演出ではありました)が、今作ではシームレスになってます。名作バイオハザードの記念すべき1作目は今作で見事に生まれ変わり、新たな進化を遂げたと言って良いでしょう。
実は大分前にバイオハザードを久しぶりにやり直してみたいとおもってPS1で出ていた改訂版である「ディレクターズカット」を購入してそのままだったのですが、このリメイク版をやった後に改めてそれに手を伸ばす気にはちょっとなれそうにありません。あくまで懐古趣味でやるなら別ですけども。これ以降のハードではさらにワイド画面化されHD処理までされているようですが、このリメイク作がその基本になっているのは当然のことと言えます。それだけ既に完成度が高い。
このゲームキューブのリメイク版は素晴らしい出来栄えであり、まさに最高の掘り出し物でした。
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最終更新日:2021年10月17日 PR