ゲーム概要
ビクターより1992年11月27日にスーパーファミコン用ソフトとして発売された横スクロールアクションアドベンチャーゲーム。全編2Dポリゴンで描写された独特のグラフィックが特徴。異世界に飛ばされ謎の施設に捕らわれた主人公レスターとなり、友好的な異世界の住人の助けを借りながら脱出を目指す。一筋縄では行かない多彩な謎解きがプレイヤーを待ち受けている。
プレイ画面
※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるビクター様が権利を所有しています。
© 1992 ビクター All Rights Reserved.
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レビュー
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★★★ ★★ 3.0
あまりにも、理不尽、しかし、光る物がある
このゲームは十年以上前にたまたま「なにこれ?」くらいの気持ちで購入しました。
すると、箱の中に誰かが作ったと思われるオリジナルの攻略法(ゲーム全体の七割くらいまで)と終盤くらいまでのコンティニューパスワードが書かれた紙が入っていました・・・(お疲れ様です笑)
その紙に書かれていた攻略法が無ければ絶対ステージ2くらいで挫折しそうなほど難しい・・・というより理不尽なのです。ヒントゼロ(笑)
内容は異世界にワープした科学者のアドベンチャーモノです。当時としては珍しくドットではなくポリゴンで構成されていてボイスやムービーもたまに入ってます。
今購入されるなら、相当覚悟して買うべきです。ダークソウルとか、そういう次元の難しさでないので。
ただ、恐ろしく難しいパズル・・・を解くつもりなら、良いと言えるのかもしれませんね。 -
★★★★★ 5.0
マゾゲー
当時の映像技術の最高峰(だと思う)のゲームソフト。
そして難易度が殺人的に高いゲーム。
しかし、それが素晴らしくおもしろい要因でもある。
このゲームを楽しむために、まず気をつけねばならないことが一つ。
それは、ミスを失敗だと思わないこと。
ミスは次につながる糧だと思わなければ、正直やってられないし、おそらくそう思わなければ楽しむことも無理だろう。
というのも、このゲームの内容を例えるならば奇跡的なアクションムービーを演じるために、なんどもNGを繰り返しながらも、より完璧な演技が求められるといった内容だからである。
しかも演技の指示をしてくれる監督もいないため、プレイヤーは、どのような演技をすれば良いのかも分からない。
プレイヤーは試行錯誤しながら、その演技の正解を、手探りで探す。
何十、ひどいときは何百ものNGを繰り返しながら。
ゆえにゲーム自体はアクションだが、謎解きのようなスタンスのゲームでもある。
ゲームオーバーの概念はなく、あるとすればプレイヤー自身が諦めたとき。
最後まで挑戦できるかどうか、忍耐力とセンスも問われる。
とにかくプレイヤーを選ぶゲームだが、ツボにハマリだすと、これがすごくおもしろい。 -
★★★★★ 5.0
なぜこれほどまでに魅了されたのか
当時の子供たちはポリゴンという言葉もほとんど知らなかった様な時代、(ポリゴンはPCのシミュレータゲーム等に使われるくらいで家庭用ハードでは非常に少なかった)大胆にもアクションゲームにポリゴンを使った最初期のゲームだと思います。
通常、いきなりA地点に行っても行き止まりなので探索して、B地点やC地点の仕掛けを動かすとAが通れる様になり、道中には敵が待ち構える。
仕掛けも単純に鍵を見つけるとかではなく、敵の前でバリアを張って暫く待つ、など敵の行動すら利用して活路を見出さなければいけないパズル要素が満載。
攻略法を見ればそれほど難しいゲームではないけど、ヒント無しでクリアするのは至難の業。
当時はネットも無く、攻略本が無ければ自力でクリアするしかない地獄。
何百回と死にながらも一カ月以上かけてなんとかクリアしました。
そして一時期メアドにするくらい思い出深いソフトになりました。
しかしこのゲームが面白かったのかと聞かれると、今同じようなゲームが出てもやりたくありませんw
それくらいヒントもない理不尽なゲームで、もはや苦行です。
じゃあ何がそんなに魅力的だったかと考えると、それまでのゲームには無かったアート性、世界観をゲームに融合させたからだと気付きました。
異世界に飛ばされてからは文字は一切なくなり、グラフィックだけで世界観を描いていく事になります。
その拙いポリゴンで描かれる奇妙で作り込まれた世界はまるでSF小説の登場人物になった様な気分。
単に思い付きで付け足された背景ではなく、一見原始的に見えてきちんと文化や歴史を持っていそうな緻密に作られた世界は強烈なイマジネーションを与えます。
どんなに苦しくても次のステージの景色が観たい、次のステージには何かあるのではないかとレスター博士が希望にすがるかの様に前に進みたくなるのです。
後にインディー系のクリエイターがインスパイアを受けたゲームにこのタイトルを挙げたり、ダークソウルなどで見られるあまり文字に頼らずに背景で世界を表現するという手法を提示し、ゲームに世界観は重要なんだと示した、ゲームの新しい概念を作った非常に重要なゲームの一つだと思います。 -
★★★★ ★ 4.0
「有野」も大苦戦のマゾゲー!
「ゲームセンターCX」の地上波放送版で百戦錬磨の「よゐこ」の「有野」が大苦戦‥! たしか今は亡き3DOでも発売されたと記憶するが、とにかく洋ゲーのプレイヤーへの説明無しの突き放し加減はもう気持ちいいぐらいである(笑) 主人公レスターはなんの脈絡もなく異世界(アウターワールド)に飛ばされてしまう。ここが何処か?‥なんで異世界に飛ばされたのか?‥など説明は一切ナシ! 異世界に突然飛ばされれば、恐らくレスターのように何をするにも「おっかなびっくり!」だろう。リアルって言えばリアル。言葉は通じない、ヘンテコな相棒は他の連中と同じグラフィックで見分けがつかず、相棒って思って近づいたら即発砲され昇天!とにかくよく死ぬ。ヒルで噛みつかれ死に、モンスターに襲われ死に、銃撃戦で死に、水で溺れ死に…とにかく連続コンティニューは必死の「トライアル&エラー」連チャンのマゾゲーム! 攻略本を片手にお気軽にプレイする温室育ちの日本のゲーマーに是非とも一度はプレイしてもらいたいヘンテコゲーム!唐突に始まって容赦なくジ・エンドのエンディングは複雑な心境に陥る!…なんだありゃ!(笑)
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★★★★★ 5.0
選ばれし者だけが楽しめる
先がどうなるか知りたくなるACTゲームだ。なまじテキストがないだけに想像力をかきたてられる。とは言えゲキムズ仕様なので選ばれし者にしか堪能できない。
僕がもっとも好きなシーンはコレ。主人公が敵に襟首を捕まれて宙吊りになり、その窮地から脱する所だ。一瞬の隙を突いて相手に金的蹴りを見舞い、転がりざま、床に落ちている銃を拾って撃ち倒す。この一連の流れが簡単操作で再現でき、決まった時には自分に酔えること請け合い。肝心の謎解きも難解を極めるが自力で解いた時の解放感は今時のヌルゲーでは味わえまい。SFC屈指の名作。
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最終更新日:2021年11月14日 PR