ゲーム概要

テイチクより1992年9月11日にスーパーファミコン用ソフトとして発売された縦スクロールシューティングゲーム。アーケードからの移植作品。火星に移住した人類が、謎の敵から第2の故郷である火星を守る計画、「アクロバットミッション」を完遂するのを目的としている。全5面の1周エンドで、背景や敵に接触しても一切ミスにはならず弾かれるのみで、敵弾に被弾して初めてミスとなる。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるテイチク様が権利を所有しています。
© 1992 テイチク All Rights Reserved.

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レビュー

  • ★★ ★★★ 2.0

    イマイチな移植

    1992年にテイチクが発売した縦スクロールシューティングゲーム。
    一年前にUPLが発売した業務用の移植。

    十字キーで自機を動かし、ショットと強力なボム、ショットボタンを長押しすると放てる溜め撃ちで攻撃しながら敵の本拠地を目指して戦う、というシューティング。

    ボムは装備時に自機の両脇に配置され、敵の弾を受けるバリアの役割も果たしてくれる、弾を受けると当然、ボムはなくなる。
    また、このゲームのボムはボタンを押した瞬間にすぐ発動する為、緊急回避に使える。

    ショットは波うちながら放射状に飛ぶウェーブと、竜巻のように回りながら飛んで行くハリケーンの2種類があり、装備中の武器と同じアイテムを取るとパワーアップする。
    また、武器によって溜め撃ちも変化する。

    移植度については見出しの通り悪いと言わざるを得ない。
    グラフィックはよく再現できてると思うけど、サイズもそのまま再現している為かとにかく窮屈な感じになっているのが気になる。

    普通は画面に合わせて小さくするなり位置を遠くするなりして、バランスを取るものだと思うのだが…。
    原作でも狭かったステージ3のボスは移動できる場所が極端に少なく、攻撃を避けるのが困難になっている。

    BGMはそこそこ良い出来なのが救い、ラストステージのボス曲は大胆なアレンジがされており、雰囲気重視の原作と比べて印象がだいぶ変わっている。
    このアレンジは高揚感があって結構いいと思う。

    効果音は全体的にもこもこしててパッとしない、もう少し頑張れたのでは?

    アクロバットミッションは、正直もともとのアーケード版からして遊びづらいゲームだったが、このスーファミ版はさらに悪化している。

    それから、オプションを終えたらタイトルに戻らず何故か強制スタートなのも地味に不便。
    設定を間違えるとリセットするかゲームオーバーにならなくてはいけない。

    シューティングとしても移植としても良作とは言えないだろう。
    全く同じものなんて望んではいないが、もう少し上手く移植して欲しかった。
    おすすめは出来ないが、アレンジされたBGMに興味がある方はどうぞって感じだ。

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最終更新日:2021年7月22日 PR