ゲーム概要

ナムコより2003年8月29日にゲームキューブ用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。大人気RPG『テイルズ オブ』シリーズの一作。グラフィックをフル3Dで表現し、新戦闘システム「ML-LMBS」を搭載している。死滅しようとする世界シルヴァラントに平和を取り戻すため、ドワーフの養父に育てられた主人公の少年ロイドと幼馴染の神子(みこ)コレット、親友のジーニアスらによる世界再生の旅が始まる。

プレイ画面

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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    今までで一番最高のRPG!!

    私はテイルズシリーズでこのシンフォニアが初めてです。
    前作のデスティニーをやっていた人には操作しずらいようですが、初めての私にとってはとても爽快感がありました☆
    まずは戦闘システム。RPGのほとんどはコマンド入力で、防御したら1ターン使ってしまうなど時間の無駄なものが多いですが、このシンフォニアはターンなどなく、斬る・防御などキャラクターの動きを自由に操れて、連続で攻撃できます。戦闘中はアクションゲームみたいな感じです。だから、RPGの戦闘が苦手な人でも楽しめると思います。もちろん、主人公だけでなく、それ以外の仲間もチェンジして操作することができます。そしてフルボイス♪戦闘が終わるごとに、戦闘の評価も+-ででてきます。
    戦闘がとっても楽しいので、レベルをためるのも面倒ではなくなると思います。それでも面倒な人は、オート指定ができるので自分の操作しているキャラをオートにすれば勝手に動いてくれます☆
    すごいのは戦闘システムだくではなく物語やキャラクターも最高です☆仲間との会話で好感度も変わりますし、好感度が違うと内容が若干変わります。スムーズに進めると早く終わってしまう方が多いようですが、色々なサブイベントもたくさんあるので、とっても充実してますヨ!
    2周目は、1周目のデータをいくつか選んで持ち込めます。あと、1周目では色んなキャラの意味深だったセリフが、2周目ではあぁ?とわかってきます(笑)
    とりあえず買って損は絶対しません!!私もこのためにGC買ってしまいました☆GCは画像も綺麗だし、ロード時間がないといっていいほど早いです♪迷ってる方は是非やってみてください!!

  • ★★★★★ 5.0

    ファンタジアに匹敵する秀作

    私はこのゲームをやりたいがためにGCを買いましたが、期待を裏切らないすばらしい出来でした。
    オープニング曲「Starry Heaven」とアニメーションがうまくマッチし、ゲームを始めた瞬間から惹きつけられました。
    このゲームの良かった点は…
    ●シリーズ初のML-LMBS(マルチライン リニアモーションバトルシステム)
    これによって、画面に奥行きができ、従来のような前衛キャラが画面端に敵を追い詰めて後衛キャラが呪文で援護して戦闘終了、といったことがちょっと難しくなりました(敵は奥行きを利用して術詠唱を邪魔しに来ます。)
    ●ユニゾンアタック
    ゲージがたまったらキャラの必殺技を連発できます。
    さらに複合特技(ピコ破斬etc)も発動することがあり、戦闘に爽快感が増しました。
    ●あらすじ機能
    これによって久しぶりにゲームをしてもすぐに流れに乗れますし、プレイ中に詰まってもどこに行けばよいか一目瞭然です。
    ●キャラクター
    今回はパーティーが8人となりましたが(8人目は選択肢によって2通り)みんな個性がさまざまで、お互いの短所をうまく補完し合っていると思います。
    今作はストーリーがかなり重めなのに、それを感じさせないほどキャラのやり取りが面白かったです。
    ストーリーに関しては、終盤クサイ台詞の嵐になってしまい少し残念でしたが、次々と明らかになる予想だにしない真実がついゲーム機に手を伸ばしてしまいます。
    主人公の「何が何でも、誰も犠牲にせず平和を手に入れるんだ」というひたむきな姿勢に好感が持てました。
    自信を持ってお勧めします。

  • ★★★★★ 5.0

    他では味わえない面白さ、最高傑作に値する高い完成度

    発売前から期待されていましたが、その完成度は予想以上に素晴らしいものでした。
    戦闘システム、ストーリー、やり込み要素・・全てにおいて妥協がありません。
    まずなにより、RPGにありがちだった戦闘を重ねる上での苦痛がありません。
    逆に3D戦闘システムが非常に良いバランスでマッチし、進行を楽しいものとさせてくれます。
    任天堂ユーザーなら、まさにスマブラさながらの白熱!(戦闘は1-4人でプレイできます)
    テイルズファンなら、お馴染みの戦闘がさらに洗練されてとても楽しく白熱!
    初心者なら、普通のRPGに無かったアクション要素満載の戦闘に夢中になること間違いなしです。
    また今回はテーマがとても重く、「誰かが犠牲になることで誰かが幸せになるということは果たして正しいのか!!?」という結論の出しにくいことに対して答えを見つけようとする主人公の話であり、開発プロデューサーの吉積氏が雑誌でコメントしている通り、比較的厳しい内容のストーリーかつ、とても多くの点で重さを感じることの出来るものです。
    最初から最後にかけて、物語は驚きの連続ともいえる展開を見せていきます。
    またゲーム中で発生するスキットによる会話は単純なものですが、逆に厳しいストーリーの雰囲気を和らげてくれるように
    とても良い具合にマッチしているように思えます。
    最後までプレイして感じましたが、この「テイルズ オブ シンフォニア」は某ゲームのキャッチコピー『エンディングまで泣くんじゃない』『ゲームでしか味わえない感動がある』という言葉が見事に当てはまると思います。ここ数年のうちで指折りの名作です。
    100万本タイトルに相当する力があるソフトといっても言い過ぎではないでしょう。
    この「テイルズ オブ シンフォニア」は単なるテイルズシリーズの1つではなく、一ゲームとして最高傑作に値すると思います。
    テイルズファンだけでなく、ぜひ初心者を含めた多くの方にプレイしてほしい1本です。
    『名作保証』を約束します。

