トップマネジメント2

レビュー

• カズタマ

  ★★★★ ★ 4.0

  投稿日：2024年5月20日

  トップマネジメント2

  『トップマネジメント2』は、1994年2月11日にコーエーよりスーパーファミコン用ソフトとして発売された経営シミュレーションゲームです。このゲームは、ファミコンで発売された『トップマネジメント』の続編として、多くの新しい要素が加えられています。
  
  プレイヤーはパソコン会社の社長として、会社の業績アップを目指します。ゲーム内には6本のシナリオが用意されており、それぞれ異なる経営課題や目標が設定されています。これにより、プレイヤーは多様な経営環境に対応しながら、会社を成長させるための戦略を練ることが求められます。
  
  ゲームの進行中には、ストライキなど経営を左右するさまざまなイベントが発生します。これらのイベントにどう対処するかが、プレイヤーの腕の見せ所となります。適切な対応をすることで、会社の安定した運営を維持しつつ、売上げを伸ばしていくことが重要です。
  
  拠点を広げ、売上げを伸ばし、事業計画を達成することがこのゲームの主な目的です。拠点の拡大や新製品の開発、市場の開拓など、経営者としての多岐にわたる判断が求められます。経営戦略を駆使して、競合他社に打ち勝ち、会社を成功へと導いてください。
  
  このゲームの魅力は、リアルな経営シミュレーションを体験できる点にあります。多彩なシナリオやイベントが用意されているため、常に新しい挑戦が待ち受けており、飽きることなくプレイを続けることができます。また、経営戦略の練り方次第で結果が大きく変わるため、プレイヤーの判断力と戦略性が試される点も非常に面白いです。
  
  このゲームは、経営シミュレーションゲームが好きな方や、戦略的な思考を楽しみたい方にとって非常に魅力的な一作です。パソコン会社の社長として、会社を成長させる楽しさを存分に味わってください。

• ★★★★ ★ 4.0

  パソコン版のトップマネジメント2と内容は同じですね。

  実務経営者や経営学や経営論、中小企業診断士といったものの勉学に良いソフトかと。
  
  経営学をゲームを通じて体験するというと海外ですとcapitalisim 2 など優良なソフトが結構あるのですが国内ですと小売り業をシムレートしたり航空業界をシムレートしたエアーマネジメントなどといったゲーム群がありますが海外ほどバラエティや柔軟なものはありません。
  
  私的にはCapitalism 2というソフトが多業種や株も含めた総合的な経営しムレータとしてすぐれているのですが国内製品も頑張ってはいます。
  Capitalism 2の日本語版はいろいろ不都合もあるし英語版ですとさらに内容を高度化した続編があるのですが日本語化されておりません。
  
  経営感覚育成のシムレートですと光栄の歴史シリーズなども総合力の育成としてはよいのですが経営そのものを扱ったゲームはあまりありません。
  
  このトップマネジメントIIは当方はパソコン版も持っているのですがパソコン版では自分の経営手法の反省をしたりと結構何度もプレイしました。
  
  さすがにソフトが古くパソコン版ですとヘルプファイルに工夫をしたりするなどしなければならなくなりCDも必須で耐久性に不安を感じ始め
  気軽にコンシューマ機でもプレイできないかなと調べてみたらちゃんとスーパファミコン版でもでていたのですね。ファミコン版もありますがさすがに画像やユーザインターフェースが貧弱ですがこれですとほぼパソコン版と同等なので中古を購入してみました。
  
  プレイしてみるとパソコン版と同じく製造業の経営シムレーションゲームとしては良くできておりこれをさらに緻密にしたゲームの続編が出ればそれなりの需要があるのに残念だなと思います。
  
  経理の資金繰りや受注合戦といった部分はさすがに容易すぎたり人材の流動性や活用といった部分などは弱いのですが経営学を学んでいる学生や経営力を自己啓発したい社員の皆様など経営全体を楽しみながら学んだりする用途には今中古で安価でもありとてもおすすめできる経営シムレーションゲームとの私見です。
  
  このゲームで表示される財務関連資料や製造関連資料の内容を理解できないと正直管理職としては知識的な部分に改善の余地があるでしょうね。

※本ページに記載されているコンテンツの内容は当サイト利用規約を元に表記されています。

ゲーム関連動画

※画像をクリックするとYouTubeサイトへジャンプします。