ゲーム概要

任天堂より1994年8月26日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたロールプレイングゲーム。MOTHERシリーズ第2作目。前作に続き、コピーライターの糸井重里がゲームデザインとシナリオを手掛けている。キャッチコピーは「大人も子供も、おねーさんも。」。3人の少年と1人の少女が宇宙人「ギーグ」の地球征服の野望を阻止するために広大な世界を冒険する姿が描かれる。物語のシナリオは前作と関係無い。

プレイ画面

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レビュー

  • ★★★★★ 5.0

    私に初めてRPGをやる気にさせた名作です

    このゲームと出会うまでRPGを軽蔑してた私ですが、MOTHER2は私を変えてくれました。
    もし出会ってなかったら今頃何をしてるのか……。
    「名作は色あせず」と言いますが、まさに色あせてません。
    今プレイしても間違いなく面白いです!

    今作は現代風の街並みを世界観とし、1人の少年がいろんな仲間、いろんな人物と出会いながら、
    ひそかに世界を征服しようとしているギーグを最終的に倒すというストーリーになっています。
    ストーリー自体はかなり良く、しかも色んなキャラがどれも個性的で楽しいです!
    特にどせいさんは、後にMOTHERの顔となっていくほどの人気です。
    また、戦闘がかなりこなれています!
    敵キャラがまた個性的で、おもしろいネーミングや形のものがたくさんいます。
    また、パラメーターは「ドラムスロット式」で、例えば100のHPで150のダメージを食らってもすぐに減らず、スロットのようにじょじょに減っていきます。
    その間に回復すれば死なずに済むわけです。
    これが戦闘にさらなる白熱をもたらしてくれます!
    もう百聞は一見にしかず!是非プレイしてみてください!
    きっとあなたの心に残るRPGになるはずです!
    …ただし、リアルしか求めない人にはオススメしません。

  • ★★★★★ 5.0

    人間の温もりを感じました。

    初めてこのゲームを目撃したのは兄が部屋でこのゲームをプレイしていた時でした。
    兄の後ろでこっそりと覗き見していた私は、訳が分からなくともキャラクターの作りや音楽から優しさのようなものを感じました。
    そして数年が経ち、スマブラの隠しキャラとしてネスが登場した時に思わず「っぁ」っと思い兄の部屋からこのゲームを発掘しプレイしてみました。

    ゲームをすすめていくうちに背景音楽には驚かされました。多分私がこのゲームを見た時に感じた時の温もりの訳がわかったような気がします。またいろんなこのゲームの要素が温かさをかもし出し、タイトルのマザーとある通り、母親の優しさみたいのをかんじました。

    ゲームと言えば派手さやリアルさなどを前面に出しますが、この作品はまったく違いますと思います。私もいったいなにがこのゲームの売りなのかわかりませんけどなにかがあって、それに惹かれます。それはとてつもなくスケールの大きいものような気がします。

    今思うとパッケージに何も絵なんて載せてないんですもんね。普通パッケージには一目でわかるようにかっこいい絵とかを載せるものだと思うんですけど・・・この作品は謎だらけですよね。

    でもすごく楽しいんです。お勧めです。

  • ★★★★★ 5.0

    やさしさの解釈

    この作品は私にとって初めて夜更かしを経験させた作品である。
    ストーリーや登場人物の魅力、喜怒哀楽なセリフ、どれをとっても最高。
    訪れる町までもがどこか懐かしく感じられる、こんなRPGは今まで存在したのだろうか・・・・。
    特記すべき点は正直、すべての面だが、個人的にはサウンドである。
    宇宙人との戦闘。サイケデリックなサウンドが流れ出し、圧倒させる。
    コミカルな敵ではコミカルなサウンドが。
    ウィンターズで流れるサウンドなど、景色が色あせることなく見える。
    サマーズでの陽気な音楽・・・。まさに夏の砂浜である。
    キャラクターの魅力もすばらしい。
    私のお気に入りキャラは、ボロ屋の近くでトランペットを吹いている男(笑
    ゲップー、スターマン、マル・デ・タコ・・・。
    敵キャラまでもが素晴らしい!
    アイテム収集の楽しみまである。
    プーしか装備できない王者のつるぎはかなり苦労して手に入れた覚えがある。
    コミカルな恐怖、優しさ。この作品でなければ再現できない感情がある、このゲームに出会えて本当によかったです。

