ゲーム概要

パック・イン・ビデオより1995年3月24日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたシミュレーションゲーム。大航海時代ヨーロッパ中心の視点から、世界に関する情報を集めて世界地図の完成を目指す。独特なのは、プレイヤーが直接世界の発見に関与する事ができず、それを請け負う冒険家に全てが一任されている点となる。プレイヤーに提示されるのは冒険家の持ち帰った情報の結果として作られる世界地図だけとなる。

プレイ画面

※このページで利用しているゲームプレイ画像及びゲームイメージ画像の著作権は、メーカーであるパック・イン・ビデオ様が権利を所有しています。
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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    思い出の作品です

    私は現在、大学院で西洋史を専攻していますが、私が西洋史を好きになるきっかけを与えてくれたのが、本作品と光栄の大航海時代2であったと言っても過言ではないくらいです。
    本作品はボタンの操作が若干複雑であり、かつ気を抜いているとすぐに資金が無くなり、ゲームオーバーになってしまうので、慣れるまでは大変だと思います。
    しかし、自分だけのオリジナルの世界地図が作れますし、航海の先々で財宝や伝説などを発見すると、それらが図鑑に記録されていくのもたまらなく面白くて、冒険の醍醐味が味わえます。あと音楽も最高です。

  • ★★★★★ 5.0

    イヴラークの骨は何処に……?

    A列車で行こう3と共にアートディンクの技術力と創造力を見せつけた名作シリーズの記念すべき第一作です。このゲームによりアートディンクは当時のパソコンゲーマー達の絶大な支持を獲得しました。
    このスーパーファミコン版は動作が遅いとかいうこともなく移植度は良好です。
    探検船を派遣してその提督の報告内容で世界地図が書き換えられていきます。
    全くランダムに世界地図が作られる訳ではなく地形はある程度形が決まっています。
    やり方によっては内陸部が多くなり、不明なままで終わる部分が出来たり、都市が少なく貿易に不利な状況が生まれますがまぁ数十年経てば大抵世界地図は完成するでしょう。
    探索も中盤を過ぎると作業ゲームになり中だるみしてくるのは仕方ありませんがもっと宝物やイベントがあったらいいと思いました。それとセーブデータは一つだけです。
    序盤は慣れるまでかなり苦労するとは思いますが貿易と探索が軌道に乗り始めるとなかなか止められない魅力に溢れています。
    しかし探索の目的の一つであるイヴラークの骨は何回プレイしても見つかりませんでした。一応ヒントらしきメッセージはあるのですがかなり不親切だと思いました。
    ともあれ他のSLGとはひと味もふた味も違うこの第一作は一度はプレイする価値のある物だと思います。

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最終更新日:2021年9月15日 PR