  • ★★★★★ 5.0

    テイルズシリーズ中の名作の1つ。

    テイルズシリーズ中の名作の1つ。

    基本的にはストーリーを追うタイプの長編ファンタジーRPG。
    Disk2枚組みで筆者のプレイ時間は58時間。途中でサブクエストが多くあるため、プレイ時間は変動するが、平均的なRPGよりも長いといえる。

    メインストーリーと世界観はしっかり造りこまれている。造りこまれすぎた世界観が災いし、中盤から後半以降、やや専門用語や抽象的な概念が頻出。ややわかりずらく感じた。用語にとらわれなければ、仲間との旅は終始楽しく遊べるよう演出されている。重要なシーンにはアニメムービーが挿入され、盛り上がる。 misonoが歌うオープニングは後にmisonoのCDに収録されるなど、その評判は高く、筆者も好きである。

    仲間とのチャットができる。ここで登場人物が何を考えているのか、ストーリー中何が起こっているのかくわしく描かれる。まじめな話以外にもギャグも多発し、これは楽しく感じた。ほぼフルボイスで喋ってくれる。

    戦闘はアクション性が高い。技をコンボで繋げながら敵にダメージを与えていく。基本的にはレベルを上げさえすれば、ボタン連打程度でもクリアはできるようになっている。8人から好きなキャラを一人選んで操作するので、プレイヤーの好みによって戦闘スタイルが選べるのは◎。

    ダンジョンはパズル性が高いものが多く登場。中盤以降、パズル性の高いダンジョンが数多く登場し、ややうんざりした。自力では解けないものもいくつかあったので、筆者はネット攻略情報を参考に解いた。

    システムの完成度はかなり高い。ロードの短さ、セーブ&ロード時間はほとんど無く、キャラクターの動きもスムースで快適。クリア後ダンジョンや2週目プレイも用意され、やりこめば100時間は遊べるだろう。ミニゲームや料理など本編に関係ない要素も多く、ガッチリ造りこまれた印象がある。

    本作品が出たのは7年ほど前になるが、2010年の現在でも全く見劣りすることのない名作である。後にWiiで出たテイルズオブグレイセス、PS3で出たテイルズオブヴェスペリアに匹敵する完成度の高さ。テイルズシリーズファンならば確実にお勧めできる。

  • ★★★★★ 5.0

    僕の人生を変えてくれたゲーム。ありがとう。

    このゲームは僕の人生を変えてくれたゲームでした。小学生のとき、お年玉をもらったので何かゲームを買おうと1人でアピタへ行きソフト売り場を物色していました。するとこのゲームが目に入り、これだ!と思った私はこのゲームを手に入れました。家に帰るとすぐプレイをしました。すると画面には広大な世界と魅力的なキャラクター、ストレスを感じさせない戦闘システム、暗くて苦しくなるけど、主人公とともに成長してゆくストーリー。本当にすばらしくてプレイする毎日が楽しかったです。
    私はこのゲームは成長過程にいる小学生、中学生、思春期の少年少女にプレイしてもらいたいです。
    私がこのゲームを好きになったのは主人公たち年少組が自噴とともに成長していったからです。
    確かに他の方々が批判されるようにストーリー序盤は彼ら年少組の行為と選択により数々の過ちが起きます。ですが、彼らは成長します。周りの大人たち、先輩たちに支えられて、苦しい差別の現実と向き合いながら、長い長い旅を乗り越え、自分たちの決断ができるまで成長してゆきます。

    ロイド達の旅は過ちも多いもので、確かに既に成熟した精神を持つ高校生以上の人にはなかなか理解できないものがあるかもしれません。
    けど、成長途中の少年少女はきっとこのゲームをやる中で様々なことを考え、自分の考えを持つようになり、ゲームのクリアとともに成長した自分を実感できると思います。

    ゲーム的な面白さを語るとしたら、まずキャラクターが魅力的です。もう魅力全開です。いかにキャラクターが大事か実感します。また、opと戦闘システムともにbgmも耳に残る。
    謎解きに関しては少々難しめです。ですが歯ごたえがあり、自分はヴェスペリアなどの謎解きでは物足りませんでした。

    ゲームごときで成長だのなんだのアホらしいかもしれませんが…発売から10年近くたった今、今の自分がいるのは自分のおかげだ、と思うことができます。ゲームだからといって馬鹿にする時代は古いです。自分の決断を胸を張ってできるようになったのはロイドたちと旅をしたから。ありがとうと言いたいです。こんなにも素晴らしいゲームはなかなかありません。
    自分のようにこのゲームが人生に影響を与えたことを語っている人たちがいてちょっとうれしかったです。

    まあなにはともあれ本当に名作!
    今からプレイしても遅くねえ!
    ただし、ラタトスク、お前は許さん!笑

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最終更新日:2023年2月27日 PR