  • ★★★★★ 5.0

    ★5でも足りない

    RPGとしての完成度は、おそらくFC時代から始まり、PS3、3DSといった高性能ゲーム機から発売される数々RPG全てと比較しても、最高と言わざるを得ない程、印象に痛烈に残る珠玉の名作。
    世界観にハマり、ストーリーにハマり、敵キャラに笑い、温かな気持ちでラストを迎えられる。
    シナリオやゲームバランスもいたって万人向け。
    やったことが無い人がいるならば、例え今の時代でも充分プレイする価値がある。
    大神のような世界観が好きな人には特にオススメ。
    DQやFFがそれぞれ路線を変えて賛否を受けている最中、埋もれたRPGは数知れず。
    本作品は、ネームバリューは同2作品には劣るものの、完成度から見たら遥かに上回ると断言する。

  • ★★★★★ 5.0

    僕は生まれて初めてゲームで感動を味わった。そしてゲームと言うものの見方が180度変わった。

    このMOTHER2は、任天堂発のRPGゲームです。
    舞台はイーグルランドの小さな町オネット。
    主人公の少年「ネス」はどこにでもいる普通の少年。
    彼は生まれたときからPSI(サイキック)の力を持ち、ある日の夜、ある事件をきっかけに彼と、その友達達の壮大な冒険が始まる。
    僕はこのゲームが大好きです。
    なぜならこのゲームに登場するキャラクター達や、イベントは妙に現実に近い感じがして、とても隣接感があり、ゲーム中に出てくる言葉の一言一言に奥深い物を感じるからです。
    中でも僕がこのゲームを通して一番好きだと感じたのはゲーム中に登場する心暖まる優しい一言一言でした。

    このゲーム中には普通のRPGのように次の目的地への行き方や、イベント攻略に必要な情報を与えてくれる人々が出てきますが、それ以上にゲームに関係のないことを教えてくれる人が登場します。
    例えばゲーム中に出てくる「どせいさん」なんてキャラは、言ってる事も、読みにくい「どせいさん語」で書かれていて「一体何言ってんだ?コイツ?」と最初は思いましたが、彼らの言葉の一言一言をじっくり読むと、実は彼らがとても心優しい民族だと言う事が分かりました。
    このゲームをやっている時にはあまり思わなかったのですが、プレイ直後に違うゲームをやってみると、このゲームが何か違う匂いを放っている事に気が付きました。
    それはおそらく他のRPGやむやみに血の滴る残酷なゲームには無い!
    「優しさ」
    がこのゲームにはあったからだと思います。
    このゲームは一見ただのちょっと変わったRPGにしか見えませんが、今の人間に必要なものを教えてくれていると思います。
    だからこのゲームが終わった時、僕はグッとこみ上げてくる涙を抑えきれませんでした。
    それはストーリーの後半で起こる大きなイベントと、いままで「ネス」「ポーラ」「ジェフ」「プー」を支えてくれた人々に別れを告げなければならなくなったからでしょう。
    エンディングで泣かされたゲームはこの「MOTHER2」が初めてでした。
    このゲームを遊べたお陰で、僕はゲームが何もかも無益なものでは無いと感じる事が出来ました。
    このゲームを遊んだ事の無い人に、ゲームはこういうものだ、ああいうものだ、なんて言う資格は無いと思います。
    人間である以上、このゲームは絶対に遊ぶべきです。

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最終更新日:2021年6月28日 PR