ゲーム概要
任天堂より2002年10月25日にゲームキューブ用ソフトとして発売されたアクションアドベンチャーゲーム。世界各地の様々な時代に数ある謎を解き明かし、闇の存在「エンシャント」の復活を阻止するのが目的となる。12人の主人公は邪悪な波動を受けることで「サニティ(正気)」が減っていき、限界を超えると世界が傾く、幻聴が聞こえるなどの影響が現れるシステムを採用。正気を失っていく極上の恐怖を体感できる。
プレイ画面
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レビュー
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★★★★★ 5.0
結構すごい、このゲーム
カナダのゲームメーカーが製作したこのタイトル、一見すると多くのホラーゲームと変わりないように見えるが先行発売された米国では、練りこまれたゲームプレイに重厚なシナリオ、演出や音楽によってバイオハザード(GC)をもしのぐ評価を得た。
当初NINTENDO64でのリリースを予定していたタイトルのためグラフィックは現行機最高レベルとは言えないものの、それを補って余りある魅力を持つタイトルだと思われるので、ホラーゲームやアクションゲーム好きはもちろん、物語性の強いゲームが好きな人もプレイしてみてはいかがだろう。 -
★★★★★ 5.0
玄人好み?
このゲーム、はっきり言って面白かったです。
ムービーがあまり綺麗じゃないだとか、問題も多々あるけど。
まず敵のパーツ(頭、腕、身体)に照準をつけて攻撃ができるそれに対してのリアクションがあるってのが他の探索系ゲームとは一線を画していてかなり新鮮な感覚だった。
文字通り「サクサク」斬れます。
幻覚システムも主従で言えば従だけど、時に笑え時に本気でビビれる。
ゲームであるということを逆手にとっている幻覚もちらほら。
適度に難しいし、良いんじゃないかな?
歴史に埋もれるようなゲームにはなって欲しくないですね。 -
★★★★★ 5.0
言うなれば、幻覚を楽しむゲーム
タイトルどおりの感じです。
ストーリーはクトゥルフ神話をモチーフにしているようで、知っている人は楽しめる話ですね。
ゲームにしては敵を倒すと言う事よりも謎解きを重視している感じで、頭を使って考える場面が多く、特に後半の謎解きやボス敵との戦いは理不尽と言うほど頭を使いますが、出来た時の達成感がかなりあります。
このゲームの最大の特徴は、サニティゲージが減少すると幻覚が見え始めると言うこと。壁から血が出たり、蟲が湧いたり、幻聴が聞こえたり、体が順番に切り落とされたり。怖いです。滅茶苦茶怖いです。
「本当の戦いはこれからだ」等と笑えるものも多いですが、怖い物は冗談抜きに怖いです。プレイヤーが幻覚を体験する・・・・・・・外国の発想はすごいです。
言える事は、クトゥルフ神話や怖い物好きの人には間違いなく楽しめる内容ということです。怖いのが苦手な人はサニティゲージをある程度保っていれば幻覚を見なくて済むので安心してプレイしてください。
でも、ムービー中で少しグロいシーンが出たりするので、その事には本当に注意してください。 -
★★★★★ 5.0
ホラーといえばホラーだが怖いというより不気味さ
古代から連綿と続く闇と光の争いに望まずとも関わる人たちを追体験し現代の主人公がそれを引き継ぐストーリー
見た目バイオハザートのように見えるけどスプラッターホラー系ではなく敵の正体が不明で時代的に古代の舞台もあり雰囲気が不気味
精神力のパラメーターが低下するとゲーム内で幻覚や幻聴が発生して視覚がずれたりBGMが恐ろしいものに変わったり
特にその幻覚がプレイヤーにも影響がでる演出がびっくりした!
TVの入力が切り替わって画面が消えたり、音量が突然小さくなったり、リモコンをお尻で踏んだかな?って思ったほど
一番びっくりしたのがゼーブデータが削除される幻覚
人によっては没入感が削がれるみたいですが、ゲーム内の人物にたいする幻覚のほかプレイヤーに対しても仕掛けるのが面白いと思いました
謎解きは一部ヒントがないと難しいと思う部分もありましたが、基本的に解けない謎はないと思います
今時は簡単に攻略サイトを見ることもできるので気軽に挑戦してほしいですね
真のエンディングを見るには3周しないといけないのが面倒ですが、基本同じ謎解きなので周回プレイは数時間ほどでできるかな? -
★★★★★ 5.0
ラヴクラフト好きなら、是非・・・
この作品は、怪奇小説作家H・P・ラヴクラフト作品を柱とするいわゆる「闇黒神話(クトゥルフ神話)」に慣れ親しんだ人であれば、かなりオススメです。この作品自体は「闇黒神話」そのものを題材にしている訳ではありませんが、「エターナルダークネスの書」と「ネクロノミコン」、「エンシャント」と「旧支配者もしくは外なる神」、「サニティシステム」と「正気度ポイント」等、世界観やゲームの設定で類似する部分が数多く見られます。よって、まずはこれらに通じているか否かで評価に差が出ると思われます。
ゲームシステムの多くはバイオハザードに代表される「3Dアクション+謎解き」となりますが、モンスターをガンガン撃ち倒して進んだり、早解きするタイプのゲームではありません。そもそも、「ホラー」の部分のベクトル(=楽しみ方)が全く別方向となっています。例えるならば、バイオには様々なモンスターが出てくるものの結局のところ「人災」に対し、訓練された主人公達が主に銃器を用いたサバイバルを行う訳ですが、こちらは「古えからの人智を越えた大いなる存在」に対し、ちっぽけな人間という存在が半ば狂気に陥りながらも、「力」では歯がたたないが「知恵」をもって立ち向かう(災厄を回避する)といった感じになります。もっともこの辺りは、やはり先の「闇黒神話」を知らない人にはうまく伝わらないかも知れません。
謎解きに関してはヒントも少なく、中盤以降時折難解と思われるポイントもいくつかありますが、システムを熟知し(特に「魔法と属性」)勘を働かせば必ずクリア出来ます。しかし余りシステマチックにプレイするのも味気ないので、各章が始まって暫くはサニティメーターを回復させずにプレイする等、世界観にドップリはまってプレイするのがオススメです。
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最終更新日:2021年10月24日 PR