ゲーム概要
任天堂より2004年7月22日にゲームキューブ用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。飛び出す絵本のような不思議な世界を舞台に、紙のようにペラペラのマリオ達が冒険の旅に赴く。ピーチ姫やクッパを操ることも可能。宝の地図を手がかりに、紙ヒコーキや船に変身したり、狭い隙間を通り抜けたりできるアクションを駆使して7つのスターストーンを集め、伝説の宝につながる1000年の扉を開くのが目的となる。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★★ 5.0
アクション:RPG=5:5
いつもと異なるマリオの姿に戸惑いを覚えますが、これも演出の1つ。ペラペラと紙のような体を活かしたアクションを駆使して攻略します。
例えば、横向きの薄い状態になり鉄格子を通り抜けたり、丸まってロール状になり下側をくぐり抜けたりなど。
本作はRPGのタイトルを冠していますがジャンルはアクションRPGで、RPG部分に負けないぐらいアクションの要素が豊富です。
アクションの要素としてマリオのアクション以外に特筆すべきなのは、戦闘と仲間を利用したアクション。
戦闘はタイミング良くボタンを押す事が求められる場面が多く、反射神経を必要とします。シリーズ通して戦闘を面白くしている重要な要素です。
余談ですが、敵のHPやダメージは大半が1桁なので複雑な計算をほとんど必要としません。
また、マリオの仲間達の能力を利用することでも様々なアクションが可能で、ステージ攻略がより奥の深いものになっています。
もちろんRPGの要素も多く、戦闘はターン制で行われ、経験値を稼ぐことでマリオがレベルアップします。
レベルアップ時にはHP、FP(MPのようなもの)、BP(「バッジポイント」。様々な効果を持つバッジを身に付けられる)の3つから選んで強化可能。
ストーリーは章立てで進行し、途中でピーチやクッパを操作する事も可能です(仲間になるわけではない)。
見た目はデフォルメされた感じで中々異様なんですが、出来は手堅くアクション部分もRPG部分も高水準にまとまっていると思います。
ストーリーも、他のマリオにはあまりない感じの暗さを含んだ凝ったもので、やり込み要素も充実。
不満点は、移動速度がやや遅めなのが気になった程度で、全体的にとても完成度は高いと思います。 -
★★★★★ 5.0
なかなかおもしろい!この作品でしかかもし出せない楽しさです。
私の弟がこのゲームを買っていたので、早速プレイしてみました。
全くと言って良いほどマリオ関係のゲームを知らなかったから、つまらないだろうとなめてかかっていたのですが、見事に期待を裏切ってくれました。もうハマっちゃいましたよ。面白いったらありゃしない!
具体的にどんな所が面白いのかというとペーパーマリオRPGでしか味わえないことがたくさんあって、例えば仲間が増えていくのはもちろんのこと、スターストーンを使って魔法のような特殊技も使えるし、あとバッジを集めるのや、お料理のレシピを完成させるのも、味方が使う技の「ものしり」で敵のリストを完成させるもいいだろうし、ごろつきタウンで任務をクリアして報酬をもらうも良しと、いろいろ楽しめる要素が盛り込まれてあります。しかも、主人公のマリオがいろんなステージに行って呪われるのですが、これが冒険の鍵となる能力でいろんな所で使えるんです。物語を進めていったりする時にもこの能力は必要になるし、またアイテムを取ったりするのにも欠かせません。これらのことから、この作品はよく練って作られていると思うし、なおかつ細かい所まですごく丁寧に作られていると思います。なので買って損はしないし、ゲームキューブを持っている方はぜひプレイしてもらいたいなって思いました。 -
★★★★★ 5.0
シリーズ最高の紙ゲー
「ストーリー」と並ぶであろうシリーズ最高峰。
魅力的なキャラクターや細部まで作りこまれた小ネタ。
紙をモチーフにした斬新な演出など、どこを切りとっても魅力的な点を挙げられる作品。
開始の町の名前も「ゴロツキタウン」と任天堂の作品かといい意味で疑うセンスだ。
大人にしか分からないようなブラックジョークも散りばめられていてクリスチーナで色々な場所で「ものしり」を使うのも楽しい。
RPGとしても豊富なアクションコマンドを駆使していくのは単純だが爽快感がある。
わずかな不満点としては、ウスグラ森の行き来を繰り返すステージが「お使い」でやや面倒だった所。
とはいえそのくらいは許容範囲で、プレーした事のない人はぜひプレーしてみてほしい。
個人的にはGCの中で殿堂入りな最高傑作。 -
★★★★★ 5.0
ハイクオリティに脱帽!!
グラフィックをはじめ、システム等もかなり質が高いです。
ペーパーマリオと言うだけあって紙の質感を生かした世界観やキャラクター、謎解きも独特の雰囲気を持っています。
RPGとはいえ、仲間の特殊能力を使いながら進むダンジョンはアクションゲームのような要素も多くあきません。
バラエティにとんだ全8幕と、その幕間に挟まれるクッパやピーチ姫のサイドストーリーもこってます。
アクション要素と、偶発イベントの多い戦闘も飽きない要素でしょう。
また本編以外のやりこみ要素として、「星のかけら探し」「バッジ集め」「料理コレクション」「100階段ジョン」などなど、思わず極めたくなるような遊び心はいたるところに溢れています。
難易度は難しすぎず、また詰まってしまってもヒントがもらえたり、鬱陶しい雑魚との戦いもアイテムで省略できたりと、よく考えられているなという感じ。
『マリオ』だと侮ることなかれ、流石は『マリオ』といった感じです。 -
★★★★★ 5.0
オススメ
N64で発売されたマリオストーリーの続編にあたる作品
前作との違いは・・・
■フィールドが以前より狭くなった。
以前はフィールドが結構広かったため移動が大変でした。そのためスピンアタックを多用していた人が多かったと思われます。それもフィールド面積が狭くなったせいか今作でなくなったみたいです。
■ペラペラ感がました。
前作はキャラと建物ぐらいがペーパーで木や橋などポリゴンでしたが今作は前作よりも紙らしい物体が増えました。またペラペラだからこそできるアイデアなどもいろんなところに盛り込まれています。
■新鮮さがある
前作のマリストに比べるとオリジナリティや新作度が増したと思います。新しい発想、キャラなどが盛り込まれていたんで「マリストのリメイクをプレイしている」みたいな気分が起こることはありませんでした。GBAのマリオ&ルイージRPGも新鮮だったのであわせてオススメします。マリルイはマリオ兄弟のやりとりやギャグなどが笑えました。一風かわった作品ですがやってみる価値はあると思います。
話はペーパーマリオに戻ります。
ストーリーも前作と違いピーチ城がはるか空の彼方に飛んでいってしまいクッパからマリオがピーチを救出するという最初から話がよめる内容ではなくどんどん謎が解けていくような話なのでそういった点ではストーリーにも今回力が入ったかなと思います。
アクションRPGとしての難易度はそれほど高くはありませんがやりこみ要素などあるので「ロ?ルプレイングゲ?ムやったことない人も♪」楽しくプレイできると思います(笑
他にも変わった点、共通点はたくさんありますが実際プレイして知っていくのがいいかと思います。下調べして知り尽くしてからプレイするよりもワクワクしながらプレイするほうが絶対楽しいと思いますし。
値段も以前よりGC発売当初のGCソフトよりも1000円+消費税分安くなりました。任天堂さんの心遣いもうれしいものです。ぜひ皆さんにオススメします。
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最終更新日:2021年10月10日 PR